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物理的な安心感 #343

都会で育ったからだろうか。

地方に行くと、自然に癒やされると同時にどこか寂しい気持ちを抱く。

物理的にも精神的にも圧迫感がなくなり、はじめはホッとするのだけれど。

きっと普段ガヤガヤしているところで生活しているから、その分ぽっかり穴が空いてしまうのだろう。

けど、こないだ地元の町を歩いててふと思った。
「何だかんだこのごちゃごちゃしている東京という町が好きだ」と。
きっと何もないところに行ったらいずれ寂しくなるんだろうなって。
多分それはごちゃごちゃへ息苦しさを感じつつも、安心感を得ているから。

何だかんだトーキョー #233

まさにこの通りだ。

都会に立っている高層ビルや住宅、ぶつかるのが当たり前くらいの人などは、私の心を物理的に満たしてくれている。

それっていいことなのかよくないことなのか。

どっちか分からないけれど、その割合を少しずつ減らしていけたら嬉しいなあ。

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