何を重要に思っているのかを想像する~箸の持ち方~
皆さん、こんばんは。梅雨明けが発表された地域もやっと出てきましたね。
8月ももうすぐですから、いよいよ本格的に暑い季節がやってきます。
どうぞ、熱中症にならないように、水分補給をしっかりされてくださいね。
※※※※※ここからが本題です※※※※※
相手が何を重要に思っているのか
今日はマナーのことも交えて、書いていこうと思います。
マナーとは、広辞苑によると「行儀、作法」。
私は、「大人としての思いやり」と考えています。
自分以外の相手のことを思いやり、優しさの敬意の気持ちを態度を行動や態度として表したものではないかと。
マナーは、生まれつき持っているものではないですし、育ってきた環境や文化、国や宗教等で違ってきます。
故に、相手によって臨機応変に「マナーを変える」ことを意識することは、重要ですよね。
そのヒントとなるのが、「相手が何を重要に思っているのか」ということです。
例えば、立場上少し上の方と会食をしている場面を想像してください。
相手の視線が、あなたの手元に止まり、表情が少しだけ固くなっています。
どうも彼/彼女は、「箸の使い方」が気になるようです。
そして、「少し下に持ちすぎている、その箸の持ち方が美しくないな」と言われました。
視線や言葉から分かるように、「箸の持ち方」が相手にとって重要なこと=マナーです。
この場合、視線で気が付き、箸の上を少し持って、丁寧に食事をすれば、相手にとっても印象が変わってきます。
自分にとっては、不快に思わないことでも、相手がでないこともあります。
自分の価値観でのマナーの枠を越えて、「相手のこと」を想像していきましょう。
相手が「あいさつ」を重んじているのであれば、大きな声で丁寧にあいさつを。
「敬語」を重んじているのであれば、いつも以上に言葉使いに気を付ける。
「身なり」を重んじているのであれば、出かける前に身なりを念入りにチェック。
マナーは、相手によって変わるので、想像力を働かせていきましょう。
ここで、簡単に仕草が美しくなるコツをひとつ。
静かに立ち居振る舞うことを意識します。
椅子を引いて、座る。
食事をする。
椅子を引いて立つ。
歩く。
音をなるだけ立てず、静かに丁寧にすることで、だいぶ違ってきます。
ぜひお試し下さい。では、また次回…。
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