思い出の食堂へ
どうも、高尾トンビです!
今日は在宅で仕事をする日でした。
今日の予報は「くもりのち晴れ」だったので、妻と子どもたちを送り出した後シーツと枕カバーを洗濯しました。
散歩がてら近くの食堂へ
午前中の仕事を終えて、昼食を食べることに。
せっかく良い天気だから、今日は近くの食堂で昼食を取ることにしました。
自宅で仕事をすることも多いので、天気の良い日に散歩をすると気分がリフレッシュ出来ます。
ところが近所の食堂は定休日でした・・・。
その食堂の近くにあるのはラーメン屋さんが2軒とランチビュッフェをやっているレストランくらい。
ラーメンっていう気分でもないし、一人でランチビュッフェも違うしなあ・・・。
少し歩くことに
近くでは食べたいものがなかったので、歩いて20分ほどの食堂へ行くことにしました。
歩いている20分の間に「ドラクエウォーク!」
別の投稿でも書きましたが、最近、家族でドラクエウォークにはまっています。
ドラクエウォークのおかげで、あっという間に目的地の食堂につきました。
この食堂は、僕が高校生の頃に週1〜2日くらいの頻度で通っていたところです。
母校の目の前にあって、「ちゃんぽん」というメニューが大好きでした。
「ちゃんぽん」について
「ちゃんぽん」といっても、下の写真のような「長崎ちゃんぽん」とは全く違ったものです。
最近は「沖縄風ちゃんぽん」という名称が一般的ですが、沖縄で「ちゃんぽん」というと「野菜炒めの卵とじ丼」のことです。
しかも、どんぶり料理なのに平皿に盛られていることが多いです。
麺類ではありません。
なので、長崎ちゃんぽんのイメージで沖縄で「ちゃんぽん」を頼むと、麺類ではなく平皿に盛られた謎の食べ物が出てきます。
これです!
長崎の人からしたら「どこがちゃんぽんなんだ!」と思うかもしれませんが、別物です。
名前が一緒なだけで全く別の料理です。
ここで、「長崎ちゃんぽんVS沖縄ちゃんぽん」みたいなバトルをするつもりはさらさらありません。(勝てる要素が一個もないので・・・)
ただ、「ちゃんぽん」という名称がついた郷土料理は他にもあるみたいなので、どうか長崎の方は怒らないでください。
「ウィキペディア」にも載っているので、引用しておきます。(とことん弱気)
ちゃんぽんは、「さまざまな物を混ぜること、または混ぜたもの」を意味する言葉であり、そのような料理の名称。各地に存在する郷土料理。
Wikipedia『ちゃんぽん』より引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/ちゃんぽん
話が脱線したので戻します。
懐かしの食堂が休業中!
懐かしの食堂についたのですが、なんと休業中でした!
「都合によりしばらく休業します。」との張り紙が貼っていました。
2019年8月頃の取材記事が残っていたので、去年の夏頃までは少なくとも営業していたみたいですが・・・
ちゃんぽんが食べたかった!!
10年以上前に行ったのがおそらく最後だったと思います。
食堂はおじさんとおばさんの二人で切り盛りしていましたが、いまはもう高齢なはずなので休業は体力的な問題なのかもしれません。
仕方がないので、休業中の食堂から歩いて10分くらいのところある別の食堂に向かいました。
「昭和の雰囲気漂う食堂」
実は、さきほどの食堂はだいぶ前に「区画整理」で建て替えになったので、お店自体はかなり新しくリニューアルをしていました。
なので、僕が高校生の頃に通っていた頃の懐かしさは、建物からは感じませんでした。
しかし、次に向かった食堂が健在ならば「懐かしい雰囲気」は残っているはずです。
再び、ドラクエウォークをしながら次の食堂へ向かったところ
健在でした!
昭和の雰囲気漂う食堂がそこに佇んでいました。
この食堂は学生時代には1度も入ったことはありませんでしたが、お店の前はなんども通っていたので気になっていました。
お店に入ってみると、キッチンの中におじいとおばあがいました。見たところ70代後半か80代くらいです。
お客さんは常連さんっぽい人が2人ほど。
メニューもちょっと色あせていて、テレビはアナログだし(デジタルチューナー付き)、ゆったりとした雰囲気が流れていて、すごく良い感じです!
なお、今回ブログで紹介する許可を得ていないので、食堂名は伏せておきます。すみません。
営業しているだけでありがたい気持ち
今回、懐かしい気分を味わいたくて食堂に行ったのに、思い出の店がしまっていたので、「昭和の雰囲気ただよう感じ」(褒め言葉です!)が僕にとっては最高でした。
お店に入って近くの椅子に座ったのですが、おじいとおばあがなにやら口論をしていて、僕には全く気づきません。
どうやら、おじいが何かの材料を書い忘れたらしく、揉めています。
「だったら別の材料を使えばいいさー」
「あれがないとダメだろ!」
うーん・・・声掛けづらい。
勇気を出して、「すみませーん」と言いましたが、反応無し。
おじいは店の奥に引っ込んでしまいました。
そこで、おばあに大きな声で「注文いいですか?」と話しかけると、やっと「なーに?」と反応がありました。
残念ながらメニューにちゃんぽんがなかったので、ゴーヤーチャンプルーを頼むことにしました。
「ゴーヤーチャンプルーください」「はーい」
注文できて一安心。
最初の店がやっていなかったので、僕にとっては営業しているだけでもありがたいという感じです。
ゴーヤーチャンプルーを力強く炒める
でも、おじいが店の奥にひっこんだままだけど・・・どうするんだろう。
と思っていたら、おばあが大きな鉄鍋を降ってゴーヤーを炒め始めました。
え?おじいが作るんじゃないんだ?
おじいは真っ白なコック帽とエプロンをしていたので、てっきりおじいが作ると思っていました。
確かにおばあもほっかむりとエプロンをしているので、問題ないけど・・・。
15分ほど待ってゴーヤーチャンプルーが完成しました。
ヨロヨロと運ばれてくる
完成したゴーヤーチャンプルーをヨロヨロしながらおじいが運んできました。
おじいはまさかのホール係でした!
おばあがキッチン係で、おじいがホール係とは!
これまでの食堂の常識を見事に裏切る役割分担です。
ちょっとゴーヤーは少し苦めで歯ごたえがある感じで、でも懐かしい味付けでとても美味しかったです。
先に言って欲しかった・・・
お会計を済ませて「美味しかったですよ。」とおじいおばあに伝えると
おばあが「この時期のゴーヤーは硬くて美味しくないんだよ」といい、
おじいも「なんか品種が夏のものと違うみたいだから苦いんだよ」といってきました。
だったら、注文する時に言って欲しかった・・・。
さすがにそれは言えないので、「でも美味しかったですよ。」と伝えると
「もっと美味しい時期に食べた方が良かったんだけどね。」とおばあ。
まだ言うかー・・・。
「ごちそうさまでした。また来ます!」と伝えて僕は店を後にしました。
店の雰囲気もそうですが、ものすごくマイペースのおじいとおばあのキャラクターにほっこりしました。
残念ながら思い出の食堂で、思い出のちゃんぽんは食べられませんでしたが、別のお店を見つけて、お腹もいっぱいになり優しい気持ちで家に帰りました。
また行こうと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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