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民主主義を破壊する反共カルトと戦犯①-04🇯🇵日本会議👿[資金源💰と新興カルトと実務部隊]

民主主義を破壊する反共カルトと戦犯①-04🇯🇵日本会議👿[資金源💰と新興カルトと実務部隊]


現在行われている「兵庫県の知事選挙」では、無責任強欲モンスターが急増し、
ネットで「パワハラはなかった」などの言説が急速に溢れ返り、
他党の党首が「前知事のパワハラはなかった」などのデマをリアルで流し、
統一協会🏺などのカルトも参戦して「カラスは白い」と喚き散らして
カラスを白くしようとすり替える運動」が行われています。
国民の知らない間に何が起きて、なぜ民意が反映されなくなったのか?
世の中がおかしくなったのか?青木理氏の「日本会議の正体⛩」の本📕を
通してその「元凶👿」を見ていきます。

「偽りを述べる者が愛国者とたたえられ、真実を語る者が
売国奴と罵られた世の中🇯🇵を私は経験してきた」



資金源💰


●日本会議の組織情報「資金面”会費”」

それから約30年。
日本会議⛩の現在図を、さまざまなデータなどから簡単に概観していこう。
以下は、特に断り書きのない限り、日本会議事務総局の広報担当者から得た情報のほか、私が独自に入手した日本会議の内部文書などに基づいている。

2015年4月現在での日本会議⛩の会員は約3万8000人
この前年の2014年4月時点では約3万5000人だったというから、着実に会員を
増やしているといっていい。正会員の年会費は1万円
このほか維持会員3万円、篤志会員10万円、女性会員5000円
といった会費が設定されてはいるものの、単純に全員が正会員だったと計算する
と年間の会費収入は3億8000万円に達する。

このほかに「団体・法人の協賛金、機関誌への広告・名刺広告
(日本会議広報担当者⛩)があり、さらに「時局問題で個別の運動に取り組む際
には、運動ごとに協賛金を集めて充当する場合がある
」(同)という。
日本会議⛩には資金潤沢な宗教団体が数多く集まっており相当に豊富な
活動費を得ている
💰と思われるのだが、「おおまかな年間の予算規模を教えて
ほしい
」という私たちの問い合わせには、「公表しておりません」という返答が
寄せられるのみだった。会員の年齢構成や男女比などもやはり「公表していない」
と公開を拒まれた。

このあたりの実態はまったく不明としか言いようがない。
ただ、日本会議⛩の創設や活動にかかわった幾人かのメンバーに話を聞くと、
資金面などに関するいくつかの間接証言を得ることはできた。

青木理氏「日本会議の正体」より

資金潤沢な宗教団体が数多く集まっており」
日本最大の詐欺の元締め機関か?(苦笑)


●日本会議⛩の組織情報「資金面”巨大スポンサー明治神宮”」

たとえば前出の元自民党参院議員・村上正邦の話。

「日本会議⛩の発足前の話ですが、昭和天皇のご在位50年の時、新橋から上野
まで5.5キ口ある中央通りで大バレードを計画したことがあるんです。私が直接
会いに行って山岡荘八さん(作家)を会長にして、黛敏郎さんなどを中心にして、
自民党を通じて警察👮‍♂️を説得し、いくつかに分かれていた商店街も説得して、
最終的に大成功させた。私も尽力したけれど、団体の中心としては
明治神宮
だったんです」

———それでは資金💰も明治神宮が?
「💰💰💰出してくれた
———かなりかかったでしょう?
「ああ、かかりましたよ」
———数千万💰とか?
そんなもんじゃない億単位💰💰💰でかかったでしょう。
それを明治神宮が愚痴ひとついわず出してくれた💰💰💰」

青木理氏「日本会議の正体」より
明治神宮⛩お守り値段
明治神宮⛩祈祷料💰
明治神宮⛩祈祷料💰



●日本会議の組織情報「資金面”巨大スポンサー神社本庁⛩”」

もうひとり、日本会議東京都議会議員懇談会の会長代行を務める東京都議・
古賀俊昭
はこんな話を聞かせてくれた。

「(日本会議事務総局の専従者たちは)みんな本当に頑張っているんです。
それでも(専従者に)働いてもらうということになると(事務所の)家賃や
人件費
💰はかかる

———それを支える日本会議の資金💰は、会員の会費以外にもあるんですか?

「直接確認したわけではありませんが、会社などを経営して軌道に乗せ
引退されたような方が、それなりに大口のカンパ💰💰とか寄付をしてくださる
こともあると思います。しかし、家賃💰や人件費💰を賄うとなると、
たまたま大口の寄付💰💰があってもやっていけない

———それではどうやって?
なんといっても神社本庁⛩💰です。
明治神宮
⛩💰などもそうでしょうね・・・・

繰り返すが、日本会議⛩はあくまでも任意の政治団体にすぎず、
当の日本会議⛩が自ら資金状況💰などを明かさない以上、内実はまったく不明である。ただ、こうした証言からは、資金豊富な神社本庁⛩💰や明治神宮⛩💰などの宗教団体がそれなりの形で日本会議を支えているという構図が浮かび上がってくる。

青木理氏「日本会議の正体」より


●日本会議の組織情報「個別のテーマごとにフロント団体」

また、個別の時局問題などに関して運動団体を立ち上げたり、立ち上げられた運動団体を支援する💰のも日本会議の特徴であり、代表的なフロント団体、友好団体のごく一部を列挙すれば、次のようなものがある。

青木理氏「日本会議の正体」より
1、美しい日本の憲法をつくる国民の会
――――共同代表・櫻井よしこ(ジャーナリスト)、田久保忠衛(杏林大名誉教授)、
――――三好達(元最高政長官)、幹事長・百地章(日大教授)

2、「21世紀の日本と憲法」有識者懇談会(民間憲法臨調)
――――代表・櫻井よしこ、副代表・浅野一郎(元参院法制局長)、
――――中西輝政(京大名誉教授)、西修(駒沢大名誉教授)、事務局長・百地章

3、明治の日推進協議会 
――――会長・塚本三郎(元民社党委員長)、事務総長・高池勝彦(弁護士)
 
4、みんなで靖国神社に参拝する国民の会
――――発起人・小堀桂一郎(東大名誉教授ら53人)
 
5、日本の建国を祝う会

6、平和安全法制の早期成立を求める国民フォーラム
――――呼びかけ人・櫻井よしこ、田久保忠衛、西修

あげればきりがないのでこの程度にしておくが、
このうち1〜4のフロント団体、友好団体とのかかわりについて、
日本会議⛩の広報担当者は次のように説明した。

1———日本会議が事務局の一端を担っている
2———行事開催の告知や行事の運営などに協力している。
3———行事開催の告知に協力している。
4———終戦60年を迎えるにあたって日本会議⛩が事務局となって発起人を募り、8月15日に靖国神社⛩へ参拝しようという「20万人参拝運動」という国民運動を展開した。

青木理氏「日本会議の正体」より



他の新興カルトとの関わり


●日本会議の組織情報「カルト宗教団体が下支えする仕組み」

日本会議には、神社本庁や明治神宮、靖国神社といった神社界のほか、神道系や仏教系などの新興宗教団体(新興カルト)も多数、”役員を送り込み”
などして活動を下支えしている。

戦前に創設された新興宗教では、国柱会などはその代表格であろう。
田中智学によって1914年に結成された国柱会は、
純正日蓮主義」を掲げた国家主義思想の色濃い右派宗教団体として知られ、
八紘一宇(はっこういちう)」を造語したのは田中智学であったし、
満州事変の実質的な首謀者だった石原莞爾らにも大きな影響を与えた。

戦後も一貫して国粋主義を標榜していて、日本会議⛩には教団として加盟し、
現在は積極的に動いてはいないと教団側はしているものの、憲法改正運動には
関与
している。

また、幕末に開かれたとされる神道系の黒住教(本部・岡山県岡山市)も教団として加盟し、第6代の教主となる黒住宗晴日本会議の代表委員
就いている。

青木理氏「日本会議の正体」より
「このほか神道系では大和教団(本部・宮城県仙台市)、
三五教(あなないきょう)を母体とする
オイスカインターナショナル(本部・東京都杉並区、公益財団法人)などが、
仏教系では霊友会(本部・東京都港区)、佛所護念会教団(本部・東京都港区)、
新生佛教教団(本部・山口県山口市)、念法眞教(本部・大阪市鶴見区)などが、
諸教系では解脱会(本部・東京都新宿区)、崇教真光(本部・岐阜県高山市)、
修養団体ではモラロジー研究所(本部・千葉県柏市)などが、
それぞれ日本会議に役員を送り出すなどして活動に関与しており、
詳しくは後述するが、大規模集会への動員面や署名集めなどでは
大きく貢献しているとみられる。

人数などは正確では無さそうだが、参考までに新興カルトの一覧。

新興カルトの一覧


●日本会議の組織情報「各種カルト宗教団体との関わりアンケート」

日本会議⛩に参画している新興宗教団体(新興カルト)については以前、
私が週刊誌『AERA』(朝日新聞出版)に関係のリポートを寄稿した際、編集部を
通じて各宗教団体に日本会議とのかかわりを問い合わせたことがある。

回答を寄せた宗教団体のほとんどが「日本を守る会」の時代から運動に参画
していたと答え、当然ながら憲法改正には「賛成」の立場を明確にした
日本会議⛩での具体的な活動内容などについては次のように返答したことを
一部紹介しておこう。

青木理氏「日本会議の正体」より

皇室仰慕の諸活動や英霊の慰霊顕彰など、教団の考え方に合う(日本会議の)
取り組みについて、その趣旨に賛同する会員に協力を呼びかけ

(佛所護念会教団)

青木理氏「日本会議の正体」より

<現在、教団として(日本会議の)活動には携わっていない。ただし、関連団体
の「美しい日本の憲法をつくる国民の会」代表委員に(教団幹部が)就任。
今後、活動を行うこととなった>
<政教分離の原則に反しない限り、宗教団体の政治活動、現職国会議員との交流
については問題ないと考えている>

(国柱会)

青木理氏「日本会議の正体」より

<署名活動など(で日本会議に協力している)>
<社会をより良くしてこそ、宗教団体の存在価値がある。したがって、社会を
良くするために政治に対してさまざまな提言等をする。しかし、宗教団体が
政治権力を行使するべきではないと考えており、おのずから一定の距離を
置いている>

(新生佛教教団)

青木理氏「日本会議の正体」より

<皇室の方々が(教団本部のある)岡山に来た際のお迎えや、皇室の慶弔行事への
参加(で協力している)>
<考えに賛同する代議士に期待するのは当然ながら、あくまでもそれは(議員)
個人の判断に基づくもの。宗教団体が個人の意見を左右するべきではないとの
考えを徹底している>

(黒住教)

青木理氏「日本会議の正体」より

<日本会議に関する回答は控える>
<(ただ、)憲法制定より今年で70年が経ち、大きな変動期を迎えている現在に
おいて、国民一人ひとりが深い関心を持つことが大切>
<一国民として政治に関心を持つことがとても重要だと考える>

(崇教真光)

青木理氏「日本会議の正体」より

(以上、いずれも文中内の丸カッコは引用者注)
メディアによる真正面からの問い合わせだったため、いずれもきわめて控えめな
物言い
ではあるが、集会などへの動員や署名集めなどでこうした右派系の
新興宗教団体が日本会議⛩にさまざまな形で貢献していることは
うかがえるだろう。

青木理氏「日本会議の正体」より



実務部隊

●カルトを支える「日本会議の実務部隊」

第1章で記したように、生長の家や神社界⛩など右派系の宗教団体が総結集した
のが「日本を守る会」だった。この「守る会」が結成直後に取り組んだのが
昭和天皇の「ご在位50年奉祝運動」であり、続いて総力を注ぎ込んだのが
元号法制化運動」であった。

これも詳しくは後述するが、戦前は元号が皇室典範に定められていた。ところが
戦後は皇室典範から削られて元号の法的根拠は失われた。だから元号の法制化を
目指そう
———そういう運動だったのだが、自民党元参院議員の村上正邦に
よれば、「守る会」の結成前からこれに熱心に取り組んでいたのが生学連に加え、
日本青年協議会(青協)という組織であったという。

この日本青年協議会は1970年、前述した全国学協のOBらによって結成された。
長崎大での運動の流れを受けてつくられた全国学協は、基本的に生長の家系の生学連出身者で占められていた。また、日本青年協議会が改組されるような形で
発足した日本協議会もいまなお存続していて、実をいうと両組織の本部は
日本会議⛩と同じ東京・目黒区内のビルに置かれている。
すなわち、「日本青年協議会」・「日本協議会」とは日本会議の活動を支える実務部隊なのである。

青木理氏「日本会議の正体」より

村上の話を続けよう。

「当初、青協の委員長を務めていたのが衛藤晟一さんでした。
書記長が糀島有三さん、政策部長が伊藤哲夫さんでね」

———いずれも生学連の中核メンバーだった面々ばかりですね。

「ええ。なかでも糀島さんはもともと長崎大で学生運動をやっていて、全共闘
から自治会の主導権を奪還した経歴を持っていた。彼は、谷口先生の教えに
心底傾倒していました
。ただ、生学連の出身者は大学を出ると教団本部で
働くんですが
、彼はそうしませんでした。教団に入ると幅広い大衆運動が
できなくなると考えたのでしょう
。そういう意味で彼は、生粋の大衆運動家、
天性のオルガナイザーでした。

しかも彼は名誉栄達やカネを求めない。面倒見もよかったから学生たちから
尊敬され、彼が一声かければ動き出す若い人たちが全国各地にたくさんいた。
『守る会』が元号法制化に取り組み始めた時も、椛島さんが事務局に加わって
くれたんです。『守る会』が元号法制化を求める地方議会の決議運動を
スタートさせ、1年弱ほどで全国1632市町村の議会決議を達成する
んですが、
この『地方から中央へ』という戦略を考えたのも椛島さんでした。

一方、『守る会』には明治神宮からも宮司の外山勝志さんらが出てきて実務
を担当してくれました。だから『守る会』の実務は事実上、生長の家
明治神宮
の二本柱で構成されていたんです」


生長の家と明治神宮の二本柱で支えられたと村上がいう「日本を守る会」の運営。この「守る会」が「日本を守る国民会議」と合流して日本会議⛩が結成
されたことを考えれば、日本会議⛩は人脈的にも、組織運営面でも、生長の家
という新興宗教団体(新興カルト)と明治神宮を主軸とする神道界こそが源流
であり、本質であると評して構わない
だろう。

まして生学連出身者たちが結成した日本青年協議会・日本協議会が現在も
日本会議
の実務部隊となっているのだから、生長の家の出身者が
日本会議
の中枢を支えていると断言できる

青木理氏「日本会議の正体」より





民主主義を破壊する反共カルトと戦犯シリーズまとめ(INDEX用)


伊丹万作「騙されることの責任」

もちろん、「騙す方が100%悪い」のは紛れもない事実である。
その上で更に「騙されることの責任」を考えよう。

伊丹万作「騙されることの責任」

もう一つ別の見方から考えると、いくら騙す者がいても誰1人騙される者がなかったとしたら今度のような戦争は成り立たなかったに違いないのである。
つまり、騙す者だけでは戦争は起らない。騙す者と騙される者とがそろわなければ戦争は起らない。一度騙されたら、二度と騙されまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。騙されたとさえいえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘違いしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。
伊丹万作「戦争責任者の問題」より


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