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TOMIDENヒストリー|【キーマンに聞く、トミデン】第1回_会社との出会い、教えてください(前編)

こんにちは、TOMIDEN note編集部です!

わたしたちトミデンは、創業以来続けてきた電気事業を軸に、厨房設備事業、街づくり事業、そして最近では農業と幅広く展開しています。

今回は、そんなトミデンのことをもっと深く読者の方に知ってもらうため、各部署から会社を支える5人のキーマンに集まってもらいました。

トミデンの核となる面々。

どのような経緯で会社と出会ったのか?
働く立場から思うトミデンの特徴は?
これからどんな仕事をしていきたい?

普段はなかなか聞けない本音まで、たっぷりと聞かせていただきます!


ご参加者の紹介(敬称略)

■和田本聡
代表取締役社長。
和田本社長の来歴や考え方は、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

■渡辺隆
専務取締役。2007年入社。専務として会社を引っ張る傍ら、営業や現場の仕事にも携わる。

■中島慎詞
常務取締役。2004年入社。トミデンが請け負う工事全般を管轄。

■井隼淳
工事部部長。2018年入社。現在は茨城県石岡市の本店に勤務し、石岡での工事を管轄。

■大場政文
ファシリティマネジメント部部長。2018年入社。厨房設備事業の営業を担当。

■淺野賢一
総務部総務チームチームリーダー。2015年入社。社内総務全般のほか、情報システム関連の対応も担う。

以上の方にご参加いただき、『会社との出会い、教えてください』のインタビューを行わせて頂きました!

渡辺さんとトミデン

グループ会社への入社からスタート

渡辺:
2005年に、トミデンのグループ会社に入社しました。私の父と、うちの先代が仲良くて、そのご縁があって。(会社に入ってからは)土木関係の、営業からスタートしています。

渡辺:
グループ会社には1~2年ぐらいいたんですけど、あまりこう、業界的によくない方向にあるなと感じまして。

ー業界の将来性などに、不安を感じた?

渡辺:
いいえ、不安ということではなくて。当時、土木の業界自体が揺れるようなことがあったんです。業界で一番あたらしい技術をもって、イケイケでやっていた会社が、多額の負債を抱えて飛んでしまった事件でした。

それで「この業界はやばいんじゃないか」っていうのを、(トミデンの)先代に伝えたんです。

渡辺:
そしたらその瞬間に、「じゃあお前今日から電気屋だ」と言われて(笑)それで、和田本社長のところに来ました。

はじめての仕事は、引っ越し屋さん?

―入社されてからは、どのような業務をメインでしてきたのですか?

渡辺:
そのときの東京のトミデンは、仕事も人員も非常に少なくて。基本的に、和田本社長が持っている仕事の一部をお手伝いするようなスタンスでした。最初にやったのは、引っ越し屋さんでしたね。

ー引っ越し屋さん!?

渡辺:
その前に一度、(電気工事の)大きな現場に入って勉強はしたんですけど。そこから戻ってきて、社長のお手伝いでおおきな会社さんの引っ越しをやるという仕事があったんです。

渡辺:
「電気屋っぽくないな」とは思ったんですけども。実際、引っ越しをする時には電源をどこに出すかとか、かなり電気屋さんとつながる仕事なんだなと知って。

渡辺:
電気っていうのは、普段の生活や仕事に近いものなんだなっていうのを、そこで初めて知れました。

社長に面と向かって言った「電気がきらい」

渡辺:
和田本社長の人柄を感じたエピソードがあって。(トミデンに行けと)先代に言われて社長に会いに来たときに言ったんです。「わたしは電気きらいです」と。

ー電気が、きらい?

渡辺:
はい。「学問の中で電気がいちばん嫌いなんですけど、いいですか」って…失礼なことですよね(笑)

渡辺:
そしたら和田本社長に、「いいんじゃない?会社に電気ができる人だけいてもしょうがないから、他のことができて、それが会社にプラスになれば」って言われたのを強烈に覚えています。

ー和田本社長は、ご自身のその言葉、覚えていますか?

和田本:
全然覚えてませんでした(笑)

和田本:
(渡辺さんのことは当時)別会社のほうで、もったいない使われ方をしているなと思ってはいました。だから、土木じゃなくて電気のほうに来てほしいと頼んではいたんです。

和田本:土木には若くてキラキラした人がいてね、ずるいなぁって。こっち来てよって思ってました。

ーその頃の東京のトミデンの人員は、やっぱり少なかったですか?

渡辺:
非常に少なかった。

和田本:
少なかったね。5~6人くらい。

ー今日集まった中だと、どなたが当時からいましたか?

渡辺:
中島くんですね。入社はわたしより早かったです。

中島さんと、トミデン

入社したその日に別会社へ出向

中島:
(自分が入ってからは)今年で20周年ですね、トミデン。人生の半分くらい過ごしてます。

ー2004年。渡辺さんが入社したときは、すでに働いていたんですね

中島:
でも、渡辺が入ってはじめて会ったのは…多分2年後くらい?

―そうなんですか?

中島:
また違う会社さんに出向していたんで。

和田本:
そうですね。入ったその日から、もう違う会社に送り出したような…

―入社したその日に?そうしたことは、トミデンでは結構あるのでしょうか?

和田本:
当時はやっぱり、人がまだまだいなくて。ちゃんと教えられる環境ではなかったんです。

和田本:
私は私でやることが他にあるから、手取り足取り教えるなんてのはちょっとできない状況で…ちょうど大きな現場があったので、「他の会社のひとに教わってきて」っていう感じで…

よく戻ってきてくれましたね(笑)

中島:
わたしはもともと実家が電気屋さんで、それこそ中学生ぐらいから家業を手伝っていたんで。「(電気の会社は)こういうもんだよな」という感じでした。

―中島さんは、新卒入社という形でトミデンに来たんですか?

中島:
わたしは大学卒業したあとに、電気の専門学校に行ったんです。そのときの先生がトミデンを紹介してくれて入社しました。

ー紹介した先生も、まさか初日から別の会社に行くとは思ってなかったですよね(笑)

トミデン工事部の仕事

中島:
入社した時は、「入って5年はがんばろう」と思っていたんです。5年後、30になる年に一人前になろうと。電気の仕事を全部吸収したいっていう気持ちしかなかったですね。

―渡辺さんと中島さんは、入社以来ずっと工事部で過ごされてきた形ですか?

和田本:
といっても、うちの工事部は営業ときっちり棲み分けている感じではないです。工事部の人間が段取りまで全部する、営業的な動き方をします。

和田本:
お客さんと打ち合わせして、寄り添いながら、現場を取り仕切るケースが多いです。

ー(和田本社長の言葉に頷く、渡辺さんと中島さん)

会社との出会い、教えてください(前編)終了。次回に続く

”電気愛”を掲げるトミデンの、根幹となる工事部。その場所で長年勤めてきたおふたりは、まさにトミデンの屋台骨と言える存在でしょう。

おふたりの入社当時の話を聞いていると、この20年で会社の事業がどれほど発展してきたのか。その中でも、変わらず大切にされてきたものはなんなのか…その核となるものが、見えてくるような気がします。

次回はおふたりの入社から10年後、2010年代に入社された淺野さん、井隼さん、大場さんのトミデンとの出会いを振り返ります。

さいごに

TOMIDEN note編集部では、創業50周年を迎えた株式会社トミデンの魅力をたくさんの方へお伝えするため、2024年から始動しました。

TOMIDEN noteを通して、チームトミデンの魅力、トミデンのポテンシャルを感じて頂けたら、こんな嬉しいことはありません。

・ゆるやかな連携案
・本格的な連携案
・採用(正規、非正規、パート)
・事業のご提案
・その他

がございましたら、何なりとご意見を頂戴できれば幸いです。

会社の方針の全てをお伝えできているわけではありませんが、できる限り透明で、トミデンそのものを知って頂けるよう、一歩一歩進んで参ります。

2024年9月20日
TOMIDEN note 編集部
編集長:辻吉彦
文:とりのささみこ

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