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見慣れた景色じゃなくなった日

朝7時に車で出勤。運転中いつも見かけるのは、小学生の女の子とスーツ姿のお父さんが二人並んで歩く姿。炎天下でも、大雨でずぶ濡れであっても常にいっしょだった

いつも気になっていたけど、お父さんはどこまで着いていくんだろ


それが今日はちょっと違ってた


いつものように並んで歩くふたり。次第に女の子がひとりでスタスタと歩きはじめる


お父さん?どした?

信号機のある横断歩道の手前で立ち止まり、娘さんの後ろ姿を見守ってるじゃありませんか

後ろを振り返ることなく元気いっぱい歩く女の子。立ち止まり我が娘の背中を見つめるお父さん

その瞬間だけ見たらどうってことないありふれた出来事だけど、そこに辿り着くまでの時間を見てきた自分にとってキラキラした映画のワンシーンのように映ったのです


前に進む子。見守る父
そういえば自分にもこんなことあったっけな♪


かなり昔に同じ景色を見たことを懐かしみ、ご機嫌な音楽に揺られながら過ぎる、ほんのり温かい朝となりました

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