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イラッとキレそうになったら●●する!

こんにちは。
鷹取智子(たかとりともこ)です。


研修講師として企業向けにコミュニケーション研修などを提供、
調剤薬局にいた経験を活かし、医療機関での接遇コンサルティング
にも関わっています。
また、個人向けには「自分をごきげんにする心と身体の整えメソッド」講座
を実施しています。


あなたには、こんなお悩みや経験はありませんか?


目の前の出来事や人に対して、怒りを抑えられずキレてしまい
あんなに怒らなきゃよかった・・・と後悔する



大きな声では言えませんが(笑)私にもたくさんありますよ~。
CA時代、お客さまのクレーム対応をしていて。
途中までは我慢できたのですが、
逆ギレしてしまった、イタイ経験もあります(T-T)


私が学び、お伝えしているアンガーマネジメントでは、
怒ること自体が悪いわけではない、と言われています。

怒るのは良くない、のではなく
伝え方であったり、怒る必要のないものに
過剰に反応してしまうことが良くないのです。


よろしければこちらの記事もご覧くださいね↓



アンガーマネジメントのテクニックといえば、
「怒りを感じたら6秒数えましょう」
という言葉をイメージされる方も多いかと思います。


諸説あるのですが、怒りが生まれてから理性的になるのに
6秒程度かかると言われているから。


確かにそのとおりなのですが、
怒りを感じると、体が反応するのが先だったりします。
あっという間に頭に血がのぼり、顔が火照ってきたり
戦うモードになって、体中がギュッと堅くなる。
まさに、ファイティングポーズのような感じになるんですよね。


そうすると6秒数えることも忘れてしまいがち・・・
「瞬間湯沸かし器のごとく怒ってしまう、どうしたらよいのですか?」
と質問されることも多いです。


私が実践しているのは、


息を8秒間かけてゆっくりと吐くこと。


です。できれば鼻から吐くとさらに効果的。
息を吐ききると、少し気持ちが落ち着いてくるはずです。


息を吐くと、横隔膜が刺激されて副交感神経が刺激されます。
すると心の緊張がとけて、気持ちが楽になりリラックスするのです。


焦ると私たちは、無意識に息を吸いがち。
でもね、息を吸うと交感神経が刺激され、緊張状態になるのです。
カッとなっているときは、この状態。
だから息を吐くと少し冷静になれる。


少し冷静になったところで、頭の中で自分にこの質問をしてみてください。


ここで怒ることは、私にとっても相手(周りの人)にとっても
長い目で考えて、必要な選択かな?

私にとっても相手にとっても、怒っていることを伝えることは
大事なことかな?


例えば、私は公共交通機関の中で電話をしている人を見ると
イラッとしてしまいます。


若い頃はマナー違反の人を見ては、
「●●すべきでないと思います。辞めていただけますか?」と
正論を振りかざしていました(笑)


でもこのご時世、相手に刺されることもあり得ますよね。
そして私がそこで指摘しても、その人はまた同じ行動を
繰り返すと思うのです。


怒るってパワーいります。時間も必要。
だとしたら、私とは関係のない通りすがりの人に
構ってイヤな思いをするのは勿体ないと思うように。


今ではマナー違反も、気にならなくなっていきました。
逆に公共交通機関の中で、席を譲る素敵な人たちや
困っている外国人をサポートする温かい人たちが目につくように。


その方が幸せだな~と感じています。


もしあなたがイラッとしたら、今回お伝えしたことも
試していただきたいですし、その後にご自身のなかにある
守りたい大事な価値観、「~べき」について
向き合う時間を取ってみて欲しいです。


こちらの記事に書いてあります↓



お互い怒りの感情とうまく付き合っていきましょうね!








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鷹取智子@研修講師、ホスピタリティコンサルタント
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