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なぜトップの言葉は響かないのか?

国のトップである総理大臣。
会社のトップである社長。

彼らが全国民や全社員に向かって演説をする。
でも響かない。

なぜ?

まず、直接会って話したことないからかな。
どんな人か知らないし。。みたいな。

もしかしたらメッチャ腹黒いかも。。とか考えちゃう。
テレビドラマの見過ぎかな。。

あと、話してる内容が、自分にとってピントがずれてるというか、自分の生活にとって関係ないことだったりする。それが会社の社長の演説であっても、例えば自分の日々の仕事には全く関係ない次元の話をされるから響かないのかなあ。

そもそも上からものを言われている感じが好きじゃないのか。
自分より裕福なやつの話にただムカつくだけなのか。

では自分がトップだったとして、一度も直接会ったことのない人たちにどうやって想いを伝えることができるだろうか。
できることとすれば、自分の身の周り(物理的に近くにいる人たち)に対し、真摯に向き合うことなんだろうなと。

そんな身の周りの人たちから伝播して、もう一つ先の関係の人たちに伝播する。そしてその先へ。

直接お近づきになれない人の言葉を信用するのは、きっと、自分が最も信頼する人が「そのお方」をリスペクトしていることだろう。つまりは伝播に伝播を重ねて到達する感じで。

自分が尊敬する人の言葉はさすがに信用するからね。
それ以外は思いつかない。

そうなると、会社でも自分の上司がその上の上司の悪口を言っている関係では、トップの言葉は社員には刺さらないわけで。
総理大臣でいうと、その総理大臣が指名した大臣たちが金に汚いとか、そんな状態ではやはり総理大臣の言葉は国民には刺さらないわけで。

自分の友達が連れてる友達たちがどうしようもないクズたちだったら、その友達好きにならないでしょ?
そんな感じかなあ。たとえ悪いけど。

私自身が大きな組織のトップに立つことはこの人生ではないと思うが、今偉い立場にいる人たちには、まず自身の周りの人たちに真摯に向き合って、と、お伝えしたい。

いくら下の者でも恫喝とかしちゃダメよ。

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とも@サラリーマン辞められない中年
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