「お姉ちゃんだから」「あの子はあんなにすごいじゃない」と言われたことない。
自分が子育てをする中で、両親には本当に頭が上がらないです。家族や友人、周りの人々に恵まれて、お仕事ができていること、日々幸せに生活できていることを考えると、育ててくれてありがとうという感謝の気持ちでいっぱいになります。
両親に対しては、こうやって育ててくれてありがたかったと思うことがたくさんあるけれど、今回は「誰とも比較しないで、私だけを見てくれていたのって、本当にすごいな」と思ったことについて書いてみたいと思います。
私は両親にとって第一子なのですが、「お姉ちゃんだから、我慢しなさい。」と言われたことがないです。自分より小さな存在が嬉しかったので、一生懸命お世話をしたいと思っていたことは今でも覚えています。弟の爪を切ろうとして間違えて流血させてしまった事件もありました。(弟が大泣きして、母が気づき、事なきをえたようです。弟よ、痛かったよね、ごめん。)でも、「お姉ちゃんだから」と注意されたり、我慢させられたりしたことは、私の記憶では一度もありません。
それから、姉弟間、従妹や近所の子に関しても、「あなたより、〇〇ちゃんの方が△△だね。」と言われた経験がありません。その代わり、「あなたなら、何だってできるんだから!」と言われて育ちました。だから、小さな頃から「誰かと比較して、自分が劣っている」と感じるのではなく、「頑張れば何だってできるようになるんだ!」と信じながら子ども時代を送りました。
もちろん、全部が全部上手にできたことばかりではありませんでした。でも母は、私達にできないことがあると、徹底的に練習に付き合ってくれました。運動は得意だったのですが、残念ながら私は逆上がりが苦手で、全然できませんでした。母は毎日公園まで付き添って、逆上がりの練習に付き合ってくれました。毎日練習しても全然できるようにならなくて、泣きたい気持ちになっていた気がします。やっとのことで逆上がりに成功した日、本当に嬉しくて「見ててね!」と言いながら、嬉しくて何回も逆上がりをしたことを今でも覚えています。
そして、夜にお祝いをしてくれました。お祝いの仕方も、母のオリジナリティにあふれているので、そのお話はまた今度しますね。
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