今更解説するスターウォーズ、どの辺が凄いんだ?
ども。最近やっとスカイウォーカーの夜明けまで見終えた”ビジ研”です。小学生の頃、親父にVHSで4、5、6を観させられて以来、最新版が出るたびに見ていたのですが、いやー、長かった。
見たけど、何が面白いの?や、彼氏が凄い好きだけどいまいちピンときていない、、みたいな人に読んでいただければ幸いです。スターウォーズの魅力については多々あると思うのですが、今回は私が面白いと思った3点についてお話ししたいと思います。
・マルチターゲットによる大ヒット
ワールドワイドでは92億ドル以上稼ぐと言うスターウォーズ 。今でもキャラグッズや商品が売れているのにはエンタメ要素がこれでもかと言うほどに凝縮されているからだと思う。SFを主軸としながらも、アクションやサスペンスを初め、ラブストーリーやメッセージ性のある社会派ドラマ、さらには歴史ドラマや宗教、そして何と言っても家族の物語がある。内容は既に凝縮されているが、映像という見せ方も当時としては最先端の技術が使われている。これには映像研もニッコリである。
・物語の大きなテーマは「恐怖に惑わされず自分の意思を選択する」
エピソード1〜3は母親思いのアナキン・スカイウォーカーが、「母親や妻を失うかもしれないという恐怖」に負けたことで、「ダース・ベーダー」に成り果てる様を描いている。また、エピソード4~6では、そんなアナキンの息子であるルーク・スカイウォーカーが、「死に対する恐怖」「妹を失うことへの恐怖」と戦い、最後に克服することで、悪の存在を倒す様を描いている。最後のエピソード7〜9では、スカイウォーカー家のベン・ソロと、パルパティーン(悪の親玉)の子孫であるレイが、協力して闇の力に打ち勝つ話になっています。
我々は恐怖している時、正しく判断できない。恐怖によって判断させられ、これしか方法はない!と思ってしまうからだ。スターウォーズ が語るのは自分の生き方を決めるのは、恐怖ではなく、ましてや自分がどういう生まれであるかでもない、自分の意志だということだと思う。
・不思議な力、フォース
フォースと共に在らん事を。スターウォーズ では定番のセリフだが、フォースとはスターウォーズ の世界にある物を動かしたり、人の思考を操ったりできる超能力のことだ。超能力?っとここで一気に安っぽくなっている人もいるかもしれないのだが、こっちの世界だと「直感」や「今この瞬間に集中する力」に言い換えられるんじゃないかと思う。
何せこの世は情報化社会。いろいろな情報を集め、いろいろ考えて判断する。その方が得な事もあるだろうが、全てがデータになるわけじゃなく、なったとしても全て処理できるほど左脳は賢くない。変えられないのに過去や未来のことで勝手に悩んで勝手に苦しむ事もしばしば。いろんな恐怖や不安がある時こそ、考えずに感じる事が重要な時もあるんじゃないの?と教えてくれているのではないかと思います。
・まとめ
いろんなエンタメ要素の煮凝りみたいなもんであり、特にメッセージについては東洋思想を取り入れながら、自分らしくある大切さを教えてくれる、そんなストーリー。直感をフォース(直感)と共に在らん事を。
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