私の赤・あなたの赤⑥
女の子が手を振る姿が微笑ましかった。 元に戻り、進もうとすると勢いよく走ってくる女性が。
「良かった!ここにいたのね。」と先程の女の子の元へ。 「おねぇちゃん!!」と女の子は女性にしがみついていた。
僕もほっとして、持ち場であるイベント会場へ戻った。
程なくして、先程の女の子と女性が来た。 「ありがとうございました!大学が休みなので、姪っ子の面倒を頼まれて。私に似た服の人の後をこの子がついて行ったみたいで。」と話しかけてきた。
そうでしたか!と言おうと思った瞬間、「おねぇちゃん!赤ってなんだと思う?赤って何の色だと思う?」と女の子がおねえちゃんに聞いた。
「赤?そうね、私は青が好きだな。オレオとかの青。」とおねえちゃんは答えた。
僕は。僕は止まった。僕だけが止まった。 青が好きと言う…その言葉に。
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猫町のように猫も子どもも大人も心地良く過ごせる居場所を創りたい!いつか叶えたい夢はいくつも☺️
今は、1からピザを作ろう!と小麦や野菜を自然栽培で育てています。(FBページ ちょこ工房)そちらの活動などに有難く活用させていただきます😌