4、夏休みの話。
夏休み前に借りた本が全く読み進められず困っているトミです。
夏休み、だいたい北の方に住んでいたので小学生時代はひと月あるくらいでした。関東に住んでいたこともあるので
「あーもっと長かったのになぁ。」
と思ってしまうことが多かったような気がします。その分冬休みが長くなったとてなんだというんだという気持ちがあったのを覚えてます。そのくらい夏休みは長くあってほしいと思うのが子供心だと思っていました。
大学生になり、より時間は長くなったはずなのに「夏季休業」はとても短く感じます。四字熟語だからかな?とか思ったりして。歳をとるほど時間の進みが速くなるって本当なんだなーとか思ったりして。この調子で一年もずっと短くなっていくんだろうなーと思うとちょっと怖い。
速く感じるのは今が楽しいからかなとかいい方向に考えると嫌な気持ちになります。これからは時間を気にしてしまいそうで、時間で楽しさを測ってしまいそうで、嫌な気持ちになります。
夏は行ったり来たりする、それは休みのせいでしょうか。1人でいるからでしょうか。考えが陽炎のようにゆらゆらとゆらめくのはどうしてだろうと考えています。
盆が夏なのはなんとなくわかる気がします。あの世とこの世、繋がってて見えてなくてそして隣り合っていてゆらめいてる。寒さと暑さがゆらめいてる。夏休みは涼むためにあるのでしょうか、お盆のためにあるのでしょうか。そう考えるとスイカ割りの起源とか考えたくなりません?なりませんかね。なりませんよね。
寒さを感じるのも夏で、暑さを感じるのも夏で、寒さを感じて冬だと思うことも暑さを感じて春だと思うこともあって、なんか曖昧で多岐に渡ってる。季節。
今日の私の文章はすごく散漫ですごく夏を感じます。散漫でなく用意周到で整備された文章が書けるのはまた涼しくなってからですかね。クーラーで寒い部屋でアイスを食べようかな。やっぱりやめておこう。それで夏を感じてもっと散漫になるといけない。