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第3のコミュニティの大切さ

家族でも職場でもない、第3のコミュニティを持つことは大切だ。

先日、家族4世代での集まりがあった。
目的は、父の誕生日祝い。
姉夫婦の家まで行って、お家パーティをしたのだ。

姉夫婦は、今年生まれた赤ちゃんがいる。
2人とも、赤ちゃんの世話にかかりっきりで、
実家に赤ちゃんを預けて出かけるなんてすることはない。

一人が世話して、一人が息抜きに遊びに行くなんてことも無いようだ。
赤ちゃんの成長は一度きりしか見られないと考えると、それは納得するが、それはそれで尊敬する。

ぼくの両親も、ほぼ2人でお出かけする。
趣味で新しいコミュニティに参加することなんてまっさら無い。

両親は、歴史という同じ趣味を持っているので、話が合っていいのかもしれない。

でも、父方の祖母は違った。

彼女は、バレーしたり、ハーモニカ、武道など色々なことをやっている。
だから、年齢重ねても友達は多くて、毎日が楽しいようだ。

90歳近くでもそう感じられているのは素晴らしく感じた。
そして彼女自身も言っていた。

「家族や仕事以外での、コミュニティを持っておくといいよ」

これまで、プライベートでボランティアやミュージカルなど色々なことに取り組んできた。

おかげ様で、いろんな人と出会えてきたし、今もたまにそうしたコミュニティでの集まりに参加する。

そうしたコミュニティに参加しているメンバーは、めちゃくちゃイキイキしている。
人生ってこうしたイキイキしてる時間が多いほど、幸せなのかもしれない。

一番長く過ごす時間は家族である。
特にパートナーとは。

でも、いずれ人は死ぬ。

パートナーが先に亡くなって、突然一人になるかもしれないことだってあるのだ。もしそうなった時に、趣味も人間関係も無いと孤独に生きることになる。

職場だって、仕事を退職すれば、会う機会なんてほとんど無くなる。
ましては同世代だって歳を重ねているのだから、連絡が取れなくなるのは割と自然なのかもしれない。

そう考えた時に、家族でも職場でもないコミュニティに参加していたら、人間関係が一生続くのだ。

言い方は悪いかもしれないけど、リスクヘッジとも言える。

でも実際に、第3のコミュニティに参加して、色んな人に出会えて価値観が広がった。

ぼくも祖母のような楽しい人生を送りたい。
幸い今のパートナーも、ボランティアで出会った人なので、価値観は近い。

だからお互いが求め合いすぎず、それぞれのコミュニティを持っている状況がとても心地よい。

そんな今の環境を改めてありがたいと感じさせてくれた日であった。
いつもありがとう。

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