004 受験勉強を始めて早1年
前回の「003 長女を苦しめた私の一言」までは、長女のことばかりを書きました。
春休みが明けて寮に帰ってから、習字の道具の集金の話をささっとした以外は、電話がかかってきません。
便りがないのは良い便り。
充実した毎日を過ごしているんだと思います。
さて、そろそろ妹たちについて。
我が家には、中3の長女の他に、中学生に見える小6と幼稚園児に見える小2がいます。
今日は小6の次女のお話。
小5のGW、つまりおよそ1年前に、急に受験したい、と言い出した次女。
それまで塾も何も、通信講座も含めて行っていませんでしたが、「人と違うことがしてみたい」と言い始めたのです。
主人と3人で話し合い、目標とする学校を決めました。
そして、ダメだったら、潔く地元の中学校へ進学。
私も夫も、塾の講師や家庭教師の経験があるので、ある程度の問題は教えてあげられると思っていたのですが、目標とする中学校(以後、目標中)の過去問を見ると、超複雑。特殊すぎて、対策が必要だという結論に至り、GW明けから、急に塾に通うことになりました。
どこでも良い、と言うわけではなく、対策クラスがある塾を中心に、習い事を辞めるつもりはなかったので、うまく組み込める塾を一生懸命探し、話を聞き、これ!というところに体験に行かせ、本人も納得の上入塾。
本当にあっという間でした。
GW前には想像していない生活です。
学校の試験しか受けたことがなかった次女が最初に受けた塾内テストは、偏差値40。40台じゃないです。まさに40。
某番組で、半年にわたって偏差値40からの受験を追った話をやっていましたが、人ごとではありませんでした。
そして、入塾からおよそ1年がたった今日。
ようやく、志望校に引っかかりそうなレベルにまで上がってきました。
先日の塾内のテストが返却され、国語は申し分ない点数。驚いた教科担任から連絡が来たほど。電話がかかってくるなんてこと初めてだったので、びっくりでしたが、逆に、算数が足を引っ張りすぎていて、どうしたものか。
でもまぁ、強みがあると言うことは、苦手なことにそれだけ時間をかけられると言うことなので、残り半年、頑張ってもらいたいところ。
それにしても、国語が強い、特に作文が大抵満点なのは、読書量によると思います。
とにかく本の虫。
本だけは、欲しいものを出来るだけ買ってあげるようにしています。
ですが、読書のスピードも速いので、1冊をすぐに読み切ってしまうのです。さすがに、1日1冊なんて買ってあげられないので、同じ本を何度も何度も繰り返し読むので、戦国時代にはまっている娘は、誰が誰の妹と結婚したなどなど、家系図がかけるほど記憶し、歴史が得意ではない私は、一生懸命説明してくれる彼女の話が、どこの国の言葉か分からなくなるほど。
彼女の読書好きはどうしてなのか?
そんな話を次回していきたいと思います。
「一芸に秀でる子」をモットーに、部活のために中2から私立に転校して寮生活を送っている中3、受験勉強を自ら希望し、読書力だけで乗り切ろうとする小6、彼氏アリのおしゃまな小2の三姉妹を育てる母です。普段は、書籍などのデザイン・編集・雑用をこなす、獅子座のAB型です。