「アドバイス」と「押しつけ」
どうも、高尾トンビです。
こんなことありませんか?
「すごく良い方法を提案しているのに、相手が行動しない」
「良かれと思ってアドバイスしたのに、なんかちょっとウザがられた」
僕は職業柄、起業や創業に関するアドバイスを求められることが多いので、
結構こういうことがあります。
上から目線?
なんか「お互いの熱量に差がある」というか・・・。
もっとストレートに言うと、「ありがた迷惑」というか・・・。
相手のことを思ってのアドバイスなのに、
「上から目線になっている」感じ。
特に、相手よりも自分の方が経験値が多いと思われる場合はその傾向が強くなるのかも。
もはや「押しつけ」?
これって相手から見ると「アドバイス」ではなく「押しつけ」になってしまっているんだと思います。
「アドバイス」している方はそのつもりがなくても、された方は「押しつけ」だと感じている。
これはちょっとお互いに嫌な感じですよね。
文字にすると重たい感じもしますが、実際によくあることだと思います。
具体例:眠れない人に対して
たとえば、「最近あまり眠れないんだよね・・・」という友人に対して
「このサプリメント飲むとぐっすり眠れるよ!試してみて!」というアドバイスをする場合
ここまでは特に問題はないと思いますが
「サプリメントについて詳しく説明する」前に、相手の反応をちゃんと見ないと
「アドバイス」と「押しつけ」の境界線を越えてしまう可能性があります。
「へえー、そういうのがあるんだ!詳しく教えて」
相手がそういう感じの反応だった場合は良いのですが
「うん・・・」
みたいな反応だった場合は気をつける必要があります。
なぜなら、相手が求めていることはそういうことではないから。
「睡眠改善」が悩みなのではなく、
「なぜ眠れないのか?」その先を聞いて欲しい。
その可能性が高い。
「その先」の部分が本質で、
「眠れない」こと自体が悩みではない。
それなのに、がっつりサプリメントの説明を始めたら・・・
相手が引くのは当たり前です。
そんなつもりはないから。
ちょっとやってみたいだけの人にスタートアップを進める人
僕が関わっている起業創業分野の人でもそういうケースがあります。
単純に、副業やスモールビジネスをやってみたい。
まずは自分が考えたことが実行可能なのかどうか?
それで喜んでくれる人がいるか?
お金を払ってくれる人がいるか?
そういう段階の人に、「そんなんじゃあ、世界に羽ばたくビジネスにはならない!」「そのビジネスプランは大幅に変更するべき!」と斬りつける人がいます。
学生ビジネスプランコンテストなどではあるあるの光景です。
こういう場合は、本当に気まずい空気になります・・・。
でも、この場合はアドバイスをする人が悪いというよりも、
そういう役割の人(焚きつける人)という場合も多いので、他の人がフォローする方が良いです。
もっとも、他の人も全員同じような感じだったとすると、それは主催者が悪いです。
「押しつけ」が良い方向に働く場合
逆に「押しつけ」に近いようなアドバイスが良い方向に働く場合もあります。
それは、相手の間に「強い信頼関係がある」や「相当リスペクトしている」ような場合です。
「この人は自分のことを本当に思ってくれている。」
「そこまでいうなら一度やってみよう。」
アドバイスを受けた相手がそう思える状況であれば、
「押しつけ」ではなく「強めのアドバイス」として受け取ってもらえます。
だから、「多くの人から信頼されている人」や「いろんな人からリスペクトされている人」は
あえて、どんな状況でも自分のスタンス(強めのアドバイス)を変えない場合も多いですよね。
ただ、そのことがわからない人からすると「上から目線」「宗教の教祖みたい」というような印象を受けます。
結局、何が言いたいのか?
結局僕は「何がいいたいのか?」というと、
「アドバイスや相手に合わせて強弱をつけた方が良い。」
逆に「強い信念に基づいているなら相手に合わせる必要はない」ということです。
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