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やりがいを持って仕事をしたら負けか

あぁ咽頭炎再発。くしゃみ鼻水咳のどの痛み。
またいつものやつです。
どうしたもんかなぁ。お酒が良くないのかなぁ?
今日の仕事は辛かった・・・頭ボーっとするし、寒気で動けないし。
たぶん熱もある。測らないけど(笑)

さて昨日は、久しぶりに楽しい飲み会でした。
いろいろ話ができて、幸せな時間を過ごすことができて後輩に感謝。
彼のようなやる気のある職員を大切に育てたかったなぁとつくづく思う。
今日はそんな楽しい会のひとコマを振り返りたいと思います。


やる気を失わせるシステム

とにかく、やる気のある若者の未来を台無しにするような職場にはしてほしくない。
彼から聞いた話で、入りたての頃に、

「市役所っていうところは、17:15で帰ることだけを考えていて、仕事をしたくない人たちが多い組織。そういう人を相手にしないといけないから、なかなか進められないこともある。」

上司からのこういう話をされて、愕然とした。という話があった。
うん、それは事実としてはある。
もちろん残業していいものを作れ!!というのは今の時代、違うんだとは思う。
ただ、「定時で帰ること」と「仕事をしたくない」は別の話ではないか。
定時で帰ってくれていい、でも勤務時間中は全力でやってよ!って個人的には思うんです。
新しいこと始める場合でも、生産性を上げていけば、できるはずだし、業務を見直して効率化すれば時間は確保できるはず。

頑なに拒否する文化

「仕事が増えたら困る、今のままで新しいことはしなくていい」
「適当に今の仕事をこなして、給料がもらえればそれでいいんで」
と言う人たちは確かに多い。
「なにやる気出してんだよ」みたいな冷めたことまで言ってくる輩もいる。
この手の人たちをエンパワーメントしなくてはいけないところからスタートすることになると、どれだけ時間がかかるんだろうか…なかなか進められてないこともある。」それはそうかもしれない。

若い力をつぶしたくない

それでも若者のやる気を削ぐような組織にしたくない。
なぜ、自治体に入庁してくる若者は、すぐに役所文化に慣れ親しんでしまうんだろうか。
こうすれば、自分は仕事をしなくていい、こうすれば他課に仕事を振れる、自分がやってしまえばすぐに終わる仕事でも頑なに自分の仕事かどうかを確認したい、その結果「調整」という無駄な時間が膨大にかかってしまうんですよね。
さらに
「楽したくて、役所に転職したので、仕事はしたくないです。」
そんなことを言って転職してくる人たちも増えてきた印象。
入った時から住民が目の前にいない、これはもう自治体の存在意義さえも揺るがしかねない事態ではなか。

先進的な組織と何が違うのか

それでも先進的な政策を実践する自治体はある。
そこにはやる気のある首長とできる職員がいる。
そういう自治体は何が違うんだろうか。
明確なビジョンがあって、そこに投入する予算があって、それを動かせる優秀な人材がいる。
まず、文化が違うんだと思う。
今後は、さらに自治体の格差は広がっていくでしょう。
役場だけが変わらなくていい「聖域」であるはずがない。
これだけ社会が変化しているのに、役所の業務を見直さなくていいなんてありえない。本気で長期的に自分のまちのことを考えていかなければいけない時期になっていると思う。
それに気が付かない多くの基礎自治体が危機的な状況に陥る日はそう遠くないのではないか。

御礼

本日もお付き合いいただきありがとうございました。
みなさんは仕事へのモチベーションをどう保っていますか。
何のためにこの仕事しているのか、明確なビジョンが見えていますか。
わたし自身、ちゃんと向き合ってこれなかった部分もあるなぁと思っている部分もあります。
難しい課題ではありますが、少しずつ整理していきたいと思います。

また、機会がありましたら、覗いてください。
よろしくお願いいたします。

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