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【書評】『読書の技法』第1~4章 佐藤 優 東洋経済新報社

なぜこの本を手に取ったか

2~3年前にこの本を読んで感銘を受けたのだが、内容をあまり実践せずうっちゃってしまっていた。今回再読し是非とも自分の読書に活かしたいと考えた。

この本を読む目的

初めは速読技術の本かと思っていたが、さにあらず、体系的知を身に着ける『読書』という行為について深く解説しているこの本。何をどのように読むかについて、「読書の型」を身につけることを目的として読みたい。

あなたにとってのこの本


昨今読書離れが進んでいる。でもここまで読んだ貴方は読書によって変わりたい、読書をもっと楽しみたいと思っているはず。そんなあなたももっと効率的・有機的に本が読めるようになる。

第1章について


「熟読できる本の数は限られている」というのは、読書の技法を考えるうえでの大原則である。

p.26

改めて時間という制約を思い知らされる。時間は有限だ。では忙しい我々はいかにして有効に読むか、著者は筆をすすめる。

第2章について

本にはその本性から、「簡単に読み流せる本」と、「そこそこ時間がかかる本」と、「ものすごく時間がかかる本」の3種類がある。

p.49

そして、筆者は標準的なビジネスパーソンが読める本の数が中学校の図書館程度の蔵書数である旨指摘する。嗚呼、なんと時間のないことか。でも嘆いても仕方がない。続きを読もう。

第3章について

著者は読書を4つのカテゴリーに分類する。すなわち、

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