ダム巡礼③-太田川ダム(静岡県)
こんにちは。まさ@アップデートする情シスです。
「ダム巡礼シリーズ」第3弾は、お盆休み後半の8月17日に訪ねた静岡県の太田川ダムをレポートします。
※巻末に「ダム際ワーキング快適ポイント」あります
▶︎高速道路から近いダム
今回レポートする太田川ダムは、静岡県森町亀久保にあります。
新東名高速道路の森掛川インターから車で30分弱。険しい山道やすれ違い注意の極細林道もなく、アクセスし易いダムです。
8月17日は、お盆休みの最終の土日と言う事もあり横浜-海老名の渋滞に巻き込まれてしまいましたが、それでも午後2時には新東名の森掛川インターを降りる事ができました。
ここからダムへは、県道58号線と399号線をひたすら北に向かって車を走らせます。
▶︎太田川ダムの概要
2009年に完成した太田川ダムは、太田川水系の太田川にある重力式コンクリートダムで、洪水調節(F)、不特定利水(N)、水道用水(W)を目的としたダムです。
堤高は70メートル、堤頂長は290メートル、貯水容量1160万㎥です。重力式コンクリートダムですが、天端が緩やかなカーブを描いているのが特長です。
太田川ダムの北側は「かわせみ湖」というダム湖で、静かで自然を満喫できる休憩所や展望台などがあります。
▶︎ダムカードを入手せよ
車を駐車場に止めたら、まずは管理事務所へ。1階が資料展示室として解放されており、ダムカードはここでゲットできます。
「あの〜、ダムカード一枚ください」
居酒屋でとりあえず生ビールを注文するかの如く、管理者の方に声をかけてカードを手に入れます。
「見晴らしの良い場所はありますか?」
生ビールで乾杯した後に、オススメの逸品を注文するかのように聞いてみました。
「そこにな、展望台があるよ。
浜松市の方まで見える展望台があるよ」
あの階段の先はやはり展望台だったのか。
「でもな、なーんもないよ。
ただ上から景色が見れるだけな。
なーんもないよ」
猛暑の中、階段を登ってガッカリさせないよう気を遣ってくれたのかどうかは不明だが、気になる言葉を残して、管理者の方は静かに奥の部屋へと去っていった。
▶︎かわせみ湖を望む
早速ダムの上部(天端)を歩いて反対側まで行ってみましょう。
右側には、かわせみ湖の湖面が広がります。
天端は車1台がちょうど通れるくらいの幅で、歩道がなく車に注意しながら歩かないといけません⚠️
そして、緩やかなカーブを描く天端を歩いて、ダムの反対側に到着しました。
▶︎例の展望台を登る
再び歩いて、管理事務所前に戻って来ました。
目の前には、例の「なーもない展望台」行きの階段が。
この日は気温は35度の猛暑日
さあ、どうする?
もちろん、行きました。
階段はたった203段、203段ですよ。
猛暑日だろうと関係なく、スイスイ登りました。
展望台からの眺めは良く、太田川ダムのカーブがより一層美しく見えます。
反対方向は、「浜松市街が一望できるかも」と管理事務所の方が言っていた通り、草木の間から申し訳なさそうな浜松市街が見えました。
「浜松市内が一望できる!大パノラマ」なんて書くと、期待外れ感が大きいので、「見えることは間違いない」とだけ書くにとどめます。
▶︎ダム際ワーキング快適度ポイント
最後は、恒例の「ダム際ワーキング快適度(環境や設備)」です。ここでワーキングするための環境や設備などを独自ポイント⭐️で評価してみました。
太田川ダムは、かわせみ湖をはじめとした自然豊かな環境を満喫できるスポットです。新東名高速からわずか30分で来れるという利便性の良さは大変魅力ですね。
本格的なワーキングをする施設(カフェや休憩所など)はありませんが、本を読む、ダム際のスペースで対話したり、新しいアイデアを考えるといったクリエイティブなタスクをする場所としては十分活用できるでしょう。
パソコンを持ち込み、仕事をすることだけがワーキングではないのです!
▶︎ダム際ワーキング リンク集
私は自然に囲まれたダムに行き、心も体もリラックスした環境で仕事をする「ダム際ワーキング」を実践しています。
「ダム際ワーキング」の提唱者である沢渡あまねさんの記事など、その魅力を伝える記事のリンク集を用意しました。是非一緒に実践しましょう!