障がい児が健常児集団へ入る。
いろいろあって、記事を書く気持ちになれませんでした・・・
でも、子どもってすごいなぁーって元気をもらいましたので、記事にします。
私のしている業務の一つに、保育所等訪問支援というのがあります。
これは簡単に説明をすると、
”保護者が幼稚園や保育園、小学校などに通わせる際に障がいなどが原因で、上手く適応できるのか不安”
と感じる方と契約をして、幼稚園や保育園、小学校などに訪問をし、訪問先の先生方と連携をして子どもが安心して生活をするためのフォローをするというもの
各訪問先との連携や理解そして、訪問する側も先方のやり方などの理解も必要なのでそれなりのハードルがあるのも確かな事業です。
しかし、インクルージョンの推進のためには不可欠な内容になります。
そんな、事業で保育園へお邪魔してきました。
年中さんのクラスへ入ったのですが、やっぱり健常児の子どもたちは凄いですね!
なんて言っていいのか分かりませんが、もう生命力の塊です。
「おじさんだれー?」
「おじさんだぁー」
「かんちょー」
「ちんちん」
「私の名前はねー」
「この本読んで―」
「おんぶ―」 などなど
始めていった園の洗礼を受けました🤣😂🤣😂🤣
本来見なければいけないはずの子どもの姿が見えなくなる程の洗礼・・・
ちょっと、捌ききれなかったので
「じゃー絵本を読んであげる」
とジャックと豆の木を読んでみる。
すると一気にお話の世界へ入っていきます。
何か私も楽しくなってきますよね・・・
クラス内での集合がかかっていたのですが、ちょっと先生が気を使ってくれて、間を作ってくれました。
・・・ご迷惑おかけしました。
感じで始まった訪問。
そして、本日のメイン活動
「色水遊びとプール遊び」
その様子をちょっと距離を置きながら、いろいろと考えながら見ていました。
環境は人を作る
といいます。
まさしくそれです。
児童発達支援センターである私の職場では、障がいの重い子どもも少なくありませんし、対人関係の弱い子どもはもっと多くいます。
そんな中を、保育士さんが一生懸命間を取り持ち、いろいろなことをして、子どもたちの心を揺らしてくれています。
でも、それは子どもと大人との関係性です。
一般の保育園のような子どもたちの自然発生的な関りは、ゼロではないですが、圧倒的に弱いです。
子ども同士で育みあう環境がある中でみる対象の子どもの姿と、センターで見ていた姿とは全く違う姿でした。
一言でいうと、素敵でした。
子ども同士意識をしあうことの大切さを改めて強く感じましたし、これはどんなテクニックを持っていてもかなわないと思う瞬間でした。
その対象の子どもが、周りの子どもたちに向ける眼差し、態度、距離感、思考、態度・・・
一つひとつが伝わってくる時間でした。
この環境があるから、この子どもは今から確実に成長ができると確信を持ちました。
教える、伝えるなどなどあるけど、変わりたい自分の目標がそこにあること
変わりたい自分に気付けること
これは、全てその環境があってこそです。
改めて、子どもかわいいなぁ~と感じ元気をもらいました。