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のらねこ、ゲームなのにヒーロー不在を嘆く

“自分でもやったことのない、全く新しい挑戦をする”というコンセプトで、カードゲームを作って売る新規ビジネスの設計に挑戦中です。

前回は、娘から凄くいい提案があった、ってところまででした。
今回そのアイデアを実践すべく、新しいテストカードを制作。

すると、予想外のいい副次効果が得られた反面、新たな問題も発生。
さて、それは何なのか、というのが今回のお話です――。

いつもお読みいただきありがとうございます。
初めての方、久しぶりの方もとても嬉しいです。
僕は目標管理Webサービス Project Sylphius の開発・運営をしています、TOMCAT HEART の中島です。

できれば楽しく生きていたい。
だって今は何も楽しくないんだもん。
そんなふうに考えてしまいがちな人に足りないのは、幸運に恵まれることではありません。
目標管理を学ぶことです。

目標管理ができてないから、本当は楽しいことも上手に楽しめなかったりするのです。
だとするとそれはどうすればいいのか?
この のらねこに何ができる? では、それを皆さんとシェアすべく、僕自身が計画して僕自身でやってきた様々なことを、なるだけ面白く書く趣旨となっています。

現在は “のらクリエイターに何が作れる?” シリーズを連載中です。
僕自身も作ったことがない全く新しいモノづくりに、完全に0の状態から挑戦しています。

シリーズの執筆計画:
(これ以前はバックナンバーに掲載)
7. テストプレイ2
8. テストプレイ3
9. テストプレイ4
10. テストプレイ5
11. テストプレイ6
12. テストプレイ7(今回)
13. テストプレイ8
(以下未定)

過去のバックナンバー


1. 今回のゲームルール

さて、何度かのテストプレイを繰り返した結果、今回のルールはこんな感じです。

1. ヒーローカードを場に1枚出す
 「このヒーローになってトラブルを解決します」と宣言
2. トラブルカードを引く
3. シンキングタイム
 * トラブルカードに記載された内容と勝利条件に従い、
   トラブルの解決案を出し合う
4. 一番多く賛同を得た人が勝ち

前回前々回のルールと比べると、だいぶシンプルになりました。
世の中はなんでも、ほどよくまとまってるものはシンプル化するものです。

てなわけで、今回はこのシンプルなルールで遊びます。

2. ゲームの模様

「テストプレイに協力してほしい」と言うと普段の息子ならしぶしぶやってくるのがここ数週間の定番でした。
でも今回は、前回のプレイですでに面白くなることが分かっていたせいか、割とすんなり席についてくれました。
いつもどおり、僕・娘・息子の3人でゲームを開始します。

ヒーローカード: 食いしん坊

今回はこのヒーローになってトラブルを解決しましょう。

ところで、食いしん坊とは果たしてヒーローなのか? ってこと。
そのような疑問は、このカードを作った当初からありました。

でもこのカード、実は娘から「ぜひに」って言われたカードなんです。
娘の頼みとあれば断られん。

てなわけで僕的には、食いしん坊はヒーローの一種です。

次に、トラブルカードを1枚ひいて机に置きます。

トラブルカード:
 銀行強盗を目撃!! 一番頼りになるヒーロー(映画・アニメ)を呼べ!
勝利条件:
 一番頼りになりそうな人を思いついた人の勝ち

みんなで頼りになる人を考えます。
ちなみに僕の意見は「ブルース・ウィルス」でした。
あ、ブルース・ウィルスは俳優の名前でした。
えーと、ダイハードの主人公。ジョン・マクレーン。
僕的に “頼りになりそうな人” の代名詞なんです。

すると、、、意外というか当然というか、
子供達がこんな反応をします。

「、、、、え、誰、、、、?」

。。。。。ん!!!??? ブルース・ウィルスを知らないと!?
ジョン・マクレーンは知んでも、ブルース・ウィルスは知っとるやろ!?

息子・娘「。。。。。。。。」

どうやら2人とも知らなかったようです。
がーん😱
ジェネレーションギャ~~~~ップ!

ま、まぁ、、、、それはそれでしょうがない。

気を取り直して、次に娘が提案します。
「じゃあ、土井先生!!」

。。。。。。え、誰?????😅💦💦💦

そんで次に息子が提案。

「メタルギアに出てきためっちゃ頼りになるモブの人!!」

知らねぇよ! せめて人物は特定せぇよ😥
詳しく聞くと、自分が思い出した人物がメタルギアの登場人物だったかも怪しいとのこと。
まぁ、とにかくゲームに頼りになる人が登場したのね。

まぁ、こんな感じでしたが、でも会話はめっちゃ盛り上がりました。
楽しかったよ。

(ちなみに土井先生は、忍たま乱太郎の登場人物だそうです)

でもこんなんじゃ、互いの知識に違いがありすぎて勝負になりません。
しょうがないのでトラブルカードを変えます。

トラブルカード:
 タイ焼きの販売促進会議。全く新しい名前を考え出せ!
勝利条件:
 一番売れそうな人

今度はこのカードでやってみます。

すると、不測の事態が発生しました。
今まで頑なにゲームへの参加を拒んでいたうちの奥様👩‍🦰が、なんと乱入してきたのです!

彼女は普段、カードゲームを絶対やらない人でした。
僕のゲームに限らず、どんなカードゲームを提示しても、頑なに参加してくれたことはありませんでした。

なので今回の出来事は、個人的にはK点越えの大ホームラン!
ゲームとしての魅力度が上がったんだと思いたいところ。

嫁「タイ焼きの販売促進って、名前変えるだけじゃダメなんじゃないの?」
僕「まぁ、そうかもだけど、今回はそういうゲームだから」
嫁「じゃあ新鮮ぴちぴちタイ焼き」

こんな感じで、みんなで色んな意見を言っていきます。
でもタイ焼きがぴちぴち動いてたらキモくね、、、?🤔

息子「じゃあ僕は、大判回転太鼓今川焼き。日本全国の言い方くっつける」

いや大判焼きじゃなくて “タイ焼き” っつっとんのよ😅
あと全国全部となると じゅげむ どころじゃなく30種類くらいあんのよw

娘「おみくじタイ焼き! 甘かったら大吉!」

それ、みんな大吉では??
平和な世界だけど景品表示法違反だからね?

とまぁ、そんな感じで会話自体は自然に盛り上がりました。

ですが会話が盛り上がりすぎて勝負はうやむやに。
しかも、勝負がうやむやになったことによって、最初に出したヒーローカード≪食いしん坊≫が何の役にもたっていないのでした。

3. 最後のゲームルール改定

てなわけで、ゲームルールとしての大筋は今回で完成ってことにしていいとして、最後のルール修正を行います。
何の役にもたっていないヒーローカードに役目を与えます。

1. トラブルカードを1枚引く
2. シンキングタイム
 * トラブルカードに記載された内容と勝利条件に従い、
   トラブルの解決案を出し合う
3. みんなの意見が出そろったら、
 「どの意見が一番か、この人に決めてもらいましょう」
 と言いながらヒーローカードを1枚引く
4. 「この人が賛同しそうだな」と思う答えを、
 自分以外で一斉に指さす
 一番多く指さされた人が勝ち

トラブルが出そろってからヒーローカードを引くのもポイントなんです。
「え!? 今から答え変えていい!?」「いやダメでしょ」とか、そういう会話でも盛り上がれるようにね。

おそらくは来週が最後のテストプレイになると思われます。
それで大きな問題がなければ、次は製造フェイズに入ろうと思います。

最後のテスト、ガルバンゾー!🫛

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ここまでお読みいただきありがとうございました。
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