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民主主義を破壊する反共カルトと戦犯①-15🇯🇵日本会議👿[稲田の綺麗事インタビュー]

民主主義を破壊する反共カルトと戦犯①-15🇯🇵日本会議👿[稲田の綺麗事インタビュー]


現在行われている「兵庫県の知事選挙」では、無責任強欲モンスターが急増し、
ネットで「パワハラはなかった」などの言説が急速に溢れ返り、
他党の党首が「前知事のパワハラはなかった」などのデマをリアルで流し、
統一協会🏺などのカルトも参戦して「カラスは白い」と喚き散らして
カラスを白くしようとすり替える運動」が行われています。
国民の知らない間に何が起きて、なぜ民意が反映されなくなったのか?
世の中がおかしくなったのか?青木理氏の「日本会議の正体⛩」の本📕を
通してその「元凶👿」を見ていきます。

「偽りを述べる者が愛国者とたたえられ、真実を語る者が
売国奴と罵られた世の中🇯🇵を私は経験してきた」


当時は失脚する前で、“右派政界の次期エース”と呼ばれていた「稲田朋美」の
インタビューから「日本会議」と「安倍政権」について見ていきます。
ただし、選挙協力などに関しては虚偽であろうし、必死でオブラートに包んだ
物言いに終始した感もあるのだが、別視点
👀から「日本会議⛩」の様子を見る
ものとして興味深いと思われます。


稲田の綺麗事インタビュー


●稲田朋美のインタビュー「安倍政権内でのカルト」

●“右派政界の次期エース”稲田朋美の証言

では、「国策を練りあげている」とか「安倍政権を牛耳っている」といった
評価はどうか?
私なりの総括はあるのだが、それは最後に記すこととして、このあたりに関する
率直な考えを、当の安倍政権や日本会議国会議員懇談会⛩の中枢にいる政治家に
聞きたいと私は思った。

実際、幾人かに取材を申し入れたのだが、案の定、片っぱしから拒絶された。
そんな中、ひとりだけ取材に応じても構わないと返答してきた衆院議員がいた。
稲田朋美
日本会議国会議員懇談会⛩の有力メンバーであり、日本会議系⛩の集会など
でもたびたび講演し、一部右派からは安倍晋三の後継候補にもあげられる稲田は、
”右派政界の次期エース”と目される存在である。
現在は自民党政調会長の座にあり、安倍総裁体制の与党で政策立案を取り仕切り、
政権と日本会議⛩、あるいは自民党と日本会議⛩の関係についても
精通している。

しかも稲田は、日本会議⛩の中枢にいる椛島有三らと同様、生長の家⛩との
関係が取りざたされてきた。生長の家の創始者・谷口雅春の思想をいまも強固に
信奉する者たちが発行する月刊誌『谷口雅春先生を学ぶ』(2012年7月号)に、
稲田の次のような講演録が掲載されたこともある。

青木理氏「日本会議の正体」より
<私は、谷口雅春先生の教えを、ずっと自分の生き方の根本において参りました。
今日、ボロボロになった昭和13(1938)年発行の『生命の實相』の本を持ってまいりましたが、
これは私の母方の祖母が読んでいた本で、昭和8(1933)年生まれの母も読んでいたのです。
大変奇遇な事に、昭和7(1932)年生まれの父も、またこの『生命の實相』で命が救われたのです。
父はずっと身体が弱くて、肺病で高校を休学し、病床に伏しておりました。
その父が、谷口雅春先生の『生命の實相』に出会い、自分は大丈夫ということで、
蒲団をあげて起ち上がり、高校に復学し、京都大学に進学したのです。
そういうことで、我が家にはずっとこの『生命の實相』がありました>

本人が生長の家⛩の信者だったかどうかはともかく、こうした環境で育った
ことは、日本会議⛩に集う「宗教心」篤き者たちと波長が合うことを推測
させる。日本会議⛩をテーマとする本書の趣旨からいっても、格好の
インタビュー相手ではないかと思われた。

稲田へのインタビューは2016年3月23日の午後、東京・永田町にある自民党本部
の政調会長室で行われた。存外にフランクな調子で答えてくれた稲田との
やりとりは、これも正確を期すために、
以下、私の評価などとは厳密に分け、一問一答形式で紹介していきたい。

青木理氏「日本会議の正体」より


●稲田朋美のインタビュー「嘘をついてカルトの矮小化」

●「濃密な関係は全然ありません」

————まずは日本会議国会議員懇談会⛩に入ることになった経緯から
うかがいたいのですが?

「もうずいぶん前のことですから記憶が定かではないんですが、確かお誘いが
あって入ったんです。私はもともと弁護士で、いわゆる『百人斬り』名誉毀損裁判などの主任弁護士を務めていました」

戦中の南京攻略🇨🇳の際、日本軍🇯🇵の2人の将校が「百人斬り競争」を行ったと
当時の新聞に報じられた問題
ですね。遺族が2003年になってから
「創作記事で名誉を毀損された」
として『朝日新聞』や『毎日新聞』
(当時は『東京日日新聞』)を訴えました。稲田さんは遺族側の主任弁護人
でしたね。

【統一協会🏺と同じくウヨタイプを予め選んで支援💰して接近】
「ええ。私はそうした活動がきっかけで、総理(安倍)に誘われて政治家
なりました。また、日本会議⛩の活動をされている小堀桂一郎先生とか、
そういう方々が私の裁判を支援してくださっていたという関係もあったので、
自然にお誘いがあって入ったという感じ
です」

————その日本会議⛩に関しては、外国メディアなどが「日本最大の右派
ロビー団体
💰💰👊」とか、 「安倍政権を牛耳っている」などとも報じました。
稲田さんご自身はどう思われてますか?

「そういうイメージは持っていないというか、そんなに力のある組織だと感じた
ことはありません。もちろん、いろいろ依頼されることはありますよ。
こういう会に出て話してくださいとか、憲法問題のシンポジウム出席の要請など
を受けることもあります。そういうものをロビー運動と言うのかもしれませんが、
私の政治活動を直接バックアップしていただくとか、見返りに何かをしていただく
とか、そういう濃密な関係は全然ありません」

————たとえば政治資金💰💰とか、選挙運動で支援👴👴👵👵
してくれるというようなことは?


「そういうことはありません。たとえばパーティー券🎫(を買ってくれる)
だとか、選挙の際に運動してくださるのか
💰💰👴👴といったら
そういうことはまったくありません。むしろ、私が(国会議員懇談会⛩の)
事務局長をやっていて、総理(安倍)も(同じく国会議員選談会の)会長を
なさっている神政連(神道政治連盟)の方が、選挙に協力してくれる面
あります。

神社は自壺党🏺寄りですし、各地に青年神主もたくさんいらっしゃる
地方には各地域に神社があって、そこで地域活動とかお祭りなどをやっていますから、つながりは強いと思います。」

————その神社本庁⛩も日本会議⛩の有力メンバーなわけですが、少なくとも
日本会議⛩という組織自体が選挙などで直接バックアップしてくれることは
ないし、それほど強い力を持っているとも思わないと。

「ええ、そうですね」

————とはいえ、いま、衆参両院から約280人もの議員が日本会議国会議員懇談会に名を連れ、安倍政権の閣僚も半数以上が懇談会メンバーで占められています。

「それは事実ですけれど、日本会議⛩というくくりの中で何か一緒に運動的
なことをやっているという意識は、私にはあまりないんです」

————それをどう考えたらいいんでしょうか?要するに結果論なのか?
安倍政権と日本会議⛩の主張の親和性が高いので、結果的に日本会議国会議員懇談会⛩に入っている閣僚の数が多くなっているのでしょうか?

「結果的に安倍総理の思想信条と、日本会議⛩が進めようと訴えられている
政策と、一致しているところが多いとは思います」

————では、約280人もの国会議員が日本会議国会議員懇談会に入って
いるのはなぜだとお考えですか?選挙の際に手伝ってもらえるわけでもないし、
あまり得になることもないのに、これほどたくさんの議員が入り、
近年はさらに増えています。


「それは思想信条的に一致しているから入っている、ということでしょう。
といっても、たとえば谷垣(初一)さんや石破(茂)さんも入られていますよね。
ご本人に聞いてみないとわかりませんが、谷垣さんや石破さんは、
たぶん日本会議⛩への思い入れはそれほど強くないのではないでしょうか」

————安倍政権と親和性が高く、みんなも入っているからとりあえず入って
おこうという人もかなりいるということでしょうが、その点で稲田さんは違う。
日本会議⛩が相当期待している存在ですね。

「期待されているかは分かりませんが、そういう意味では(政策などの)方向性は
一緒だと(日本会議側⛩には)思われているでしょう」

————稲田さんご自身も、憲法改正にしても他の政策についても、
日本会議⛩の主張に異議はないと。

「方向性は一緒だけれども、違っているところは少し違っています。私は東京裁判
にしても、東京裁判自体を否定する(無効を主張する)ということではありません。
だから実物以上に期待されているところがあるとも感じる時があります


————というと?

「たとえば慰安婦問題🇰🇷です。20万人もの若い女性を強制連行して『性奴隷』
にした、というようなことはないと私は主張していますが、
慰安婦制度自体が重大な人権侵害だったことは間違いありません。そう言うと批判されたりもします。
南京の問題だって、20万とか30万人も手当たり次第に殺したということに疑問を持っているのであって・・・・・・」

————南京虐殺そのものがなかったと主張しているわけではないと。

「ええ。捕虜の多数殺害はありました。当然ですが一言で「保守」といっても、
考え方は少しずつ違ったりもするわけです」

青木理氏「日本会議の正体」より

性加害の否定と女性蔑視とフェミサイドの相関

例えば、日本会議⛩の椛島やネトウヨや韓国の右派政権は、「慰安婦問題」
自体をなかった事にしたい、あるいは矮小化したくて、リッチ💰な
セックスワーカーだった説などを盛んに展開しており、女性を人権侵害したり、
経済的に困窮させること、結婚して家庭に縛り付けたり、モラ夫(NPD)から離れて
幸せになっている妻子を許せなくて、共同親権で離婚後も縛りつけようと、
盛んに画策している。恐らく稲田の「慰安婦制度自体が重大な人権侵害だったことは間違いありません。そう言うと批判されたりもします。」と言う話や、
稲田が過剰に批判され、失脚していったのもこの辺の差異が原因だと思われる。

性加害に対して「女性の自己責任」と言い放ったり、「男女平等は絶対に実現し得ない反道徳の妄想です」と主張したりする杉田●脈元議員などは、未だに日本会議⛩など極右からは支持され重宝されている模様でもある。



●稲田朋美のインタビュー「稲田の政教分離論」

●憲法改正問題の根本

————ところで少し突っ込んだ話をうかがいたいんですが、稲田さんと
生長の家⛩との関係は?

「私は生長の家⛩の信者ではありませんが、谷口雅春さんが書いた
『生命の実相』の<生活編>にある<背水の陣をかけ>という文章にすごく
感動して、司法試験を受ける時などにコピーして持っていったほどだったんです


————ご両親やお祖母さんが信者だったんですか。

「信者ではありません。ただ、父が高校時代に肺病で休学して、どうしても
治らなくてという時、『生命の実相』を読んで立ち直ったという体験があり、
祖母や母も同じ本を読んでいたものですから、ボロボロの祖母の本が家にあって、
私も読むことになった
んです」

————『生命の実相』は全部で何十巻もありますが、それをすべて
読まれたんですか?

「いえいえ、一部です。「生活編」、特に<背水の陣を布け>という一編だけ
でも、それにいたく感銘を受けたという経験は確かにあります。
すごくいいんですよ。前向きになって」


————どのような宗教を信仰しようともちろんまったく自由ですが、
日本会議⛩には生長の家⛩に出自を持つ人びとがたくさんいて、運動の現場を支えていますね。

「ええ。でも私、政治家になってしばらくしてから(日本会議⛩と生長の家⛩
の関係を)知って、『へぇー、そうだったんだ』と思ったのが本当のところ
なんです。日本会議⛩と生長の家 ⛩………………というか、谷口雅春さんの
教えと近いですよね。それを知って、『ああ、そうだったんだ」とは思いました」

————谷口雅春氏を信奉している政治家は自民党にもかなりいますね?

「影響を与えているというのはありますよね」

————一方で日本会議⛩には、先ほども申し上げましたが、神社本庁⛩が
かかわっています。そうした宗教団体が政治運動をリードすると、政教分離など
の面で問題も生じませんか?生長の家出身者も、神社本庁⛩の一部の方も、
その主張を聞くとかなり復古的なものに私は感じます。

神社に関しては、神道というより、地域活動そのものだと私は思うんです。
七五三とか、初参りとか、お祭りとか、五穀豊穣を祈っている。
私は純粋な宗教というふうに思っていません。教義もないし


————神社神道が宗教ではないということになると、たとえば建国記念日
の式典を政府主催でやっても問題はないし、極端にいえば靖国神社

国家護持だって構わないことになりませんか?


「神話をどうみるかですが、神話にまでさかのぼる我が国の歴史、そういった
伝統と文化という意味では、建国記念日を大切にする気持ちが私にあります。
ただ、靖国神社の国家護持というのは、今の状況だとなかなか難しいでしょう

————しかし、可能であればその方向に進むべきだとお考えですか?

そこは憲法との関係がありますよね

————さすがにそこまでいくと政教分離に反すると?

ええ。政教分離との関係が出てくると思います。法治国家である以上、
憲法との関係は常に考えて、慎重にすべきところはあると思います


————その憲法ですが、安倍政権にとっても、そして日本会議にとっても、目下最大の目標は憲法改正ですね。それを目指す安倍政権にとって、
日本会議⛩の存在はやはり力強い援軍なのでしょうか?

総理もおっしゃっているように、憲法改正は国民の理解がないと絶対に
進みません。(衆参両院で)発議して(国民投票で)否決されたら、それこそ
憲法改正は相当難しくなる。
なので日本会議⛩とか、神政連⛩に限らず、
政治家は295選挙区全国津々浦々にいるわけですから、
いろいろな場で憲法の議論はおおいにやるべきだと思っています」

————そのために日本会議が主導した「美しい日本の憲法をつくる
国民の会」が現在、盛んな憲法改正運動を繰り広げています。
「国民の理解を深める」という意味では心強いんじゃないでしょうか?


「方向性は安倍政権と一緒ですが、本当は政治家がもっと努力しなくては
いけないと思います。私はやはり9条2項にこだわりがあるんです。自衛隊と必要
最小限の自衛権の行使が合憲であると素直に読める憲法にすべきです。あと、
憲法が制定されたのは(日本が)主権を制限されている占領期ですよね。私はたとえ憲法を変えないにしても、現憲法がこのままでいいのか?、
あるいは変えるのか?、しっかり民主的な手続きを取るべきだと思うのです。
これは日本の民主主義を強くすることにつながるのです。
そこに私は一番こだわっています」

————そうした話を聞くと、谷口雅春氏の主張も思い出されます。
現在の憲法は無効であって、明治憲法を「復元」し、その上で議論すべきだと。
生長の家⛩に出自を持つ人びとはそういう考えの方がいまもいるようです。

「主権回復の直後だったら、それも国民の理解を得られたかもしれません。
でも、70年も現行憲法を中心にいろいろな制度ができてきたわけですから、
いまとなって無効というのは現実的ではないと思います


————つまり、本来であればそういう考えもあるだろうけれど、
いまとなっては難しいと。

今の憲法を基に戦後の体制が全部つくられ、それを根底から覆すことは
やるべきではないと思います


————いずれにせよ、やはり憲法改正が当面の最大目標なわけですね

「ええ。事実として主権が制限されていた占領下につくられた。
正常な形で定められたものか。憲法改正問題の根本はそこにあると思います」

青木理氏「日本会議の正体」より


●稲田朋美のインタビュー「日本会議のまとめ」

●日本会議の存在は大きいのか

稲田の話をどう受けとめるかは人それぞれであると思う。ずいぶんと控えめに語っているきらいはあるし、本音で喋っていないことも多々あるだろう。
自民党三役のひとりであり、党の政策を立案する政調会長という立場上、
必死でオブラートに包んだ物言いに終始したのも間違いない
生長の家⛩の創始者・谷口雅春にうっすら影響を受けたと言って復古的な
主張を口にしつつ、その限界をあっさりと認めるあたりは、
現在の政界に漂う薄っぺらな右派思想の本質が垣間見えるようにも感じられる。

しかし、日本会議⛩という右派組織に対する発言は、それなりに真実に近いものではないかと私は受けとめた。

日本会議⛩の主張には共感し、ほぼ同じ方向を向いてはいるが、それほど強大
な力を持っている組織だとは感じていない。選挙の際などに手厚い支援を
受けているわけでもない。もちろん、日本会議⛩は選挙時に特定の政治家を
推薦し、そうした政治家は選挙運動などで支援を受けているのかもしれないが、
それはごく一部であり、稲田を含む大半の政治家は『恩恵』や『見返り」を
受けているわけではない。

ここでもやはり神社本庁と神社界のパワーは別格である。全国津々面々
にネットワークを張りめぐらせている神社界
は保守、あるいは右派政治家に
とって大切な地元の支持基盤であり、神社本庁
が参加していることは
日本会議
の求心力を大きく増幅させている。

青木理氏「日本会議の正体」より

とはいっても、日本会議⛩そのものに巨大なバワーがあるとは感していない、
と稲田は繰り返した。日本会議国会議員懇談会⛩に多数の議員が名を連ねている
といっても、それほど思い入れの強くない議員だって結構いる、とも。
これについては第2章で紹介した自民党の東京都議・古賀俊昭の言葉が思い出
される。日本会議東京都議会議員懇談会⛩の役員なども歴任している
古賀はこう語っていた。

「自主憲法制定は自民党の党是ですし、そういう(ことを訴える)国民運動が
自民党の議員や、議員になろうとする人に届けば、やっぱりそれはやっておいた
方がいいかなということで、決して積極的な参加ではなくても、お賽銭を入れる
ような感じでおつきあいしておこうという人が多いと思います」

確かにそういう面はあるのだろう。となるとやはり、
日本会議⛩が安倍政権を牛耳っているとか支配しているというよりむしろ、
両者が共鳴し、共振しつつ「戦後体制の打破」という共通目標へと突き進み、
結果として日本会議⛩の存在が巨大化したように見えている
と考えたほうが適切なように思える。

つまり、「上から」の権力行使で「戦後体制を打破」しようと呼号する
安倍政権と、「下から」の”草の根運動”で「戦後体制を打破」しょうと執拗な
運動を繰り広げてきた日本会議
に集う人びとが、戦後初めて車の両輪として
揃い、互いに作用し合いながら悲願の実現へと突き進みはじめている————と。

青木理氏「日本会議の正体」より

ただ、ここでも東京都議・古賀の言葉が思い出される。
安倍さんだって、そんなに深いもの(政治思想)はないですよ。
それを日本会議
がある程度はリードしている部分はあると思います。
原理的なことを、日本会議
がきちんと主張してくれていますから
これもある種の真実を射抜いていると思う。

青木理氏「日本会議の正体」より
私は最近、週刊誌『AERA』で、安倍晋三の生い立ちと素顔などを追跡する
長期連載ルポルタージュを発表した。
その取材では、安倍の成蹊学園時代の同級生や知人、恩師、会社員時代の上司、
同僚らに片っぱしから話を聞いたのだが、
政界入りするまでの安倍に現在の政治スタンスにつながる気配を感じ取っていた者は皆無に近かった。

少なくとも、現在の政治的スタンスにつながる知性を鍛え上げた様子も、
政治史などの知識などを積み上げた形跡も、ほとんどみられなかった。

そんな安倍を会社員時代の上司はこんなふうに評した。

「子犬が狼の子と群れているうち、ああなってしまった。僕はそう思っています」

この連載については間もなく別途書籍化するからこれ以上詳述しないが、
筋金入りの右派である東京都議の古賀が
「安倍さんだって、そんなに深いものはない」と語ったのは、
なるほどそうだろうなと私もうなずくところが多い。

その安倍が政界右派のサラブレッドとして脚光を浴び、
政界の階段を一気に駆け上がっていくまでの途次、
「宗教心」などを背景にする筋金入りの右派が安倍に接近し、
”ブレーン”や“兄貴分”として周囲をがっちり固めていった。

かつては生学連の活動家だった参院議員の衛藤晟一、日本政策研究センター代表の伊藤哲夫などは代表格であろう。そういう観点から見るなら、日本会議⛩
「安倍政権を牛耳っている」という外電の分析はあながち的外れでもない

加えて記すなら、「安倍政権的なもの」や「日本会議的なもの」を許容するようになってしまった日本社会の変質についても触れないわけにはいかないだろう。

青木理氏「日本会議の正体」より




憲法改正の問題点をわかりやすく解説した動画📹


日本会議⛩の進める軍国化の問題点を解説した動画📹


日本会議⛩の実態紹介動画


櫻井よしこの改憲主張動画⛩


稲田など自壺党議員🏺の日本会議⛩での発言と本性




民主主義を破壊する反共カルトと戦犯シリーズまとめ(INDEX用)



伊丹万作「騙されることの責任」

もちろん、「騙す方が100%悪い」のは紛れもない事実である。
その上で更に「騙されることの責任」を考えよう。

伊丹万作「騙されることの責任」

もう一つ別の見方から考えると、いくら騙す者がいても誰1人騙される者がなかったとしたら今度のような戦争は成り立たなかったに違いないのである。
つまり、騙す者だけでは戦争は起らない。騙す者と騙される者とがそろわなければ戦争は起らない。一度騙されたら、二度と騙されまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。騙されたとさえいえば、一切の責任から解放され、無条件で正義派になれるように勘違いしている人は、もう一度よく顔を洗い直さなければならぬ。
伊丹万作「戦争責任者の問題」より


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