英語穴埋めクイズ 答え合わせと解説 難易度4,5
少し間があきました。英語クイズの解説の時間です!
Kadu: Let's see what's inside.「お弁当の中身は・・・」
*Let's seeは「見てみましょう。確認してみましょう。」
*what's insideは「何が中に入っているか=中に入っているもの(今回はお弁当箱の中身)」という意味でしたね。
今回のクイズは、( )埋めの形にしました。英単語の数が分かるので、ヒントになりましたでしょうか?
英語クイズ 難易度4
Let's see what の後の( )に一つずつ英単語を入れて、違う表現を作ってみましょう。
①Let's see what (happnes).
「何が起こるか、見てみよう。(様子を見てみよう)」
「まだ起こっていないのに、happens が現在形だぞ?」と不思議に思った方もいらっしゃると思います。この表現の場合は、「比較的すぐに何か起こるぞ」という前提で眺めています。
Let’s see what will happen.という時もありますが、こちらはもう少しだけ長く時間がかかる印象を与えます。「少し待っていると、何か起こるぞ」という感じです。
この2つは全然意味が違うわけではなく、話し手が「いつ頃に何かが起きると考えているか」によって使いわけています。
②Let's see what (we )(can )(do ).
「私達に何かできるか、見てみよう(考えてみよう)。」
こちらは、意味や時制にひねりはありません。シンプルなS(主語)V(動詞)の文ではなく、動詞の前にcan(助動詞)を入れて頂けたらなと思って、作問しました!
英語クイズ 難易度5
③1 Let’s see what she ( has )( to )( say ).
= 2Let’s listen to what she ( has )( to )( say ).
=3Let’s hear what she ( has )( to )( say ).
「彼女が何を言わなければならないか、聞いてみよう(彼女の言い分を聞いてみよう)。」
この表現を使う場面のイメージとしては、
病欠だと会社に連絡をしていたAさんを、出張先のそばのレストランで見かけた。「今出張で〇〇駅のそばにいるけれど、Aさんによく似た人がレストランにいますよ?」とチームリーダーがAさんに連絡してみる。
→ "Let’s hear what she has to say."
「彼女は何て言ってくるんだろうね?」
のような形で使います。
この場合、動詞としてはsee、hear、listen toが使えます。アメリカ人のLeeさんに聞いたところ、
has to の部分が、英単語が二語だったので迷った方もいらっしゃるかと思います。
「must が来るのではないかな?」と考えた方、mustはもっと強い意味になります。例えば、義務や必要性を表します。強制されてしなければいけないことや、必要に迫られている時などです。
対して、has to(主語によっては、have toになります)は、mustよりは弱い意味になり、例えば置かれた状況により生じた義務を意味します。今回の表現では、「彼女は何て言わなければいけないのだろうね?」という意味になり、「今の状況で、どうひねりだしてくるのかな?」というニュアンスが伝わります。
このニュアンスの違い、結構難しいですよね。また助動詞の表現、クイズにしてみたいなぁと思います。では、また次回のクイズでお会いしましょう!
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