【読書記録】「モチベーション3.0」という本を読んで好奇心の守り方について考えた
本日は「モチベーション3.0」を参考にしながら、「好奇心の守り方」について考えていきたいと思います。
1.状況設定
好きなことはいつでも楽しいというわけではないと思います。どうしてもやる気のない時には自分にご褒美をあげて成果を出そうとしがちですが、これはお勧めできません。もしかしたら報酬や罰がかえって好奇心を失わせてしまい、本来の楽しさを奪う事になるかもしれません。
2.アイデア
本日紹介するのはというアンダーマイニング現象という概念です。人をどう気付けるには2種類の方法、、好奇心や行動自体に面白さを見出す内部的動機づけと、報酬を得たり罰を避けるために行動する外発的動機づけがあります。ただし、内発的動機づけに外発的動機づけを与えてしまうと、好奇心が失われる場合があります。この事をアンダーマイニング現象と言います。
例えば、絵を描く事が好きな子供は絵を描く事自体が好きで書いているのですが、絵を描くたびに賞状を上げるようにすると、賞状なしでは書かなくなってしまうのです。これまでの内発的動機付けが外発的動機づけによって書き換えられてしまったのです。
3.適用
これを普段の生活に活かすにはどのようにすれば良いのでしょうか。大きく二つあると思います。
3−1.好きなことに報酬は求めないようにする
いったん報酬をもらってしまうとそれなしでは満足できなくなってしまいます。なんでも損得で考えずに自分の趣味は報酬なしの状態をキープできるようする事が重要です。
3−2.自分にプラスになるようなご褒美を
例えば追加の仕事を頑張るためにお菓子を買うようにしていると、ぶくぶく太ってしまいます。なので、タンパク質が多く含まれるプロテインバーやゼロカロリーのゼリーにするなど、自分にマイナスにならないようなご褒美を選ぶようにすると少しはマシになるかもしれません。
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