【クリエイティブな仕事をビジネスにする方法】まずは動いて続けてみる

クリエイティブな仕事をいかにビジネスにするかについて、今までの経験を元にお伝えしています。

今回は、「まず動いて続けてみる」ということについて。

どんなことでも、まずは動かないことには始まらないと思います。動いた先にいろんなものがあり、動かないことには何もスタートしていないのと同じで、とにかく動くことが大事だと色々な場所で言われていたり、成功している人の話の中にも行動することの大事さが謳われているのですが、にも関わらず動けない人の多さに時々驚きます。

単純に、動くだけなんだけどと思ってしまうのですが、逆の見方からすると動くだけで人より先に進むことができるといっても過言でないと思うくらいです。動いたもの勝ちな感じでもあるかと思います。とにもかくにも動くです。

私は、台湾に事務所を作って、今年で２年が経ちました。そもそも作ったきっかけが、単純に日本以外にも拠点を作りたいという理由だけで、海外のどことか具体的に何をするも決めることなく、今、日本で行なっている事業をそのままやろうと思っているだけで特段変わったことをする予定もないのですが、台湾に事務所があるというだけで、台湾関連の依頼が自然とくるようになっていたのです。

仕事の依頼内容としては、台湾に工場などがある企業様から、台湾の工場の撮影代行や、日本人向けに台湾をPRしたい台湾企業からの日本人にわかりやすい観光地を紹介する映像制作、台湾に進出を考えている日本企業の現地での通訳アテンドなど、多岐に渡った依頼がくるようになりました。番外編として、個人的に台湾ドラマや映画をたくさん見ているのと、台湾の芸能人に詳しいという理由だけで台湾好きな方からSNSでメッセージをもらったりと意外な展開もありますが、台湾に事務所があるというだけでここまで広がるのかと驚くこともあります。また台湾に事務所があることで、中国圏にも詳しいと思われることがあり、中国圏にプロモーションをかけたい日本企業から中国語に翻訳した映像の制作の依頼もありました。

これも全て、台湾に事務所を作るという動きをしたことからスタートしており、動いていなければなかったことでもあります。１つ動くだけでいろいろな広がりがあるので、やはり動くのが大事だなと常々思います。

動いたことだけでその先に進まないケースもあるので、その次は継続です。現在２年続けていますが、よほど何もない限り、引き続き続けていく予定です。続けた先に見えるものも続けた人にしかわからないことだと思います。続けた先に見えるものは、続けた人だけが見れる特権なのかもしれません。

toraemonさんによる写真ACからの写真