心と体を潤す。SHINRAの香るノンアルコールドリンク。
こんにちは。透明愛好家のtomeiです。透明愛好家がみつけた選りすぐりの素敵な透明アイテムを紹介していく「透明図鑑」今日はノンアルコールの可能性を広げてくれるドリンクについて綴っていきます。
SHINRAとは
SHINRAは元バーテンダーの三嘴光貴さんとクラフトビールの醸造家を目指していた佐藤大智さんを中心に立ち上げたブランド。
素材が秘める味や香りの新たな可能性を引き出し、ノンアルコール飲料の領域をもっとおもしろく、豊かなものにしていきたい。アルコールの有無に関わらず、すべての人の飲む体験をアップデートしていきたい。そんな思いが込められているとのこと。
そんなSHINRAがおうちにやってきました
友人の紹介で教えてもらい、おうちにさっそく届きました。ほんのり落ち着いたオフホワイトの箱を開けてみると…
写真とエッセイが添えられています。小窓から風景を眺めているような感覚になれるパッケージのデザイン。箱の中に物語がつまっていて、世界観に思わず吸い込まれてしまいそうになります。写真とエッセイは季節ごとに変化するので届くたびに楽しみですね。
箱の中の物語を進めていくとSHINRAのノンアルコールドリンクにたどりつきました。
ドリンクの種類について
ドリンクは現在3種類あり、すべて雨の名前にちなんでつけられています。パッケージの水彩模様は本物の雨の雫を生かしたデザインで、自然と共に作りあげたこだわりのラベルは素敵です。
ハーバルクラフトコーラのJiuはスパイスと柑橘にタイムの香りが組み合わさることで複雑で繊細な味わいを楽しむことのできる大人のコーラ。とろみのある甘味とコクがクセになります。
ノンアルコールホップドリンクのSuiuはパッションフルーツや黄桃、パイナップルなどのトロピカルフルーツと2種類のホップの爽やかな苦味を感じるのことできるドリンク。ビール以外でホップを味わえるのはとても新鮮ですね。
フラワージンジャエールのKauはエルダーフラワーやカモミールの芳醇な香りにビネガーのアクセントが加わった優しい甘さのドリンク。飲みやすくて、初めてクラフトドリンクを試してみたい方にもぴったり。
おいしい飲み方
ボトルのシロップ1に対して炭酸水を4で割るのが美味しく飲むコツ。
箱の中に添えられた食用のドライローズと合わせたり、炭酸水の他にも、ホットで味わったり、アイスにかけたりなど様々なアレンジ方法があります。料理とのペアリングを考えてみるのも良いかもしれませんね。
またSpotifyでSHINRAをイメージした音楽プレイリストを手がけているそうです。味覚だけではなく五感を刺激してくれるような細やかな演出が味わう時間をよりいっそう心地よいものに導いてくれます。
作り手の思い
そんなSHINRAを手がけている三嘴光貴さんと佐藤大智さんにお話を伺ってみました。
①ドリンクを手がけたきっかけやドリンクに込めた思いはどんなものでしょうか?
私たちは飲み物全般(色々なお酒、コーヒー、お茶etc)が大好きで、「ビール好き以外にもホップの美味しさを届けられないか?」「タイムというハーブを飲み物に使ったらどうなるんだろう?」など、もともと遊びのような発想からドリンクを創作していたメンバーが集まり、SHINRAを立ち上げました。
ちょうどコロナ渦の生活がはじまった頃にドリンクの試作をしていましたが、試作過程で触れるスパイスの香りや味わい、手触り、鍋の蒸気や炭酸のはじける音など、自らの五感を使って何かを感じる時間、何かを創作する時間に救われたような気持ちになりました。
このような過程で生まれたドリンクなので、SHINRA独自の新しい味や香りを味わってハッとすることで、自分の感覚に能動的に、自分と向き合うきっかけになるような体験づくりを目指しています。
今後はどんな展開を考えているでしょうか?
美しい景色を見て世界を愛しむときのような、美術館で作品と対峙したときのような、映画を観終わったときのような感覚。五感が呼び起こされ、感受性が豊かになるあのときのような。そんなドリンクをつくることが理想です。
今後はよりドリンク以外の体験の間口を少しずつひろげていくことで、ひとり一人が自分の感性を大切に、心の機微を味わう時間に寄り添える存在になれたら嬉しいです。
最後に
箱が届いてから開けて作って味わう。そして空間作りまでも含めてすべてを体験として楽しませてくれるそんなひとときを味わえました。「感性に潤いを。」をコンセプトとしてもつSHINRAはみなさんの心も潤して日常にスパイスを与えてくれるかもしれません。
Instagram/@shinra_japan
Twitter/@SHINRA_japan
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