のらねこ、ゲーム作りのため印刷屋さんとやり取りをする
ちゃんとしたビジネスとしてカードゲームを作り、そしてそれを売る。
僕自身が全くやったことのない活動として、今そういうプロジェクトを進めています。
ゲームの制作工程はほぼ完了。あとは印刷屋さんに注文するのみ。
当初スケジュールされていたタスクも、すでに2/3を消化しています。
そして今週は、印刷屋さんに注文するための準備です――。
いつもお読みいただきありがとうございます。
初めての方、久しぶりの方もとても嬉しいです。
僕は目標管理Webサービス Project Sylphius の開発・運営をしています、TOMCAT HEART の中島です。
自分はただ楽しく生きていたいだけ。
なのに実際には全然楽しくないし、辛いだけ。
いつもそんなふうに思ってしまいがちな人に足りないのは、格好のアクティビティではありません。
“目標管理”です。
楽しむとは、本質的に自分の目標管理を自分でやるということであり、目標管理ができなければ楽しめないのは当然のことだからです。
だとすると目標管理とはどうやればいいのか?
この のらねこに何ができる? では、それを皆さんとシェアすべく、僕自身が計画して僕自身でやってきた様々なことを、なるだけ面白く書く趣旨となっています。
現在は “のらクリエイターに何が作れる?” シリーズを連載中です。
僕自身も作ったことがない全く新しいモノづくりに、完全に0の状態から挑戦しています。
〇今週の作業
1. Makuakeでのクラウドファンディング開始
出品のための最終審査が無事に通過しました!
ぃやったー!
やっほ~い!!
(執筆時点10月5日)
Makuake では、商品を出品するには3段階の審査を受ける必要があります。
住民票を提出しての身元証明、草案原稿の審査、それから完成原稿の審査。
この3つ。
ただ、こいつらがめちゃくちゃ大変でした。
締め切りはタイトだし内容は面倒くさいし。。。
もっとも、そういう審査がないとサイトが質の低い出品者で埋め尽くされてしまうため、Makuake を運営する立場としてはやむをえないというところなのでしょう。
さてさて!
どうあろうと、あとはこの [ 公開 ] というボタンを押せば全て完了します。
ただし販売開始は10月11日15時からとあらかじめ決めてあるので、それよりも早く公開ボタンを押したとしても、すぐに受け付けが始まるわけではありません。
本来の開始時刻までは、予告ページが先行公開という形で表示される仕組みです。
もっとも、、、
予告ページだけ早めに公開しても、あんまり意味がない気がするナァ。
最終審査通過のお知らせが来たのが10月2日の水曜日です。
ですからこれをすぐ公開すると、予告期間は計10日間になります。
ですが、人間は何気なく見たものを記憶しておける時間はだいたい1週間くらいが限界なので、あまり早く予告をしても、実際の受付開始まで覚えておいてもらえない可能性が高いです。
確実に覚えておいてほしい場合、予告は実際の公開日の1週間以内が望ましいのです。
もちろん、だとしても宣伝としての意味はあるので公開しちまってもいいんだけど、、、、
でも初めてのことだしナァ、、、、
少しは慎重になった方がいいか?
いや、でもここは一発エイヤでボタン押しちまうか??
どうすべきか、、、うーん。。。
ぶっちゃけていうと、ボタン1つ押すのに緊張していたのです。
そうこうしてるうちに時間は流れ、木曜日。
突然、1本の電話が。
「こちら Makuake の〇〇(担当者さんの名前)と申します」
「あ、お世話になっております!」
「審査完了のメールはお読みいただいてますでしょうか。公開ボタンを押さないとプロジェクトが公開されない仕組みになっているんですが、、、」
どうやら僕が何のアクションも取らなかったため、メール自体に気づいていないと思われてしまったようです。
おそらく通常は、公開は可能なかぎり速やかに行うのがセオリーなのでしょう。
でも今回は、『先行公開を見てから本番まであまり日が開きすぎると記憶が薄れる』という自分自身の知見を信じることにします。
たとえそのこだわりに何の意味もなかったとしても、です。
「あ、気づいています。わざわざありがとうございます。公開ボタンを押すタイミングを見計らっているだけなので大丈夫ですよ!」
てなわけで翌金曜日。
その日、僕は横浜の赤レンガ倉庫前にいたのですが、そっからポチっとボタンを押して作業完了デス。
2. 印刷屋さんのデータ制作/入稿ガイドの確認
さて。
商品が売れたら、次は発送をしなければいけません。(当たり前)
印刷屋さんに注文する準備を進めるべきでしょう。
今回、ゲームカードの印刷にあたっては、PRESS-TALK DIRECT という会社を使います。
ですのでこの会社のヘルプをしっかり読んで、注文に際してのリスクがないかを調査します。
注意点1. 完全データになっているか
印刷の注文に際しては、入稿するデータは完全データというヤツでないといけないそーです。
完全データとは、何の編集もしなくてもすぐ印刷できる形のことだそう。
といっても、今回はこの会社自身のテンプレートを使ったわけだから、これは問題ないでしょう。
でもテンプレートに最初から入れてくれてたタイトルとか目印とかは、こっちで消した方がいいのかな?
そのへんはヘルプには何も書いてない。
これは問い合わせだな。
注意点2. 対応アプリケーションの確認
当然ながら、印刷屋さんが持ってるアプリで開ける形式でなければ、印刷はしてもらえません。
今回の場合、Adobe Illustrator か Photoshop を使っている様子。
なので、これらのアプリが対応している形式で作る必要があります。
幸い今回は、僕が持っている CELSYS CLIP STUDIO がフォトショップ形式のファイルを読み書きできます。
アプリが違うと細かい互換性の問題とか出るらしいけど、変に凝ったデータとか作らなければ問題ないでしょう。
多分ね。
注意点3. 入稿方法
印刷屋さんにデータをどうやって渡すか、ということ。
今回は、600MB までならWebができるらしい。
僕が作ったゲームは全部で 100MB くらいなので、特に問題なさそう。
けど裏表の組み合わせはどう指示すれば?
僕のゲームには “トラブルカード” “ジャッジカード” の2種類があり、どのカードの裏面をどっちにするか指示が必要です。
ヘルプにもどうしたらとか書いてない。
これも問い合わせかな。
注意点5. 出力カンプを提出すること
どうやらそういうのが必要らしい。
でも出力カンプってなんだ。。。???🤔
全く聞いたことがない言葉。
ネットで調べると『仕上がりイメージを再現した出力物』とか出る。
いや、だからその出力物を作る注文がしたいわけなんだけど。。。!!😫
どないせぃっちゅーねん。
これも問い合わせだね。
3. 印刷屋さんに問い合わせる
てなわけで、問い合わせしました。
返ってきたものがこちら。
質問1. テンプレートのレイヤーの取り扱い方
今回、御社でご用意いただいたテンプレートをコピーして製品を製造しております。
御社のテンプレートには「説明」「あたり罫」「トンボ」「ベース」があるようですが、こちらそのままお送りしてもよいものでしょうか。
あるいは、全て消して印刷部分だけにした方がよろしいでしょうか。
なるほど。それは助かる。
ではそうさせていただこう。
No Problem.
質問2. 裏表のあるカードの指示の出し方
今回の注文では、裏面が2種類ございます。
カードの表裏の組み合わせを指示させていただく必要があるのですが、注文時にテキストベースで問題ないでしょうか。
これも無問題。
“トラブルカード” “ジャッジカード” は表裏両方ともデザインが大幅に異なるので、混同することはないだろう。
質問3. 出力カンプにフォーマットはありますでしょうか。
注文したい商品は、キャラメル箱とトレーディングカード(小)の2種類となります。
このような商品を印刷会社に注文をすること自体が初めてのため、どのようなものをお見せすればいいか、ご教示いただけますと幸いです。
おおっと!? ファイル形式を教えてくれたぞ!?
「どのようなものをお見せすればいいのか」と聞いているのに、質問タイトルに “フォーマット” と書いたからファイルフォーマットを答えたのか?
まぁ、、、思うところはあるが、聞き方が悪かったと思うしかないね。
仕方ないので、出来上がりがイメージできると自分が思う資料を適当に作ろう。
はい。てなわけで今週の作業はここまで。
今週は実は本業の方が忙しかったんだけど、なんとか執筆完了にこぎつけました。
来週は、商品を買ってくれた人に贈る返礼品の制作を行いたいと思います。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。
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