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子どもたちよ、英語がしゃべれるようになる秘訣は●●が知っている。
英語はほとんどの入試において、受験科目だ。
受験科目だから、ハイスコアを取ることが重要だ。
だから、発音なんてどうでもいい。
スペル合ってれば良い。
だから、ローマ字読みで英単語を覚える。
カタカナでカナをふって覚える。
そしてそれを大人になってから一生懸命矯正する。
最初から、「後で矯正しなくてもいい英語」を学ぶことができないだろうか。
理想としては、実世界で役に立つ英語を勉強しつつ、その内容がしっかりとテスト問題にも反映され、正しく採点される。
全部ダメじゃないか。。
まず、「実世界で役に立つ英語」の勉強。
今の公立中学校の英語の教科書を見てみるとわかるが、このレベルじゃ厳しい。私が定期的に訪問するフィリピンでは小学校低学年か、幼稚園で勉強するような内容が、日本の公立中学生が勉強している英語の教科書に書いてある。
まず、勉強する英語のレベルを上げるというか、質をもう少し上げることを考えた方がいい。
私立の中高一貫校の英語の教科書も見たことがあるが(というか、メルカリで大人買いしたが)、最低限それぐらいのレベルは欲しいところ。読み応えあり。
続いて「英語のテスト」について。
会話のテストは無い。
ライティングのテストもない。
ライティングといってもある程度の文量が求められるフリーライティング問題だ。
そもそもテストのクオリティーが低いから勉強のクオリティーも低くなる。
教科書の内容が低レベルだから、質の高い問題が作れないというわけか。
もし、クオリティーの高いテストを作れたとして、今度は採点者がいない。
テストに会話問題を入れても、その会話テストに対応できる先生や、その会話の内容を採点できる先生がいない。
英作文を書かせたとしても、その内容に一定の評価を与えられる先生たちがいない。そもそも先生ごとに評価がぶれるということで、揉めにもめるだろう。
結局、今のままの英語教育体制では、私立はともかく公立の学校で英語がしゃべれるようになる子どもを育てあげることができない。
では、どうすればいいのだろうか。
今の日本では、テストで点を取れれば全てOKという教育なので、それが目的ということであれば、塾に行けばいい。
そうじゃない、本当に使える英語を学びたい、しゃべれるようになりたい、そういう子どもも当然いるだろう。そういう時は、もう学校の勉強と実際にしゃべれるようになるための勉強は分けて考えるべきだ。悲しいことにそれが現実だ。
テストはゲーム感覚でとりあえず高得点が取れるように対策をして、あとは実際に英語がしゃべれるようになるための訓練だ。
それこそ英語を仕事で日々使っている大人たちにどうやってしゃべれるようになったか聞いてみるといい。
「学校で学んだじゃないか」という人は一人もいないだろう。
そんな、大人になってから必死に英語をしゃべる勉強した大人たちが、しゃべれるようになるための秘訣を知っているから。
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