心を整える10分日記:自分と向き合う習慣のすすめ
1. はじめに:日記を書く習慣を始めた理由
『さみしい夜にはペンをもて』という本をきっかけに、スマホのメモに日記を書き始めました。
仕事に楽しさを感じられなかったり、息子のイヤイヤ期に手を焼いたり、夫が忙しくなって話を聞いてもらえなくなった頃、心の中にたまったモヤモヤを吐き出すために日記を書いてみたんです。
「日記は、自分というダンジョンを攻略する手掛かり。」という一文を読んで、これだ!と思い、始めました。
日記には、嬉しかった出来事を振り返ってみたり、感じたことをゆっくりと言葉にしてみたり、嫌なことや愚痴を書き留めたり…と、日常の一つひとつを思い出しながら、自分と向き合う時間を持てることに気づきました。
今では、その習慣がすっかり生活の一部になっています。
2. 日記の悩みと新しい発見
最初は感情や出来事を細かく書くことに夢中でしたが、だんだんと描写するのが少し面倒に感じてきて…。そんな時に出会ったのが『日記の魔力』。
ここで、行動を書くことに焦点を当ててみることにしました。
心が動いた瞬間や、何気ない日常の気づき。暖かく感じた出来事や「こんな本を読みたいな」「こんなことしてみたいな」という思いを忘れないため、日記は自分を見失わないための地図のような存在になっています。
行動を書くことで、当時の感情を自然と思い出せて、気持ちの整理もしやすくなり、次にどうしたいかも見えてくるようになりました。
3. ChatGPTとの出会い:日記を続けられるフォーマット
日記を書き続けることで感情が整理され、行動にも変化があると感じる一方で、どうしても忙しい日は後回しにしてしまうことが悩みでした。
電車の中で書くのは苦にならないのに、家に帰ると息子にスマホを取られたり、夫がいて落ち着けなかったりして…。
そんな時、ChatGPTに相談すると、1日10分ほどで書けるシンプルなフォーマットを提案してくれました。内容は以下の通りです。
1. 今日の出来事のハイライト
2. 感情の振り返り
3. 達成したこと
4. 感謝したこと
5. 明日の目標ややること
このフォーマットのおかげで、気軽に日記を続けられるようになり、より気持ちがすっきり整理されました。
4. 日記を書くメリット:感情の整理と次のステップ
このフォーマットで日記を書き出してから、心の中のモヤモヤが減り、「次にどう行動すればいいか」が自然と浮かぶようになりました。
特に「感情の振り返り」が役に立ち、書き出すことで、頭の中にあった引っかかりが軽くなり、改善策を考えられるようになりました。
「感謝の欄」もあることで、小さな幸せにも目を向けられるように。「今日は感謝できることあったかな?」と問いかけると、脳が自然にポジティブな出来事を探してくれます。この変化もとても嬉しかったです。
• 自分にとってのメリット
• 仕事での失敗や注意されたことの原因を振り返り、次にどうすればいいか考えられる。
• 息子のイヤイヤ期に感情的になってしまった場面を反省し、どう対応すべきか冷静に見直せる。
• イライラした出来事も、深掘りしていくと「なぜ自分はそう感じたのか」を見つけ、気持ちを昇華できる。
• 自分自身の成長を日々感じられることで、自己肯定感も高まる。
5. まとめ:シンプルな日記で心を整える
忙しい日でもほんの10分、日記を書くことで心が整理され、自分と向き合う余裕が持てるようになります。日記は、時間がかからなくても心を整えるためのシンプルで強力なツールです。
ぜひ皆さんも、無理のないペースで日記をつけて、自分だけの「心の地図」を作ってみてください。