【幾何学模様】まる サンカク 四角の魅力とデザイン
こんにちは、Tomichaです🫧
5月に入りましたね🍃
GWで連休を楽しまれた方もいらっしゃるでしょう。
私も連休中に神戸の姫路城と県立美術館に訪れました!
そこで体験したことをきっかけに改めて感じた「幾何学模様と抽象的表現の魅力」について、以前から感じていた自分のスキに向き合いつつ書き留めていきたいと思います💭
観光先で出会った幾何学模様
@姫路城
この時期多くの人々で賑わっていた姫路城。お城に入る途中の壁にはいくつもの幾何学模様の穴が空いていました。
これは昔、城へ攻めてくる敵を壁の内側から狙い撃ちするために開けられた「狭間(さま)」という軍事設備だそうです。狭間にはいくつかの形があり鉄砲用や弓用など用途で分けて使われたそうです。そして形によってグループを分け軍隊の役割配分もしていたそう。なるほど😲
@兵庫県立美術館🍏
以前から気になってた青リンゴと建築家、安藤忠雄ギャラリー&施設の建築目的で兵庫県立美術館へ向かいました。
(大学で空間や建築を学ぶゼミを専攻し建築には興味がありました。)
安藤建築は打ちっぱなしのコンクリートと自然光を生かした空間建築や、自然環境を一体化させ、心地良い空間、静けさと平穏さが印象的です。
また安藤建築は幾何学的な形が基本で、円、三角、四角を生かした建物でありそのシンプルな基本に立ち返ることで、素材の質感が生き、自然との調和も生まれているように感じました。
ちなみに念願の青リンゴはその込めた思いも含めてとても素敵でした。
(ちょこっと自分話):文系なのに建築に興味が湧いた私
ゼミの決め手は
建築や空間は人やその地域に寄り添いながら、どのようにして人々に心地よさを感じさせるのか観光の切り口から焦点を当てているゼミに興味を持ったからです。(ちなみに私は観光学部でしたので、建築はもちろんデザインとか、理系的な知識何も知りません)
ゼミではちょっとした模型を使ったり、照明の当て方、模型を持って影のつき方を意識しながら写真を撮るとか物の大体の長さを感覚的に知ることとかそれっぽいこともしてみたりしました。
でも特にゼミで先生が何気なくする質問(隈研吾の国立競技場案どう思う〜?とか)に、あなたはどう考えるかをみんなで意見を交換していて答えのない問いを考えることが面白かったです。
空間、建築において、
・人の気持ちに変化を及ぼすこと
・心地よさ、利便性や快適性を追求すること
・デザインを通じて人々に感動や喜びを与える美的価値と機能性との両立を目指すこと。
などゼミで学んでいたことを思い出し、
WEBデザインに興味を持っている今、
ユーザーやそれを取り囲む環境を踏まえたアプローチを重視し、ユーザー視点で目的に合わせたデザインを行う重要性はどんなデザインにも共通しているということに気づきました。
私は無意識のうちから心地よいデザインに興味があったのかも知れないです。
美しさの要素
話は戻りまして、2日にわたって、改めて幾何学模様を身近に感じた私。
そんな幾何学模様、実は幾何学模様は昔から参考にされてた形で、古代エジプトやメソポタミア文明で初めて使われ文化や宗教、建築、工芸品など装飾的な目的で使用され幸運や繁栄をもたらすと信じられていたそうなんです。
そして時を経て、さまざまな文化や芸術様式に影響を与え、現代のデザインや建築でも広く使われており、人々の感性を引きつける力を持っていたことを知りました。
時代によって美しさの表現や解釈が変わることがあっても、美しさの要素として幾何学模様は、国、文化、時代、関係なく人類に共通していたのだと、旅先で出会った幾何学模様から、そんな考えを巡らせたTomichaでした👱🏻♀️
幾何学模様を駆使した抽象的表現
これまでの話ともつながるか分かりませんが、私はデザインやアートにおいて抽象的表現、特に幾何学模様を駆使した作品に惹きつけられます。
それは見る人の感性や想像力を刺激し、直感的に心に響き、解釈の余地があり、自分なりのアプローチで作品を感じ取ることがでので、解釈の正解がないその不確実さ、答えのない問い、が自分の感情に素直になるきっかけになりとても心地よいと感じるんです。
いい機会なので少し抽象画や抽象的表現について、自分の感じる魅力を言葉にして考えてみました。
抽象画は人の心を捉える視覚言語
ー形を超越した美
図形や幾何学柄と色を用いて表現する抽象画は、風景画や人物画とは異なった独自の世界を作り出します。
高校生の時に出会った簡単な図形や幾何学的なパターンが現代アートとして展示され、その美しさや意味について考えさせられました。当時から「この単純な形や模様が芸術として価値があるなんて面白すぎる」と思っていました。
そこから、なにも複雑な技法や、具象的なものが描かれなくても、シンプルな線や図形が魅せる表現の奥深さに興味を持ち始めました。
ー魅力
図形というとシンプルで飾りっけがなさそうに感じるかもしれませんが、配置や配色を変えると印象がガラリと変わります。
見る人の心に直接響き、具象物がないにもかかわらず、見る人を惹きつける力を持っている。
そして観る人が自由に作品にアプローチし、自分独自の感情や思考を投影することができる自由度の高さが、鑑賞者との対話や共感を生み出し、深い感動を引き起こす。観る人の想像力や感性が刺激され、新たな世界や意味を見出すことができる点が魅力的です。🌎🛰💫
自由な表現、無限の可能性
ーWebデザインと抽象的なデザイン
視覚的な要素も重視され、ユーザーの興味を引き、魅力的な体験を提供する必要があるWebデザインにおいても抽象的なデザインの表現は、ユーザーの個人的な経験や感性に訴えかけ豊かな意味や感じ方を引き出すことができると考えます。
特定の形状や対象に縛られることなく、抽象的な要素を使用することで、ブランドの独自性やクリエイティブなイメージを強調することにも使われたりしていますね。
抽象的な表現は
無限の可能性を秘めているといったら 言い過ぎでしょうか🤥笑
ただ、抽象的なデザインは様々な解釈の広がりがある分それ故に理解しづらい場合もあります。
適切なバランスを保ちつつユーザーにとって直感的で使いやすいものであるためにデザインの意図を明確に伝えるためのUIも大切になりますね。
気づき💭
自分がデザインに魅了されていった理由を考えると、単になんかかわいい〜という感覚ではなく、”ユーザー中心のデザインに対する意識”が以前から根付いていたことに気づきました。
デザインに興味や関心を持つきっかけは、自分の根底に存在していたのだと再認識。
書き起こしながら振り返ってみると、自分自身の興味やスキを無意識に吸収し、繋がりがあったことに気づくことができた旅行になりました✈️
そしていつまでも挑戦心、心の逞しさを持ち、青くあり続けたい🍏
取り止めのない内容でしたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。またお会いできたら嬉しいです👱🏻♀️🌷🫧