相手を褒めるとき、愛をもって叱るときのポイント
研修講師として企業向けにコミュニケーション研修などを提供、
調剤薬局にいた経験を活かし、ホスピタリティコンサルタントとして
医療機関でのチームづくりに関わっています。
あなたは部下や後輩に対して、しっかりと承認していますか?
褒めることは得意ですか?それとも苦手ですか?
本日は承認についてシェアしたいと思います。
承認=褒めること
だけだと思われがちです。
でもね、実は叱ることも相手に対する愛がこもっていれば承認なんですよね。
ちなみに「愛」の反対語は何でしょうか?
・
・
・
・
・
・
・
・
無関心です。
だから、相手に関心をもつことが大前提。
朝、こちらから部下や後輩に対して、笑顔とアイコンタクトで心を込めて
「おはよう!今日もよろしくね」と伝える。
これも承認の1つなんですよね。
あいさつは「あなたの存在を認め、受け入れていますよ。あなたを尊重していますよ」をアウトプットしたものです。
ではその他、一般的な承認、いわゆる褒めるとはどんなことか?私なりにお伝えしていきます。
相手の行動や態度・取り組みなどをの中から、成長や成果を認め、言葉で伝えること。これが承認だと思っています。
あなたも今までの経験の中で、承認されることでやる気になったり、自分に自信を持つことができた経験、ありませんか?私にはそんな経験が多々あります。
そして承認してくれた相手に対して、さらに心を開き
「私のことを見ていてくれて嬉しい。この人のためにもっと頑張りたいな」
そんな風に思いませんか?
このように効果的に相手を承認すると、お互い楽しくやる気を持って仕事ができるようになっていきます。結果、業務もスムーズに進んでいく。
相手を褒めるとき、愛をもって叱るときのポイントをいくつかシェアします。
褒めるために大事なのは、普段から部下・後輩のことをじっくり観察すること。見ていないと褒められないから。
相手も人間なので、上司が自分のためを思って叱っているのか、あるいはただ感情的になっているのか、会社のことや上司自身のために部下をコントロールしようとしているのか、気づくものです。
ちなみに、「怒る」と「叱る」は違いますよね。
怒るとは、
感情的になって自分の言いたいことを伝えたり、相手の人格を傷つけたり、批判して終わり・・・
そこに相手に対する尊重がないもの。
私たちはついイラッとしてしまったり、自分自身に心の余裕がないと無意識に怒ってしまいがち。
ですので、指導する立場の方は自分の心身の状態をつねに整え、理性的でいることが求められます。
あなたの場合はいかがですか?
私も書きながら自分もつねに意識しよう!と再確認してます。
お互い、相手の気持ちを前向きにできる人で在りたいですよね。
よろしければサポートいただけたら嬉しいです。良い記事を書くための書籍代にさせていただきます♡