文系がHRテックを志望する理由。👍
今回は、私がHRテックに最も関心を持っている理由を考えてみました!
HRテックへの関心がどこから来るのかを、HRとテック(IT)の二つの側面から深く掘り下げています。
前提
私の思想と、就活の進め方
私の夢は、「科学を通じて人々に自己理解を促し、社会及び個人の発展に寄与すること」です。
私は就職活動をする際の企業選びの軸に、「働きたくて働けること(=楽しく働けること)」 と「事業領域にHRテックが含まれていること」 を設定しています。
本題
HR
仕事を楽しみたいと思っており、また仕事を楽しんでほしいとも思っている。
人生の大部分を占める仕事が楽しいものであれば、その人生が充実すると私は考えます。
人々が高いパフォーマンスを発揮するのは、内発的な動機付け と外発的な動機付け が支える両方の場面においてです。内発的動機づけは「好き」や「得意」を仕事にしているときに得られるものであり、外発的動機づけは「締切」や「金銭」によって作られるものですが、外発的動機付けは一時的な効果はあっても、長期的には推奨されません。
そのため、内発的な動機づけ が必要ですが、「好き」を仕事にするのは難しいものです。それは主観的なものであり、自分で発見するのが難しいからです。しかし、「得意」であれば、意外と簡単に見つけることができます。それは他人から指摘されることもありますし、診断サービスを利用すれば客観的に、かつすぐに分かるからです。
また、私たちの人生は短いです。「ジャネーの法則」によれば、人生100年と仮定した場合、体感時間をもとにした計算によると、人生の折り返し地点は50歳ではなく17歳だと言われています。そのため、少し誇張かもしれませんが、人生は実質34年間 しかないと私は捉えています。
私たちは体感で人生の3分の1以上を仕事に費やすことになります。私たちはもっと仕事を楽しむべきだと考えています。
しかし、私は人々に会社人間になってほしいわけではありません。
休日にも趣味などの取り組むことがなく、暇だからとりあえず職場に行くような人がいると聞きますが、私が目指すのはそうではありません。自分自身をよく知り、自分の興味のあることや得意なことを見つけてほしいのです。これは適切な仕事に没頭するだけではなく、余暇を含めて人生をより充実させることも意味しています。
人生を充実させるためのキーワードは「自律」 であると考えています。人生を充実させるためには、自分自身をよく知ることから始め、自律的に軌道修正できることが重要です。そして、私は社会に対して「自己理解を促進したい」 と考えており、それをHR事業を通じて実現したいと思っています。
大学受験の対策が始まるまで勉強は楽しくなかったが、大学受験を経て大学生になり、学ぶことの楽しさを実感した。
自分の興味関心が何であるかを知ることで、分野を選定し楽しんで学ぶことができます。そうすると、自主的に学び始めおのずと高い馬力を生み出せるのです。
大学受験の対策が始まるまでは勉強は楽しくありません でした。日々の学生生活では、課題を提出できず後日、職員室まで提出しに行くこともよくありました。長期休暇の課題が、登校初日までに終わっていたことは人生で一度や二度しかありません。
しかし、受験期に入ると一転 しました。受験期には、何をすべきか、どのように進めるべきかを自分で判断し、自分の弱点や問題形式を理解することができたからです。
自分が興味 を持つことに打ち込める時間は非常に幸せだと感じています。しかし、それには「自分が何に興味を持ち、何を好きなのかを知る」 という条件があります。
特に就職活動では、「自分が何をしたいのかが分からない」 という問題に直面することも多いです。そのため、業界や職種の選定にあたっては、まず自己分析を行い、自分の興味関心が何であるかを明確にすることが重要です。
自分自身をよく知ることで、より充実した人生を送ることができると考えており、私はHRテック事業を通して、人々に自分自身をもっと理解してほしいと考えています。
脳神経科学を通して学んだことは、「人それぞれ、脳のつくりは違う」ということ。
脳神経科学の学びから得た知識は、「脳のつくりは人それぞれ異なる」ということです。この発見は、私が大学生になってから関心を持ち始めた脳神経科学の分野での読書を通じて得られました。読んだ書籍は実用書や入門教科書であり、脳の機能についての基本的な知識から、モチベーションの仕組みや記憶活動におけるシナプスの働きにまで至ります。
その他に読んだ記事では、ADHD(注意欠陥・多動性障害)を持つ人々の例を通して、脳の発達に偏りや遅れがあることが、彼らの行動や能力にどのような影響を与えているのかを理解することができました。
例えば、ADHDを持つ人々は、情報をフィルタリングすることなく注目してしまう傾向がありますが、これが反対に彼らが独自のアイデアを生み出し、新鮓な視点で物事を捉える能力を高めています。彼らはしばしば高い創造性と多角的思考を発揮し、普通の人がためらうような大胆な計画も実行できることがあります。
これらの特徴は、ADHDの人々が特定の状況下で非常に有効な役割を果たすことができることを示しています。
これらの知見は、標準化された成長環境や学習方法が必ずしも効果的であるとは限らないことを示唆しています。そのため、私たちは個々の脳の発達状況に適応した、より柔軟で多様な教育や職場環境を構築する必要があります。
私はこれらの問題に対する解決策を、HRテック事業を通じて提供したいと考えています。これにより、個々の能力や特性に基づいたパーソナライズされたアプローチを促進し、すべての人にとってより良い成長と発展の機会を提供したいと考えています。
テック(IT)
テックには再現性がある。
テクノロジーには再現性があり、その最大の特徴は提供されるサービスが一貫した品質であることです。
アナログのサービスは人の気分や外的条件に左右されがちですが、テクノロジーによるサービスは同じプロセスを通じて均一の結果を生み出すため、品質の非均一性がありません。
これは、人間の介入による変動がないためです。また、テクノロジーは時間が経過しても情報を忘れることがないため、常に一定のパフォーマンスを維持することが可能です。ただし、テクノロジーがもたらす一貫した品質には、企業の影響力が大きくなり過ぎるというデメリットも存在することを忘れてはなりません。
IT業界を目指すのはマスト。
現代を生き、未来を築く私たちは、情報技術について学ばなくてななりません。その理由は、これからの時代がデジタル技術を前提として社会全体が構築されていくからです。
内閣府が提唱する「Society5.0」とは、サイバー空間とフィジカル空間を融合させたシステムにより、経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会です。この新たな社会では、デジタル技術を基盤として社会を再構築し、変革をもたらします。
しかし、これからの日本では情報格差が発生し、特に若者においてはICT利用能力の差が顕著となるでしょう。ICT教育を受けた世代とそうでない世代との格差が広がる可能性があります。
私たちが社会に出て時代を築くためには、ICT技術を使いこなす必要があります。大学入試や共通教育科目の「情報Ⅰ」の導入など、情報の知識を学ぶ機会が増えています。
これからの時代、文理を問わず情報の知識は必須です。私たち学生が情報を学ぶことは、将来を見据えた重要な課題です。
理系に憧れをもっている。
私がIT業界を志望する理由の一つは、理系に対する憧れがあるからです。
高校時代、特に数学が苦手で文系を選択しましたが、大学受験や大学での自主学習を通じて学ぶことの楽しさを知り、今では数学にも取り組めるかもしれないと感じています。
私が理系や数学に好感を得るのは、いくつか理由があります。
第一に、数学には論理的な思考が求められる点です。私は文系ですが論理的であることを重要視しています。物事を構造的にとらえ、他人に表現することができるのは素晴らしいことだと感じます。一方で、論理的でない人を見るとどこか残念な気持ちになります。
第二に、専門性の高さも理系の魅力です。大学で研究室に所属すると、特定の領域を深く掘り下げることができ、その専門性を追求することが私にとって魅力的です。こちらも私の個人的な感性になりますが、専門的であることをかっこいいと思うのです。これは男の子の定めでしょうか。
また、数学には物事を一般化する力が必要です。この一般化する力は論理的であり、かつ創造的な思考でもあります。これらの思考力はクリティカルな課題解決を行うのに必要な能力だと考えています。課題解決には、論理的に課題の根本原因を探し、創造的にアイデアを出すことが求められるからです。
これらの点が、私にとって理系の魅力となっています。