怒るのは甘えだと思ってた

フランスに移住してもう18年になる日本人のマダムから教えていただいた。

「カー!っとなったら怒らなきゃ!どちらかが一方的に悪いなんてことはないんだから、言われたら言い返さなきゃ!

すぐに言えなくても、後からこことここがこういう風に違うと思う。ここが私はとても傷ついた。って相手に伝えないと自分の中に溜まるだけ。

溜まっていくと自分を傷つけるか誰かに当たる様になる。自分を守れるのは最終的には自分だけだから、自分の味方で居て言い返さなきゃ!

フランス人は自分が悪いなんて絶対思わないから、ここが違うって言わないと分からないのよ。

自分も悪いと思うのは日本人の良い所だけど思い過ぎるのは悪い所。

違うことや傷ついたことはちゃんと言わないと伝わらないし、それで全く話し合いに応じないなら縁を切った方が自分のため!」


他人に怒るというのは甘えだと思ってしまうフシがあった。

親や彼氏など親しい人になら怒ったり出来るが、他人にはあまり怒れなかった。むしろ他人には行儀良くして仲良くなるとサバサバしてくる感じ?

信頼してるから多少感情を出したって平気って思えて、それって甘えてるってことだよね。


他人の気持ちや環境や考えもまだ良く分からないのにとか、環境が可哀想だから私に当たって気がすむなら少しくらいとか、そうしてどんどん澱が溜まってヘドロになって蟻地獄が始まるのだ!


今、大人になって冷静になったからこそ分かる。

いや、それを言うなら向こうだって私の環境や気持ちやなんも知らんじゃん!

確かに。。。


怒らないことが良いことだ。みたいな風潮もあるし、確かに瀬戸内寂聴さんの様な悟りを開いた方なら怒らないだろう。でも悲しいことはあるって言ってた。


学生を卒業してすぐの時は怒りと言うパワーで色々出来た。

でも、大人になって友達でもない大勢の他人と折り合いをつけていくなかで、ピュアな心の人ほど傷つけられる。

最終的には自分に傷つけられる。自虐症か?痛いのがお好きですか?

考え方の癖って染み付いちゃってなかなか治らなかった。

自虐症だったw

自己否定癖をやめよう。すごく良く聞く言葉。

友達ならさ、弱くても、そんな貴方も大好きよ。って言えるのに、自分には言えなかった。


すごく頑張っちゃったの。頑張ってやめようとしたら疲れる。


今フラットになってきて心のざわめきも少なくなってきて漸く、あぁそうだよなぁ。また否定しそうになったら、そんな自分も愛してる。って言ってあげよう。って思える。


頑張るとさ、出来なかった時にまた自分を責めちゃうんだよね。

そんな責めてやんなや。


最終的には自分が悪いんかな。って思って丸く収めるのが楽だと思い込んでしまった悪癖を治していこう。

普通に自分が悪い事も多々あると思うけど、それはごめんなさいして直して、理不尽なことがあれば言おう。

言ってダメなら去ろう。素早く。

そんな気が合わないと言うか意見が合わないと言うか聞く耳持たん奴に時間割いてやる義理はない。あってもない。


日本って本当に心が疲れてる人が多い。自分も含め。

もうえぇやん。疲れるやろ。

明日死ぬかもしれない人生だ。それは相手も明日死ぬかもしれない。

ほっといてやりたい事やろ。


心が疲れた皆さんの心が少しでも軽くなれば良いなぁと思う今日この頃です。


文章なんて全然書いてこなかったのでまとまりのない文ですんませんw


現在深夜2時。フランスに来て一番夜更かししている。

寝なくては!

サルー

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Tomo 🌸〜自由に柔軟に〜
ありがとうございます。嬉し過ぎて小躍りします。