ベトナム大手の小売系コングロマリット企業、マサングループ
今回はベトナム大手の小売系企業、マサングループ(ティッカーシンボル:MSN)についての情報を共有させていただければと思います。
マサングループの創業者であるNguyen Dang Quang氏は、ロシアのプレハーノフ国立経済大学、ベラルーシの国立科学アカデミーにいるなど、ロシア系の教育を受けています。
ロシア在住時には、インスタントラーメンのビジネスをやっていました。
その点、ビングループの創業者もウクライナでインスタントラーメンの販売をしていました。ベトナムで時価総額上位を争う2社の創業者は海外にてビジネスの経験を積み、その上で帰国しているところ、またロシアにて教育を受けていた点が共通しています。
マサングループは、ベトナム全国に総合スーパーや、コンビニを展開しています。
2020年に、ビングループ傘下であった、ビンマートを買収し、
それにより、小売部分だけでなく、食肉の飼料・飼育・出荷といったところまでのルートも手中に収めました。
現状では小売など商品流通関係以外でも、
Techcombankという金融業も傘下に入れております。
2022年11月ごろのデータに基づくと、ベトナムの銀行の中では、
総資産額で4位
時価総額で3位
税引き前利益で2位
となっています。
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