がんばらないってどうやるの?①~このマガジンを作ったきっかけ&幼少期ふり返り~
初めまして。がんばりすぎる女、ともです。
小さい頃からがんばり続ける生活を送ってきて、はや36年。
今まで、たゆまぬ努力で人生をくぐり抜けてきましたが、
2020年、努力じゃどうにもならんできごとに遭遇。
「こんなにがんばってんのにどうしたらええねん!!」
と、悲壮感でいっぱいになります。
その時、ある方から
『がんばらなくても、そのままのあなたに価値があるんだよ』
と言われ、本気で、
「はぁ?えぇ?どういうこと?」と困惑しました。
だって、がんばってがんばって、認めてもらおうとしてきたもんですから、いきなりがんばらなくてもいいよ。そのままでいいよ。と言われても・・・
素直に受け止められなかったんですね。。。
でも同時に、すーーーーーーっごく、心があたたかくなったんです。
「がんばらなくてもいいの?がんばらなくても認めてもらえるの?」
と、希望がわいたのですが・・・
どうも私、かーなーり、疑い深い性格でして、なかなか腹落ちしてくれませんでした。。。
でも、そう思えたら、
もしかして人生、もっと生きやすくなるんじゃないか?
もっと肩の力を抜いて、楽しんでいけるんじゃないか?
もっと人生楽しみたい。もっと楽に生きたい。
そう思うようになりました。
あ、楽したいんちゃいますよ?楽に生きたいんです。
なので、今までの自分や現在の自分を振り返りながら、
肩の力を抜いていても、がんばらなくても
『ありのままの自分を愛せる方法』を模索していきたいと思っています。
一番古い記憶でも、がんばっていた私
思えば、子供の頃から、何にでも全力投球してきました。
小学生の時は合唱団やマーチングバンドで全国大会に出場したし
習い事いくつも掛け持ちしていて、遊ぶ時間なかったし
その習い事でもそれなりに結果を出してきたし
学校では委員長とか書記とか何度もやったし
テスト勉強は2週間以上前から始めるのがデフォやったし
大人になるまで成績もずーっと良かったし
アメリカ留学もしたし
アメリカの短大は普通の人より早めに卒業したし
がんばってたのに母の体調が悪くなって志半ばで帰国した後も
母親が亡くなるまで介護がんばったし
母親が亡くなってからも今の今まで、がんばってない時がありません。
私の中で、一番印象に残っている古い記憶が4歳の時のことなのですが
その記憶も『ひたむきに(でもムダにw)』がんばっている姿でした。
それは、4歳の時、妹が生まれる直前のことでした。
大人たちに囲まれた私は、意気揚々と、大人たちの前でこう宣言します。
「赤ちゃん生まれたらな、ともちゃん(自分の事ちゃん付けで呼んでました)、こんなことやったらアカンで、って教えてあげんねん!」
そう高らかに宣言をし、ストーブのところにいって、上の天板の、めっちゃめちゃ熱いところになぜか両手を置きました・・・
ジュッッ!!!と音がしたのを、今でも鮮明に覚えています。。。笑
もちろん、指10本、皮がずる剥け・・・大やけどを負いました。
あの時の衝撃は一生忘れられませんね・・・
子ども心にもかなりショッキングな出来事でした。
妹が生まれる前から、お姉ちゃんとしてがんばらなきゃ!
そう思っていた昔の小さな自分が、いじらしくて愛おしいです。
がんばることで、愛されようとしていた自分
その後、妹が生まれたことで、がんばる自分は加速していきます。
妹はね、本当に小さくて可愛くて、そこにいるだけでみんなが笑顔になるような子でした。
あ、妹は生きてます!当時の可憐さは微塵も残っていませんがw
元気に明るくたくましく、3人の子の母になっております♪
話を戻しましょう。
そう、妹は、その場にいるだけで可愛がられたし、成長してからも、どうすれば自分が可愛く見られるかを、おそらく計算ではなく無意識で理解し、私の周りの愛情をかっさらっていく子でした。
(当時完全にひねくれていた私の感想ですw)
なので、当然ながら、そんなに可愛くもない私に注目が集まるわけがありません。特に、ちょっと大人びてしっかりしすぎていた私。
そんな子供より、子供らしい妹の方が可愛がられるのは当たり前です。
小さい子、可愛い子に目がいくのは当然のことです。
でもやっぱり、私は私を見てほしかった。
人はもちろんだけど、一番は親に私自身を見てほしかった。
愛してほしかった。
認めてほしかった。
どうやったら認めてもらえるんだろう?
どうやったら愛してもらえるんだろう?
その結果、私が出した答えは・・・
おそらく皆様、お察しの通り・・・
がんばって結果を出すこと!
でした。
テストで100点取ったら褒めてもらえる。
習字やピアノで賞を取ったら褒めてもらえる。
委員長をやったらすごいねって言ってもらえる。
妹の世話を率先してやったら、ありがとうって言ってもらえる。
さすがだね、やっぱりお姉ちゃんだね。
そう言ってもらえる度に、嬉しくて、誇らしくてたまりませんでした。
でも同時に、焦りの気持ちも生まれてきていたんです。
がんばってもがんばっても満たされない自分
どんなにがんばって結果を出しても、どんどん出てくる焦燥感。
それはなぜか・・・
想像してみてください。
私の隣には、いつも、何もしなくても(主観です)その場にいるだけで可愛がられる妹がいたんです。
妹の立場から言いたいことは、きっと死ぬほどあると思いますw
が、敢えてそこは無視していきますね(笑)
私にとっての強敵がいつも隣にいるわけですから、気なんて抜いていられません。もっとがんばらなきゃ、もっと結果を出さなきゃ、と、目標を達成しては次、達成しては次、という感じで日々を過ごしてきました。
実際のところ、うちは両親ともに、愛情は注いでくれていたと思います。
家族仲も悪い方ではなかったし、和気あいあいと毎日過ごしていたと思っています。楽しかった思い出もたくさんあります。
がんばらないと愛されない、認めてもらえないというのは、私の勘違いなのかもしれません。
でも、不安だった。こわかった。
私から離れていかないか、いつもビクビクしていた。
本当は、何もしなくても、
そのままのあなたが大好きだよって言ってほしかったんですね。
もしかしたら、両親ともにそう思ってくれていたのかもしれない。
でも、私にはその気持ちは届いていませんでした。
どんなに愛していても、態度で示しているつもりでも
『言葉にしなきゃ本当の想いは伝わらない』
私はそう思っています。
だからこそ、今、私の3人の息子たちには、
あなたたちは、生きているだけで素晴らしい。
そのままのあなたたちが大好きだよ。と、何度も何度も伝えているし、これからも伝えていこうと思っています。
今後も、私のがんばり歴や、今どんな変化が起こっているのか、ということ等を、マガジンで連載していきます。
スキやコメントで応援してくださると、とても嬉しいです^^
お読みくださり、ありがとうございました!
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とも プロフィール
新潟在住関西人。双子含む男の子3人の母。
塾講師、企業受付を経験した後、大手英会話学校で大人向けの英会話講師として、デビュー。延べ10000人に指導。講師育成サポートにも携わる。
長男出産後、親子英語講師として開業。
主宰の親子英語サークルがキャンセル待ちも発生する人気教室になる。
双子出産後に、講師向けコンサルタントとして活動開始。
講師力UPや講座構成のお手伝いをするうちに、起業コンサルティングや商品設計、広報コンサルのようなこともするようになる。
必要があればスピリチュアルリーディング能力も使い、見えない世界からのメッセージも伝える。
2019年3月、新潟県に移住。6月には親子英語レッスンを開始し、同年12月までに延べ250組の親子を相手にレッスンを行う。
現在は、英語講師は引退し、講師・起業家・法人の経営コンサルティング(ときどきリーディング)をメインに活動中。