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想いを言葉にして伝える #131
わたしはなるべく自分の想いを言葉にして伝えるようにしています。
日本では「察するコミュニケーション」が主流ですが、言葉にしないと分からないことの方が多いと思っていて。
自分のことすら完全に理解するのって難しいのに、他人のことなんて余計分からないはず。
「阿吽の呼吸」「以心伝心」「暗黙の了解」といった言葉が使われるくらい、日本人の察するスキルは高いんだと思います。
でも、育ってきた環境や培ってきた知識や経験が異なれば、当然常識の範囲も性格も異なる。
だからこそ、擦り合わせの意味も含めて「わざわざ言葉にする作業」は必要だと思います。
仮に言わずに伝わっていても、言葉にすることでより正確に伝えられますしね!
そして「察する文化」は海外では通用しないことが多いので、グローバル視点で見ると「伝える練習」をしておいて損はないと思います。
日本では「察してくれない人」の方が鈍感、不親切、気配りが足りないとされ、また、察することは相手を大切にしていることの表れとされています。しかし、低文脈の社会では、相手に意図をきちんと届けるのは話し手側の仕事です。きちんと説明しない人の方が不親切であり、話下手、気配りが足りないとされるわけです。
言葉で伝えられる能力も察せる能力も備っていれば、コミュニケーションの武器として”最強の装備”になりそうですしね!