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「大丈夫」って言葉 #319
キャリアブレイクも終盤に差しかかり、こんな会話をすることが増えてきました。
「次どうするか決めているの?」
「まだ決めていないです。」
「大丈夫だよ!」
この「大丈夫だよ」について今日は書きたいと思います。
※ ここからは捻くれ者を前提に読み進めてくださると幸いです。
最近は「大丈夫だよ」と言われると、ちょっと複雑な気分になります。
「いやいや、ちょっと待って、、、」って心の中で突っ込みたくなる瞬間が。
「え、何の大丈夫?」って。
そういうときは大抵フォローの意味で「大丈夫だよ」と言われることが多くて、ありがたいんですが、返す言葉がなくなります。
それは、わたしが今後の道を決めていないことにネガティブに思っているわけではないから。
もちろん相手は何の悪気もなく、むしろ優しさで言ってくれているのは重々承知しています。
でも、勝手にネガティブに変換されて、ポジティブに肯定されて返されているような気持ちになっちゃうんです。
それに、大丈夫かどうかを判断するのはあくまでも本人だけ。
大丈夫の後に続く言葉は「若いから」とか「時間があるから」みたいな曖昧なものが多くて、場合によっては無責任にも感じてしまう。
「大丈夫」って優しい言葉に見えて、トゲがある言葉にもなり得るんです。
だから、自分も安易に使わないように気を付けなきゃなって。
今回の例で言うと大袈裟だけれど、「慰めの言葉が時に人を傷付ける武器にもなる」てことを覚えておくべきだなって思いました。