02-02.不動産投資をおすすめする人4パターン 『不動産投資実践塾~富の成る木の育て方®️』
今回は「不動産投資、こんな方におすすめですよ」というお話です。大きく4パターンあります。
①本業が忙しく副業をする時間がない人
正直なところ不動産投資は不動産を取得してしまうとあまり手間がかかりません。購入して満室にして、そして管理会社に任せてしまえば後は放っておいても毎月家賃収入が入ってきてしまう。そんな投資なのです。ですので「忙しくて副業にあまり時間を割けない」という方におすすめです。
また、本業を持っていると銀行から融資を受ける際に有利になります。融資を受けて投資をするとレバレッジを効かせることができ、投資効率が上がるということは以前もお話ししましたね。
忙しいお仕事の合間に、本業があるというメリットを活かしつつ出来る投資、それが不動産投資なのです。
②老後のために私設年金を用意したい人
数年前『老後2000万円問題』が話題になりました。「公的年金だけをあてにしていると悲惨な老後を送ることになるかもしれない……」ということは容易に想像できますよね。今や公的年金制度に頼るだけでなく、国民一人一人が自分の身を守るために投資や副業で老後の生活資金を確保しておくのは当たり前となってきました。
20~40代の方は今、不動産投資を始めておけば、運用しながら老後までに少しずつ借金を返済し、完済したアパートを所有することが出来ます。借金を完済したアパートからは毎月家賃収入を受け取ることができます。自分のための年金制度を作っておくことができるんですね。
③目的が明確な人
ただ「お金を増やしたい」と漠然と思うだけでは、不動産投資で成功するのは難しいと言えます。どんな不動産をどれくらい購入すればいいのかが分からず、気がついたら借り入れの規模が大きくなり過ぎていた……借入状況が悪く銀行が融資をしてくれなくなった……ということが起きてしまうからです。
"何のために" 、 "いつまでに" 、 “どれくらい” 、という目的をしっかりと持つことが大切です。不動産投資は長期の資産形成ですので、しっかりとした計画を立てて着実にお金持ちへの階段を上っていきましょう。
ちなみに、僕の目的はハッキリしていました。『娘のピアノレッスン代を払えるようになること』それから『レクサスRXという車を購入すること』最後に『家族旅行でハワイに行くこと』この三つです。この目標、僕は全て目標に掲げていた期限内に叶えました。
このように明確な目標を持つことで自分の進む道が見え、達成するためにどのような不動産投資をしていけば良いのかということがハッキリとしていきます。目標を明確にしていく方法も後々、お教えしますね。
④マイホームを持っている人、または欲しい人
マイホームを既に持っている方は、購入時に銀行から融資を受けていると思います。その時に不動産購入時の取引の一連の流れというものを把握しますよね。不動産購入までの流れについての知識は不動産投資でも活用できる部分があります。
また、住宅ローンのリスク分散のためにも不動産投資をするという考え方があります。マイホーム購入時には銀行から借り入れをします。家賃の代わりとはいえ、毎月の給与収入から高額な返済を行っています。この返済を、家賃収入の利益から行うと考えるとどうでしょうか?
収益不動産は、購入時のローン返済額を入居者が家賃として支払ってくれた上、諸経費を差し引いた残りの収入分が手元に残ります。マイホームのローン返済は家賃と同額かそれ以上の金額を、自分の給料からマイナスされます。それに対し、収益不動産からは逆にプラスになるお金をもらうことが出来るのです。
どちらの方がリスクが高いか考えてみてください。リスクを考える時に重要なのは、実は金額の大きさでは無いのです。お金の出て行く量・入ってくる量の違い、つまりキャッシュフローが大切なのですね。キャッシュフローは戸建てのマイホームの場合、実は常にマイナスです。しかし、アパート投資はキャッシュフローがプラスになる。そう考えると不動産投資に挑戦しようとする時の心理的ハードル、少し下がりませんか?
これからマイホームを購入したいという方には、賃貸併用住宅というのがおすすめです。これは、マイホームを一棟建てる際、例えばその建物の3分の2をはじめから賃貸用として建設し、自分たちは残りの3分の1を住居用として利用する、という方法です。銀行によって「賃貸用と住居用は〇:〇だと住宅ローンが組める」といったような比率の違いがありますので、今住宅ローンを検討されている方、是非調べてみてください。
賃貸併用住宅を選択すると、マイホームに住みながらアパート経営が出来るのです。マイホームの住宅ローンを組んで、その住宅ローンの返済をアパート部分の賃料収入で賄ってしまえるのです。非常に賢いですよね。
また、住宅ローンは収益用不動産のローンよりも融資が比較的通りやすいという側面があります。その融資が通りやすいローンを上手く利用して、収益物件を買ってしまおうというやり方なのです。
これは非常に有利に投資が出来るやり方だと僕は思います。ただ、僕の場合は先に収益不動産を購入して規模を拡大していたので、マイホームを賃貸併用住宅で建てるということはしませんでした。
今マイホームを検討されてる方は是非、考えてみてください!
この4つのパターン、あなたはいくつ当てはまりましたか?
まとめ
・取得してしまえばあまり手間のかからない不動産投資は、本業が忙しい方におすすめです。
・早いうちから不動産投資を始めると、老後の私設年金として活用することが出来ます。
・マイホームを既に持っている方は、リスク分散のために投資をおすすめします。これから欲しい方は、賃貸併用住宅を選択すると有利に投資を進めることが出来ます。
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