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【複音ハーモニカ講座】ハンドリングの練習法(上級編)
中級編では上下のハーモニカの音の出し方をご紹介いたしました。
正確な音は出せるようになりましたでしょうか?
曲中ではハンドリングをしながらでもスラーをかけて演奏出来ると、違和感なく曲の流れが綺麗にまとまると思います。
今回は、より滑らかに音をつなぐ方法を解説いたします。
ポイントはハンドリングの時に、
ハーモニカと唇を離さない(唇を滑らせてハーモニカを変える)
吹音、又は吸音が続く時は、吹き直さず一息でハーモニカを変える
吹音から吸音へ変わる時は、前の音を拍一杯までのばしてハーモニカを変える
上記の事を、基礎編でご紹介した親指と中指を使って、ハーモニカを素早く動かして下さい
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レ#を拍一杯までのばし、唇を滑らせ素早くソの音に変える。 後も同じ様に。
慣れてきたらメトロノームを使って、リズムに合わせてハンドリング出来ると良いですね。
長時間練習すると唇が荒れてしまうので、毎日少しずつ練習してみて下さい。
(2022.7 ハーモニカライフ97号に掲載)
高橋早都子
-Profile-
![](https://assets.st-note.com/img/1658711846131-xCLkwIk65u.png)
間中勘氏の演奏「荒城の月」に感銘を受け小学校一年生か らハーモニカの道に入る。
その後齋藤寿孝氏に師事。
1995年 国際ハーモニカチャンピオンシップス、 複音ハーモニカソロ部門にて史上最年少で優勝。
ハーモニカトリオ「ミネストローネ」の複音、コードハーモニカを担当。
2007年第27回F.I.HJAPANハーモニカコンテスト・アンサンブル小編成部門で優勝。
現在、3児の母。子育てと演奏、指導の両立に奮闘中。
後進の指導やソロ活動も積極的に展開中。