言葉の判断は本人のもの。
産前から、子育てをする時に気をつけたいと思っていた事がある。
言葉選びだ。
育児では最近、子どもへの語りかけをしましょうとよく耳にする。
なんて声をかけていいか分からない時に、現状をナレーションのように語りかけると良いらしい。
ナレーションは、発信者の考えが入らなくていい。
例えば、虫を見て「気持ち悪い」って思うのは親の感情で、子どもは何も思わないかもしれない。
「気持ち悪い」と伝える事で、子どもがそれを学習して虫は気持ち悪いものなんだと思うようになるかもしれない。
もしかしたら、言葉かけが違うとしたら、虫に興味を持つ事があったとして、さかなくんのように博学な子に育つかもしれない…
虫を気持ち悪いと思うことで、そんな機会を奪ってしまうかもしれない。
まぁ、これは大袈裟な話だけど、親の思考が入らない方が良い。
虫で例えるなら、「足がたくさんあるね」とか「◯◯色だね」とか。
見たままを言うのが良いです。(虫が苦手な私は描いてても辛い😂)
現状を伝えて、その上で本人がどう思ったかは、本人のもの。
相手に自分が伝えたかったように伝わらなくて「そんなつもりで言ったんじゃなかったのに」って思った事ありませんか?
これは、自分の伝え方が間違っていたとかではなくて、相手の認知の仕方でものを見た時にどう判断されたかなので、間違ってはなかったのかも。
自分が発した言葉を同じ形で相手が受け取ったかどうかは、目に見えないので、答え合わせが難しい。
相手の判断は、相手のものだからコントロールはできない。
でも、より相手に受け取ってもらいやすいように、伝わりやすい形にして発信することはコントロールできる。
先日、外出先でのこと、人見知りの娘は明らかに顔が硬ってて、ママ友同士は楽しく話しているのに、不機嫌そう。他の子も楽しそう。
そんな様子に少し焦ってしまったのかもしれない。
「うちの子、人見知りのビビリだから〜」
と、つい発してしまった言葉。
娘はそんな風に思ってないかもしれない。
もう少し大きかったら、言葉を理解して自分のことをそう理解してしまうかもしれない。
「緊張してるかな?」「びっくりしてるかな?」
いくらでも声かけはあったはず。
発した言葉は一人歩きしてしまうから、常日頃から言葉を大切に発言しなくちゃ。
娘の心がまっすぐ伸びていくような声かけをしていこう。
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