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【クリエイティブな仕事をビジネスにする方法】最低金額を設定しておく

今までの経験を活かし、いかにクリエイティブな仕事をビジネスにするかについてお伝えしています。

今回は「最低金額を設定しておく」ことについて。

フリーランスで仕事をする方は特に気にした方が良いのが「ギャランティー」です。この部分をあやふやにしてしまうと後々問題が起きることが多いです。

1番良いのが、自分の中で「最低金額ラインを決めておく」ことです。これ以下の金額はどんな案件でも受けないということです。私の中で最低金額を下回って受ける場合ですが、「長年依頼をしてくれる人」だけです。いわゆるリピート客と呼ばれる方々ですが、それ以外は受けておりません。リピート客といっても2回とか3回程度ではなくそれ以上の依頼を受けた方のみです。2回目もリピートといえばリピートですが。。。ある程度の信頼関係ができている方のみにしております。しかも毎回ではなくこの程度の案件なら良いかと判断できる場合のみにしています。

クリエイティブな仕事は、結構見えない部分の仕事が多く、伝わる人には伝わり伝わらない人には全く持って伝わらないところです。伝わらない人かどうか判断する方法として「意味がわからない値切り」をしてくる。または「金額をどう考えても低く見積もってくる」人です

意味がわからない値切りというのは、納品した後に、この程度の内容ならこの金額にしても良いとか、当初の約束より下げてくるとか、今はソフトがあるから簡単にできるのに何でこんな金額がかかるのか。とか意味不明な言いがかりをつけてくる人たちです。簡単にできるという人には、「簡単なら自分でやったらどうでしょうか?」というようにしています。自分でできないから依頼をしてきているのであって、自分の技術料を落としてまでやることではないからです。

クリエイティブな仕事は、金額が高くても安くても結局作業量は似たり寄ったりで、低くしたことで自分の首を締めることにもなりかねません。

また、依頼をしてきた方によく確認しているのが「なぜ自分へ依頼をしてきたか?」です。この答えが「安いから」という理由の方はリピートにはなりにくいです。なぜなら他の安いが見つかったらそちらへ流れるからです。価格競争に陥っている状態だと長く続きません。

ある経営者の方に聞いたことで印象的だったのが「安い」という手法は、どの業界でも1番最初にやったところだけで、それ以降は意味がないということです。

お金の話はタブーと思っているのはもはや古く、ギャランティーの話をきちんとできる方とのみ仕事をするのが良いかと思います。

紺色らいおんさんによる写真ACからの写真


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