私は人生という河を泳いできた
大いなるこの河を
まだ泳ぎ方に慣れぬ頃
何度も溺れかけ、
私はすんでのところで助かってきた
それから溺れぬように
必死に泳ぎ方を覚え
いつしかそれなりに
長い距離を泳いできたように思う
しかし、私は果たして
自分の力で泳いできたのか
大いなる河の流れに流されてきたのか
今も分からぬままだ
私の決意と努力によって
幾分そこから見える景色は変わったかもしれない
しかし本当に
私の力で
ひと一人の力で
この河の流れに逆らって
行きたいところに行けるようなことが
あるのだろうかと
思うのだ
そして、
溺れかけた私を救ったのは
私の力だけだったのだろうかと
その答えは
きっと最後まで分からないから
私はまたこれからも
私が見たいと思う景色のほうへ
必死に泳いでいくのだ
いつかあの大海原に
還る時まで
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
明日もあなたに良いことがありますように♪
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