【複音ハーモニカ講座】ハンドリングの練習法(上級編)
中級編では上下のハーモニカの音の出し方をご紹介いたしました。
正確な音は出せるようになりましたでしょうか?
曲中ではハンドリングをしながらでもスラーをかけて演奏出来ると、違和感なく曲の流れが綺麗にまとまると思います。
今回は、より滑らかに音をつなぐ方法を解説いたします。
ポイントはハンドリングの時に、
ハーモニカと唇を離さない(唇を滑らせてハーモニカを変える)
吹音、又は吸音が続く時は、吹き直さず一息でハーモニカを変える
吹音から吸音へ変わる時は、前の音を拍一杯までのばしてハーモニカを変える
上記の事を、基礎編でご紹介した親指と中指を使って、ハーモニカを素早く動かして下さい
慣れてきたらメトロノームを使って、リズムに合わせてハンドリング出来ると良いですね。
長時間練習すると唇が荒れてしまうので、毎日少しずつ練習してみて下さい。
(2022.7 ハーモニカライフ97号に掲載)