私がnoteを書くときは
今年の夏に、ふと思い立ってnoteの毎日更新をやってみた。
運営している #SNSバルコニー のnote部では、毎日更新に挑戦しているメンバーが多くて、「私も一度挑戦したい」と前から思っていたから。
毎日更新することで、続ける力が身につく、暮らしの中でネタを見つける解像度が高まる、ユーザーのリテンション率が高まる可能性がある、noteの中で同じく毎日更新に挑戦しているメンバーとつながるきっかけがある…。
毎日更新のメリットは、たくさんあると思う。
毎日更新期間中に書いたリノベについてまとめたnoteは、とあるプロダクトデザイナーさんが「あの特集面白いね」と声をかけてくれて、届けたい層に届けられたと感じたもの。
今までSNSのこと、フリーランスのことばかりを書いてきたけど、新しく書いてみたいカテゴリに自分で気づくきっかけにもなった。
でも、ちょうど8月になるタイミングで、「毎日note書いて、どうなりたいんだっけ?」と疑問が湧いてきて。そこからあっさりやめてしまった。
毎日更新の目的を見直す
イベント登壇などではいつも「SNS運用の目的を考えよう」話している。
私は、#SNSバルコニー の活動を通して深くユーザーと繋がるため、あとはcocoroneの発信を通してcocoroneのフォロワーさんに編集部の思いを伝えるためにnoteを運用していた。
だけど「みんなが頑張っているから私も頑張らねば!」という謎のプレッシャーのもと、うっかり毎日更新を初めてみたら、“手段”であるはずの毎日更新が、いつの間にか目的にすり替わってしまっていた。
毎日更新することで、ひとつひとつのコンテンツに前ほど時間をかけられなくなり、質も少し下がってしまったな〜と反省した。
もちろん量をこなすことで全体的に質が向上することもあるけれど、今はそれよりひとつひとつの質を高めること、届けたい層に届けることを意識してnoteを発信したいので、毎日更新はストップ。
そこからマイペースに更新してみて、やっぱり月8~10本ペースが自分に一番あっているのかもしれないと改めて思った。
10月からSNSバルコニーに入ってくれたみさきちの毎日更新やめる宣言。無理のないペースや運用を自分の頭で考えて、時にはやめる勇気も大切だな〜と思いました。
学びの言語化もわかりやすい。
自分に合うスタイルを考える
私は自分の時間が少なくなるとストレスがたまるらしい。
スケジュールを予定で埋めるのが苦手だし、旅行もホテルと新幹線だけ予約しておいて、現地でインスタ見ながら行きたいところを探す…くらい気ままに動きたいタイプだ。
noteの毎日更新も仕組み化してTrelloで管理してたけれど、先々の予定をあらかじめ決めてしまうと、書く頃には熱が冷めて楽しい気持ちで書けなくなってしまうこともやってみてわかった。
振り返ってみると、過去によく読まれたnoteは、「今書きたい!」と思い立ってすぐに、思いつくままにわーっと書いたものが多かった。
10万ビュー超えで今でもよく読まれている明治ザ・チョコレートのnoteとか。
インスタのハッシュタグを30個全部検証したものとか。
唐突にレモン愛を語ったnoteとか。
テキストでも、写真でも、つくり手が楽しんでいるかどうかは、読者に不思議と伝わるものだと思っている。
だから、私の場合はやっぱり書きたい気持ちが強いタイミングでnoteを書くのがベストだと改めて思った。
私がnoteを書くときは
最近、noteの書くスタイルに変化があったので、最後にしたためておこうと思う。
来年の私はまた違う書き方をしてるかな。
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