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入社して6ヶ月目にしたこと

株式会社BesoでUIUXデザイナーをしていたTommyです。

今回もまたなかなか執筆が滞っており、気づけば1年ほど前の話になり、
気づけばBesoは退職しました。

とはいえ、きちんと書こうと思いますので、この記事は
6ヶ月目となる2022年9月にしたこと、になります。

6ヶ月目の2022年9月のキーワードは、大きく3つが挙げられます。

・英語
・税務イベント機能の開発
・業務の進め方や考え方を改める


言語は使わないとすぐに衰える

前職ではメーカーの海外営業をしており、毎日英語を使って仕事をしていました。オンラインミーティングで海外法人のメンバーやお客様と話をしていました。

そんな環境を離れて6ヶ月。Figmaのイベントで知り合った方のお誘いで、ほぼ海外の方が集まるオフ会に参加しました。

意気揚々と会場に行ったのですが、そこで驚愕しました。。

「自分の耳が衰えている。。」

久しぶりの英会話の実践の場でしたが、6ヶ月でここまで衰えるか。。!
という感じでした。

「単語が聞き取れない」
「単語の意味がわからない」

話す以前に、まず喋っている内容がわからなくなっている問題が発生していました。
特に会話のテンポを考えると、単語を聞き取れない方が致命傷で、
このままではアカン!となり、

とりあえず、朝の通勤ウォーク中に英語の雑談ポッドキャスを聴き始めました。(この記事を書いている今でも聴いています)
聴くだけでなく、シャドーイングもしています。


歩きながらぶつぶつ言っているので、傍から見たらちょっとやばいやつかもしれませんが、笑

シャドーイング(Shadowing)とは、英語を聴いたらすぐにあとを追う感じで、真似して声に出して言うことです。

シャドーイングとは

ちなみに聴いているのはこちらです。けっこう面白いです、笑


ZoooU税務イベント機能の開発

2022年9月、業務としては、ZoooUの新しい機能となる税務イベント機能の開発に注力していました。

11月にリリースに向けて、約2ヶ月ほどで実装まで終える必要があり、とにかく速く仕様を詰める必要がありました。

そこで工夫したのが以下2点になります。

  • デザインスプリントを行い、最初の1週間で仮説検証のために、課題とソリューションのアイディア出しまで行う

  • モックを作って、ヒアリングを行い解決案の改善サイクルを回す

デザインスプリントは以前の記事で書いた開発のスプリント期間内におけるデザインチームの動き方で導入してみた話とはまた別で、CEOやCOOも巻き込んでの新規機能開発のためのデザインスプリントとなります。
(デザインスプリントという言葉でひとまとめにしており、この辺りは自分自身もまた整理が必要かなと思っています。)

この動き方で良かったのは、検証してみよう、の段階にさっといけること、でした。

CEO、エンジニア、UIデザイナーなど関係者を5人ほど招集し、
3日間で課題と解決策の仮説を作成し、その後2日間でヒアリングで使うためのモックアップを作成しました。

ざっと以下のような流れになります。

Day1:税務のスケジュールについて、税理士と顧問先がどのようなやりとりをしているか現状の理解と可視化をし、どこに課題があるかを整理。
Day2:課題を元にこういう解決案がいいのでは?というアイディア出し。
Day3:課題と解決案の組み合わせを持って仮説を作成し、グループ内の税理士メンバーにヒアリングを行う内容の優先度決め。
Day4:Figmaでモックアップ作成
Day5:Figmaでモックアップ作成

翌週には社内の税理士に見てもらって検証に入る、という動きができてい他ので、かなりスピーディーに話を進められた実感があります。

検証に入ってからは、

・税理士にヒアリングする
・ヒアリングで得られたフィードバックを元にすぐモックアップを修正

を繰り返し、内容をブラッシュアップしていきました。

どのように修正してブラッシュアップするかは、PdM・エンジニアと相談しながら決めていました。

最終的に目標のリリースタイミングに間に合ったので、短期間でアイディア出しから検証に持っていき、仕様を詰めていくには適した動き方だったのかなと思います。

この開発プロジェクトの影で

上記の機能開発を進める中で他メンバーと衝突することがあったのですが、この時気づかされたのが、一旦定着した内容を変えることに抵抗を感じるようになっている自分がいること、でした。

新しく入ってきたメンバーの意見を受け入れてやり方を変えればいいだけの話ではあり、頭ではわかっているのですが、1人目のデザイナーとして入って、なまじ自分で考えながらやってきた自負があり、それが邪魔をしている感じでした。

最初は、一旦こうしてるんで変更あればどんどん変えていきましょうと思っているのですが、これが時間が経って変更なく進んでいくと、"一旦の内容" が定着している状況になります。

これがなんともクセモノで、自分自身の中でも最初の全然変えましょうの柔軟性が失われ、いつのまにか変化への許容窓口が狭まっていました。

自分で考えながらやってきたことを否定された、という心境にありました。

結局のところ、単なる自己嫌悪に過ぎないし、気にする必要もなさそうに思えるのですが、そうすぐにスッキリと切り替えもできず、
拠り所にできる、自信に思える部分がなくなり、虚無感を感じていました。

1人目の〇〇で企業やチームにジョインするのは、一見するとすごいキラキラした感じもあるかもしれませんが、後から入ってくるメンバーの方が経験豊富なことも多く、自分が奮闘して作ってきた道を一気にぶっ壊す状況もありえます。

そうした時に、変なプライドを持たずにすぐぶっ壊せるか(=変化を受け入れられるか)、これは1つ重要な部分かと思います。

前回の記事と似たようなところで、変えられるのは自分と思いながら、
入社して5ヶ月経った後の6ヶ月目、これまでにやってきた業務の進め方や自分の考え方を1度オールリセットするに至りました、笑

1人目の正社員デザイナーとしてスタートアップに入ったデザイナーのリアルな話として、少しでも参考になる部分があったら幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


参考:今回の記事の内容に関連するもの

入社して4ヶ月目にしたこと。
入社して3ヶ月目にしたこと。
入社して2ヶ月目にしたこと。
入社して1ヶ月目にしたこと。

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