BACK TO THE SONG 『Message』 from Affection
冨永裕輔
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※試聴版。オリジナル版(06:36)は購入後に視聴可能。
ラジオと連動した企画「BACK TO THE SONG」第二弾は、プロデビューのきっかけになった大切な音源をnote限定配信します。
秋に書いた楽曲ですが、7月に届けたいのにはわけがあります。
2006年7月7日、宮崎科学技術館プラネタリウムホールにて行われた“七夕ライブ”。
このコンサートをデビュー前にも関わらずたくさんの方々に応援していただいたこと、そしてある楽曲が決め手となりプロデビューが決まりました。
その楽曲とは、『Message』。
人生においては誰しも、大なり小なりの喪失という経験を免れることはできません。
初めから人生に何が起きるか分かっていたのなら、大切なものを失わないようにもっと気を付けながら歩くでしょう。
ですが、喪失を回避しようとすれば、逆に経験できたはずの幸せな思い出を失うことになるかもしれません。
人生は幸せなことばかりではないし、悲しいことばかりではあり得ません。
そのどちらの体験も、生きているからこそ体験できる貴重な贈り物だと思います。
そして自分なりに出した問いの答えを、人生を通して見せていくことが僕らに与えられた“自由”であり、そこに人生を体験する意味があるのではないかと思います。
大切なことは、後悔しないために悲しみを先回りして回避しようとすることではなく、人生に贈られる悲しみも幸せも味わいながら、過去から学び“今を生きる”ことだと思います。
僕らはたとえ何度失敗したとしても、尽きることのない愛に見守られ、期待され信じられている存在だと思います。
そしてどんなに挫折しようとも、再び立ち上がり歩き出したとき、必ず悲しみという谷を乗り越えられるのが僕ら人間だと思うのです。
“今ここにいる自分”という尊い存在に、絶えず贈られている慈愛に満ちたMessageが、秋風のように歌に乗ってあなたの元に届きますように。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(下記は、プロデビューが決まった2006年のセルフライナーノーツ・プロフィール資料から抜粋。)
<イントロ>
今回僕は、歌手としてのスタートラインに立たせてもらえることになった。作詞・作曲もピアノの弾き語りも、歌うことでさえもすべて独学でやってきた僕にとって、この位置に立っていることを不思議だなと感じてしまう部分があるのも事実だ。歌がなかったら今の自分はいないし、本当に歌に救われた少年だった。僕の歌は文字通り魂の叫びだ。どうしようもなく悲しくて、どうしようもなく寂しくて、どうしようもなく怒って、どうしようもなく愛して、歌が生まれた。歌にすがりつき、夢にしがみついてきたから明日に希望を持って生きてこられた。今度は僕の心から生まれた言葉やメロディーが、誰かの心を癒せたらどんなに幸せだろうと思う。
ピアノ弾き語りソロ・シンガーソングライター
冨永裕輔(トミナガ ユウスケ) 1984年3月22日生 22歳
profile
福岡より上京し、ゴスペラーズを輩出した早稲田大学アカペラーサークルStreetCornerSymphonyに所属し活躍。
その後、2005年春よりピアノ弾き語りによるソロ活動をスタート。全国的にライブを展開し成功させる。聴く人の心を優しく癒す歌声と、自らが作詞作曲する楽曲の世界観が注目されラジオ・TVなどにも取り上げられる。
そして2007年1月26日にデビューアルバムの発売が決定。ゴスペラーズも楽曲を提供し参加。
現在、日本を代表するレストラン「なだ万」にて毎月ライブ出演しながら、渋谷のアコースティックライブハウス「多作」を中心に新宿・代々木など多数のステージにてライブ活動を展開中。
また、この9月16日、10月7日にはラ・フェット多摩南大沢でのフリーライブを行い好評を得る。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「Message」
作詞 冨永裕輔 作曲 冨永裕輔・清野雄翔
懐かしい夢を見た 並んだ君と笑いあった
君は今どこにいる どんな幸せ感じてるの?
黄昏に吹き抜ける 冷たい風に問いかけた
君は今だれといる どんな明日を見つめてるの?
咲きかけたメロディーのその色をその行方を
初めから分かっていたのなら 微笑みも涙も知らぬまま
描きかけたコスモスのその色をその薫りを
最後まで愛しみ育てたい ためらいの中に消えないように
いつかは風も止み ざわめく心静まるから
今はただ秋風に 切なる思いそっと歌うよ
繰り返すメロディーのその意味をその言葉を
初めから分かっていたのなら 悲しみ後悔知らぬまま
でもそれがMessage 歩き出すその度に
乗り越える力を持って生まれた 僕らはそんな存在だから
咲きかけたメロディーのその色をその行方を
初めから分かっていたのなら 微笑みも涙も知らぬまま
描きかけたコスモスのその色をその薫りを
最後まで愛しみ育てたい ためらいの中に消えないように
懐かしい夢を見た 並んだ君と笑いあった
僕は今ここにいる
風の中で一人きりで君のために 歌うよ
秋に書いた楽曲ですが、7月に届けたいのにはわけがあります。
2006年7月7日、宮崎科学技術館プラネタリウムホールにて行われた“七夕ライブ”。
このコンサートをデビュー前にも関わらずたくさんの方々に応援していただいたこと、そしてある楽曲が決め手となりプロデビューが決まりました。
その楽曲とは、『Message』。
人生においては誰しも、大なり小なりの喪失という経験を免れることはできません。
初めから人生に何が起きるか分かっていたのなら、大切なものを失わないようにもっと気を付けながら歩くでしょう。
ですが、喪失を回避しようとすれば、逆に経験できたはずの幸せな思い出を失うことになるかもしれません。
人生は幸せなことばかりではないし、悲しいことばかりではあり得ません。
そのどちらの体験も、生きているからこそ体験できる貴重な贈り物だと思います。
そして自分なりに出した問いの答えを、人生を通して見せていくことが僕らに与えられた“自由”であり、そこに人生を体験する意味があるのではないかと思います。
大切なことは、後悔しないために悲しみを先回りして回避しようとすることではなく、人生に贈られる悲しみも幸せも味わいながら、過去から学び“今を生きる”ことだと思います。
僕らはたとえ何度失敗したとしても、尽きることのない愛に見守られ、期待され信じられている存在だと思います。
そしてどんなに挫折しようとも、再び立ち上がり歩き出したとき、必ず悲しみという谷を乗り越えられるのが僕ら人間だと思うのです。
“今ここにいる自分”という尊い存在に、絶えず贈られている慈愛に満ちたMessageが、秋風のように歌に乗ってあなたの元に届きますように。
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(下記は、プロデビューが決まった2006年のセルフライナーノーツ・プロフィール資料から抜粋。)
<イントロ>
今回僕は、歌手としてのスタートラインに立たせてもらえることになった。作詞・作曲もピアノの弾き語りも、歌うことでさえもすべて独学でやってきた僕にとって、この位置に立っていることを不思議だなと感じてしまう部分があるのも事実だ。歌がなかったら今の自分はいないし、本当に歌に救われた少年だった。僕の歌は文字通り魂の叫びだ。どうしようもなく悲しくて、どうしようもなく寂しくて、どうしようもなく怒って、どうしようもなく愛して、歌が生まれた。歌にすがりつき、夢にしがみついてきたから明日に希望を持って生きてこられた。今度は僕の心から生まれた言葉やメロディーが、誰かの心を癒せたらどんなに幸せだろうと思う。
ピアノ弾き語りソロ・シンガーソングライター
冨永裕輔(トミナガ ユウスケ) 1984年3月22日生 22歳
profile
福岡より上京し、ゴスペラーズを輩出した早稲田大学アカペラーサークルStreetCornerSymphonyに所属し活躍。
その後、2005年春よりピアノ弾き語りによるソロ活動をスタート。全国的にライブを展開し成功させる。聴く人の心を優しく癒す歌声と、自らが作詞作曲する楽曲の世界観が注目されラジオ・TVなどにも取り上げられる。
そして2007年1月26日にデビューアルバムの発売が決定。ゴスペラーズも楽曲を提供し参加。
現在、日本を代表するレストラン「なだ万」にて毎月ライブ出演しながら、渋谷のアコースティックライブハウス「多作」を中心に新宿・代々木など多数のステージにてライブ活動を展開中。
また、この9月16日、10月7日にはラ・フェット多摩南大沢でのフリーライブを行い好評を得る。
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「Message」
作詞 冨永裕輔 作曲 冨永裕輔・清野雄翔
懐かしい夢を見た 並んだ君と笑いあった
君は今どこにいる どんな幸せ感じてるの?
黄昏に吹き抜ける 冷たい風に問いかけた
君は今だれといる どんな明日を見つめてるの?
咲きかけたメロディーのその色をその行方を
初めから分かっていたのなら 微笑みも涙も知らぬまま
描きかけたコスモスのその色をその薫りを
最後まで愛しみ育てたい ためらいの中に消えないように
いつかは風も止み ざわめく心静まるから
今はただ秋風に 切なる思いそっと歌うよ
繰り返すメロディーのその意味をその言葉を
初めから分かっていたのなら 悲しみ後悔知らぬまま
でもそれがMessage 歩き出すその度に
乗り越える力を持って生まれた 僕らはそんな存在だから
咲きかけたメロディーのその色をその行方を
初めから分かっていたのなら 微笑みも涙も知らぬまま
描きかけたコスモスのその色をその薫りを
最後まで愛しみ育てたい ためらいの中に消えないように
懐かしい夢を見た 並んだ君と笑いあった
僕は今ここにいる
風の中で一人きりで君のために 歌うよ
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