見出し画像

転職するに向けて考えたこと-30代ママ転職体験-

転職した方がいいかな。
自分には転職できるかな?そんなこと考える人が多いと思います。

私も悩んでいくつか本を読んできました。
私自身も10数年大手で働き続けて、二度の育休を過ごしてキャリアに迷走した結果、2ヶ月ほど転職活動をして自分のやりたい「人材開発・組織開発」の分野で転職をしました。

今の働き方を見つめるにあたっての基礎や思考を学ぶにはおすすめの一冊です。

転職することや転職の仕方に成功とか手段は人それぞれで、私も転職系の本はむしろ2社内定をいただいてから読んだ気がします。
どうやって企業を選ぶのか?自分にとって働くとは?を考えさせてくれるきっかけになりました。

やりたいことってそんなある人いない

転職するならやりたいこと探しからみたいな人は多いと思います。でもそこで息詰まる。。

todo型どんなことをしたいか?
being型どんな人 どんな状態でいたいか?

beingを考えるには
・自分の状態
・環境の状態
の2つだと述べられています。
自分の状態については、自分が今いる会社に対して適切な強さ(仕事の能力)を持つかどうか。ゲームでいうと、簡単すぎないか難しすぎないか。

私は前の会社でもチャレンジしたいこと、仲間がいました。でも自分の無力さやモチベーションを保つこと、スキルを最短で高めなりたい自分に近づけることを考えて転職がよいと決めました。

世の中の90%以上の人はbeing型なのに成功した人ややりたいことを見つけなさいという思考が浸透している気がします。
まずはbeingを見つけて行動してみることが大切です。
beingについては堀江愛莉さんの考え方が好きでこの記事を読んでいただくとわかりやすいです。

転職しなくとも転職活動を通して、beingを見つけるのはいいと思います。

転職での思考法

市場価値「マーケットバリュー」を見極める。
やりたいことが明確にない人は市場価値から考えるのも良いと思いました。

①業界の生産性
その業界で働く人はどのくらい稼いでいるかを知ることが大切。
複数のベンチャーが参入しているか?非効率を突くロジックでビジネスをしているか?などもともと生産性が高い業界か、業界全体が伸びているかで判断することが大切です。

②人的資産
いわゆる人脈ですが、40代の時にどんな人脈があるかがポイントになります。

③技術資産
他の会社でも発揮できる技術をどれくらい持っているかであり、
「専門性×経験」
・専門性は「営業」「マーケティング」など、職種のようなもの
・経験は、「事業部長の経験」「子会社の経営」など、職種に紐づかない経験。

20代で専門性を磨き、30代で経験を積むのがよいと記されていました。
すでに30代の私は焦りましたが、早く気づいたもの勝ち!何歳でも学べると思っています。
私は40歳になったときに人材開発✖︎営業✖︎コーチとか複数社勤めている専門性タグが欲しいと面接で話していました。

女性のキャリアだからこそ早くから考える

女性だからこそキャリアをコントロールできるようにしておくと書いてあり、本当にそうだと思ったのこと私はそれを後から気づかされました。

今の社会はまだまだ女性がライフプランでキャリアを諦めてしまったり
出産というイベントで産むことは女性にしかできない状況です。
その中で、女性は若いうちにキャリアを築けるうちに福利厚生より専門性と経験を重視しておくこと。

私はこの早いうちからができていなかったことで、転職の道を選んだ気がします。
母になるのが26歳の歳で同期の中では早かったこともあり、キャリアでは焦りと不安がありました。
沢山の本やbeingを考える中で決断をしました。
母親だから転職できないわけではない。
でも母親だから転職するために決めることや助けてもらう人、環境が変わってしまう家族の負担はあることは確かでした。

ただ、ほんとにやりたいことを見つけたら、母親でも若くても歳を取ってもどんな人でもできると私は思っています。

どんな人でもそのために少し勇気がいること、ほんとにワクワクするのか?後悔がないか沢山問い続けること、そして自分を信じ周りを頼ることが大切だと思いました。

転職だけではなく、何かもやもやしていたら立ち止まってみて、今いる環境の中で少しやり方を変えたり、付き合う人を変えたり、時間軸を変えるだけでも少し違う景色が見えると思います。むしろ転職ってどうかな?て人は活動だけしてみると自社以外の市場を知れて、自分のことも知れる機会になりとても良いと思います。

二児のママが転職した話はまた別途シェアしたいと思います!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?