柴崎智弘

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最近の記事

【115】中小企業のM&Aこそ●●が重要

いつもありがとうございます。 船井総合研究所 M&A支援室の柴崎です。   今回は「デューデリジェンスの重要性」についてお伝えさせていただきたいと思います そもそも、デューデリジェンス(以下DD)とは、企業などに要求される当然に実施すべき注意義務および努力すべき内容であり、実際にM&Aにおいては、買い手企業が売り手企業に対して、一般的には基本合意契約後に、合併に向けて売り手企業の財務や税務、不動産・金融資産等の調査、監査を行うことを指します。 主には、弁護士や税理士、公認会

    • 【114】経営者にコーチングが必要な理由

      いつも有難うございます。 株式会社船井総合研究所の柴崎と申します。 専門は、会計事務所の経営支援、会計事務所の顧問先のM&A、事業承継を専門領域としています。 会計事務所の経営者以外にも多くの経営者と関わらせて頂くなかで、 特に最近「経営者には、コンサルだけでなくコーチが必要だな。」と思う場面が多くあります。 それはどういう場面かというと ❶やりたいことは決まっているのに一歩が踏み出せない ❷自分の決断に自信が持てない ❸決断したものの、ころころ考えが変わって

      • 【113】税理士法人を買収希望であれば顧問単価は気にしてはいけない

        いつも有難うございます。 船井総合研究所 金融M&A支援部の柴崎です。 船井総研に入社して8年間会計事務所向け業績アップのコンサルティングを経験し、会計事務所の顧問先のM&Aのサポートを中心に仕事をさせて頂いております。 2021年は会計事務所のM&A、税理法人のM&Aのご相談を複数頂いております。 買いたい事務所は沢山ありますので、毎回コンペになります。 そこで 譲渡案件があった時に、買える事務所と買えない事務所の圧倒的な違いがあります。 それは QAのタイミングで「顧問

        • 【112】税理士法人の名称が変わったらお客様は離れていくのか?

          いつも有難うございます。 船井総合研究所 金融M&A支援部の柴崎です。 船井総研に入社して8年間会計事務所向け業績アップのコンサルティングを経験し、 昨年より、会計事務所の顧問先のM&Aのサポートを中心に仕事をさせて頂いております。 先週、「M&Aしても顧問先は解約しない」というテーマでお伝えさせて頂きましたが、今回は、「法人名が変わっても、顧問先は離れない」というテーマで、お伝えさせて頂きたいと思います。 特に、今回は、税理士事務所のM&Aをきっかけに、事務所名、法人名が

          【111】顧問先企業がM&Aで譲渡しても顧問契約は継続する

          いつも有難うございます。 船井総合研究所 金融M&A支援部の柴崎です。 船井総研に入社して8年間会計事務所向け業績アップのコンサルティングを経験し、 昨年より、会計事務所の顧問先のM&Aのサポートを中心に仕事をさせて頂いております。 先日、4月26日、今年初の譲渡契約調印式を執り行いました。 年内は、後数件の譲渡に向けて、今、取り組んでおります。 しかし、今回の譲渡契約の中でも確実に言えることは、 顧問先が譲渡企業になったとしても、譲渡後、税務顧問は継続される確

          【111】顧問先企業がM&Aで譲渡しても顧問契約は継続する

          コロナ禍の今!会計事務所がM&Aに取り組む3つの重要性

          こんにちは。船井総合研究所 金融M&A支援部の柴崎です。 いつもありがとうございます。 本日は「コロナ禍の今!会計事務所がM&Aに取り組む3つの重要性」と題しまして、会計事務所の皆様に情報提供させていただきたく思います。 私達は日頃から、会計事務所の顧問先様のM&Aのサポートをさせていただいております。 そんな中、特に今、会計事務所がM&Aに取り組む3つの重要性を感じております。 まず1つめの重要性とは「変化の重要性」です。 具体的には、今まででも多くの変化を会計事務

          コロナ禍の今!会計事務所がM&Aに取り組む3つの重要性

          ズレていませんか?

          社内でも社外でもズレている人と仕事をするのは大変です。 例えば  ・出来ないのに自分はできると思っている、とか  ・早くやっているつもりでも、周囲の方が期待しているスピードからは大きくズレている、とか  ・自分は出来ないのに会社が実績あるから自分の実績と思っているとか  ・自分は出来ないのに出来るとアピールしてしまうとか  ・前職、学生時代はデキル人間だった(成果もだしていた)で、今は?とか  ・一生懸命やっているつもりだけど、期待通りのスケジュールに進んでいない  ・良か

          ズレていませんか?

          野村監督から学ぶ「成長する人しない人」

          仕事をしていて、同じ契約書のタイトルでも 経営者によって求められているものが違います。 まずは、求められているものに、全力で成果を出さないと、 次の提案は聞く耳をもってもらえないと思います。 先日、逝去された野村さんは 「感性があれば、人はどんどん成長する」 と言っていました。 感性が低いと人、感度が鈍い人は、何も感じなくなったら 注意した方が良いかもしれないですね。 (そもそも感度が低いと、自分のことも分からないかもしれないですね) 私たちにとっての重要な感性は ■「経

          野村監督から学ぶ「成長する人しない人」

          ジャニーズのリーダーから学ぶ「管理職になったら幸せな会社か?」

          中居くん(あえて君付け)の退所に関する、記者会見を見た後 DASH村の城島をテレビで、家族と見ており 私「なんで、城島さんは、人間的にこんなに素晴らしいのに、花がないんだろう??」 妻「城島はリーダーだよ。一歩下がっているんだよ。だからTOKIOはみんなが華々しくできるんだよ」 私「だって、中居くんだってリーダーで、スターじゃない??」 妻「だから、解散するんだよ!」   「大野くん(嵐のリーダー)、城島リーダーは、ジャニーズとしては少し地味かもしれないけど、一歩下が

          ジャニーズのリーダーから学ぶ「管理職になったら幸せな会社か?」

          感性&人の成長

          同じ契約書の名前でも経営者によって求められているものが違います。 まずは、求められているものに、全力で成果を出さないと、次の提案は聞く耳をもってもらえないと思います。 先日、逝去された野村さんは「感性があれば、人はどんどん成長する」と言っていました。感性が低いと人、感度が鈍い人は、何も感じなくなったら注意した方が良いかもしれないですね。(そもそも感度が低いと、自分のことも分からないかもしれないですね) 経営コンサルタントとっての重要な感性は ■「経営者が何を期待、求め

          感性&人の成長

          支援とは (1兆ドルコーチより)

          支援とは彼らが成功するために必要なツール、情報、トレーニング、コーチングを提供することだ。彼らのスキルを開発するために努力し続けることだ。 とあります。 私たちの支援は、この「支援の」の一部になっていないだろうかと反省させられました。 支援を上記のように定義すると、まだまだ我々は支援のを通じてやらなくてはいけないことが多いと思います。 そして、会社としてこれらができるようにしていくことが重要だと思います。

          支援とは (1兆ドルコーチより)

          会社を愛していない人・不正を行う人

          テレビでの内容(オリンパスの内部告発者を追い詰めた裁判)や、 実際にお会いした方の話が繋がったこととして 不正や、社内におけるモラルを欠いた行動というのは ・会社を好きでない人が行う ・会社を利用しようとしている人が行う そして、それは 家族、親子関係とは真逆だな、と思いました。 「会社」=自分達の兄弟や息子娘だと思え(思えるようになれば) 「会社」にとって、自分たちが、親であり、兄姉であれば  ・(普通)息子娘、兄弟の育児放棄をすることはない(退職しない)  ・(普通

          会社を愛していない人・不正を行う人

          M&Aコンサルタントして大事なこと

          ある経営者に「なぜ4社も承継したのか?」と聞いたところ 「あの人が紹介してくれた案件だから」との答え。 メリットや金額も大事ですが「この人から紹介された案件だったら間違いない」と思ってもらえる相互理解と信頼関係が何よりも大事ということを学ばせて頂きました。 永守社長の「人を動かす人になれ」早速購入して、私も学ばせて頂きたいと思います。

          M&Aコンサルタントして大事なこと

          長所進展は褒める事

          コンサルティングの現場では、クライアント様から色々学ばせて頂きます。 つい課題を解決しようという意識が先行するとお客様と対立してしまうことも多い、という最近でしたが お客様の良い所をみつけて支援に向かい支援の中で沢山ほめてあげることの重要性。 長所を進展するのは良いとこを見ることと、そこをほめてあげる。そしたら、どんどん伸びる事を学ばせて頂きました。

          長所進展は褒める事

          前向きな「再編」」

          昨夜から「Yahoo!」と「LINE」ニュース一色ですが 自分が関わらせて頂いている業界(会計事務所)に置き換えても、今後この流れは「前向き」にありえる。 規模の論理での統合や、後継者不足による統合ではなく ★お客様へのサービスを充実させるために、足りない何かを補填するための統合★ 例えば、、、 歴史と業歴はあるけど経理代行機能や、コンサル商品がないために、シナジーできる会計事務所との、シナジーのある合併することにより、自社に取り込み、その地域で更に強固なポジションを作り

          前向きな「再編」」

          経営コンサルタントが営業をするということ(2019年9月19日)

          午前中は、相続セミナーのフォロー営業 最初、事前調査、名刺等の記載から、MAS研究会等を出口としようと思っていました。 しかし、税理士のバックグラウンド(早稲田大→安田信託B→医業特化会計事務所→飲食立上サポートコンサルティング→税理士事務所として独立) という経歴の中で、改めて、資産コンサルティング、相続をやりたい ということでした。 その結果、山下江弁護士と社団法人を立ち上げた、とのことでした。 しかし、今までは自社が他よりも広告について頑張っていたと思っていたが 他社(

          経営コンサルタントが営業をするということ(2019年9月19日)