「好きなこと」を頑張る理由
どうも、高尾トンビです!
今回は完全に僕の感情むき出しの文章なので、いつもとはテイストが違うかもしれません。
「出来ることを磨く」というつぶやきを書いた。
「できる人はできない人の気持ちがわからない」ということ。
これはある意味本当だと思う。
「努力が足りない」とか
「たるんでる」とか
「なまけてる」
といった言葉をぶつけてくる。
でも、できないものは「できない。」
簡単に「誰でもできること」だと決めつけてくる人は、「できない」ということの本当の意味をわかっていないと思う。
もちろん、「死にものぐるい」で「相当な時間」と「労力」を費やしたらできるようになるかもしれない。
でも、それと引き合えに「失うもの」がある。
その失うものの大きさは、「簡単にできている」人にはわからない。
できないことがある一方で、「できること」もある。
でも、その「できること」も「簡単に出来るようにはなっていない」んだよ。
長所短所が目立っている人のことを誤解していませんか?
短所については「努力が足りない。」
長所については「センスがあるから。」
ふざけんな!
違うっちゅーねん!
「人より努力してもなかなかできない」って経験をずっとしてきて
努力しようと試みたけど、結局できなかったことがあるから
いっそのこと「好きなことだけでも頑張ろう」って思って
「報われないかもしれないけどやってみよう」って思ってやってきたことを「才能」や「センス」で片付けるな!
「選り好みしてるだけでしょ」
そうその通り!
あらゆることを器用にできるようにはなれなかったから、
「できるようになりたいこと」を選んでいる。
「選ばない」とできるようにはなれなかった。
「好きなこと」じゃないと、長い時間やれなかった。
長い時間かけたから人よりも多少できるようになった。
「好きなものだけやるな!嫌なこともやれ!」
なかなかできるようになれない上に、嫌なことを強制的にやらされる人の気持ちがわかりますか?
自分でやりたくないのに、できないことがわかっているのに、それを無理やりやらされて「できる人」と比較されるんですよ?
なんの罰ゲームですか?
「センスがある」「才能がある」というのであれば、そこに集中させてくれませんか?
「際立った個性のある」人をサポートする仕事も世の中にある。
人の世話をする仕事も世の中にある。
なぜ、わざわざ「できないこと」をクローズアップしてやらせようとするのですか?
「あなたのため?」
いや、それは自分のためでしょ!
その行為があなた方の言う「センス」や「才能」」を腐らせてしまうかもしれませんよ?
まあ、いいや。
多分、言葉で言ってもわかんないだろう。
だからこっちは「好きなこと」で結果を出すしかない!
じゃないと、「好きなこと」を取り上げられてしまうから。
最近、僕がハマっているアーティストがいる。
引き語りトラックメーカーアイドルの「眉村ちあき」さん。
「トラックメーカー」と称するだけあって、自分で作詞作曲を手がけるし、ギターで「引き語り」もする。
「ゴッドタン」の即興ソングで有名になった眉村さんのパフォーマンスに心を打たれて、何度かライブに行っている。
眉村さんは、自分の体験や感情をそのまま歌詞にぶつけて歌う。
歌唱力もすごいが、曲やパフォーマンスを通じて眉村さんが伝えるメッセージに心奪われる。
眉村さんが最近新しいアルバムを出していて、
その中に『DEKI★NAI』という曲がある。
アルバムの最初の曲だ。
このブログは「DEKI★NAI」を聞いている時に、自分の中に溢れ出てきた思いを書いた。
もし、興味があれば「DEKI★NAI」を聞いて欲しい。
この曲を聴いてもピンとこない人は、きっと「できる側」の人だと思う。
共感してくれとまでは言わない。
でも、「これくらいできるでしょ」が「これくらい」では「出来るようにならない」人も世の中にはいるということを知ってほしい。
そして、そういう人から「好きなこと」を取り上げようとしないでほしい。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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