3連休、はじめてのプリン作り
3連休の予定がなくなってしまったので、急遽プリンを作ってみることにした。
まずは道具を買うところから!
【方法】
必要そうな道具
・鍋
・計量カップ
・ボウル
・泡立て器(なくてもいいらしい)
・秤(100均で買う)
・耐熱容器(100均で買う)
・茶漉し(100均で買う)
・パウンドケーキ用耐熱容器(100均で買う)
必要そうな材料
・卵
・牛乳
・生クリーム
・砂糖(ざらめ)
・バニラエッセンス
お菓子の砂糖はざらめが良いと聞いたことがある気がしたので、ざらめにしました。家に上白糖もあるので、比べてみようと思います。
スタンダードプリンのレシピ
材料
(150cc容器 2個分)
牛乳 200cc
卵 1個
グラニュー糖 40g
(カラメル)
グラニュー糖 50g
水 大さじ1
お湯 大さじ1
手順1 カラメル作り
鍋にグラニュー糖、水を入れて中火にかけ、茶色くなるまで煮詰める。
手順2 カラメル作り
火を止めて、お湯を加えて混ぜる。
手順3 カラメル作り
2を耐熱容器に流し入れる。
手順4 本体作り
ボウルに卵を割り入れてほぐし、グラニュー糖を加えて混ぜる。
手順5 本体作り
鍋に牛乳を入れて熱し、温まったら沸騰する前に火を止める。
手順6 本体作り
5を4のボウルに少しずつ加えて、その都度よく混ぜる。
手順7 本体作り
漉しながら、カラメルソースの入った容器に均等に流し入れる。
手順8 加熱
鍋にキッチンペーパーを敷き、プリン容器を並べる。容器の半分くらいの高さになるように水を注ぐ。
手順9 加熱
ふたをして中火で熱し、湯気がたってきたらごく弱火にする。20〜30分蒸し、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
メモ ゼラチンプリンでなく蒸しプリンなので、冷やし時間は好みでいいらしい。今回は2h。
手順10 盛り付け
カップの底をお湯で温めてカラメルを溶かして、皿をのせて上下を返し、取り出す。
かためプリンのレシピ
材料
(150cc容器 2個分)
牛乳 200cc
全卵 2個
卵黄 1個
グラニュー糖 40g
(カラメル)
グラニュー糖 40g
水 大さじ1
お湯 大さじ1
手順1 カラメル作り
スタンダードプリンの手順1-3と同じ。
メモ 砂糖の種類によって味が違うらしい。
手順2 本体作り
スタンダードプリンの手順4-6と同じ。切るように、泡を立てないように箸やヘラで混ぜる。
メモ 牛乳の3割くらいを生クリームにすると濃厚になるらしい。
手順3 本体作り
バニラエッセンスを少しだけ入れて、2回濾す。
手順4 加熱
耐熱容器に3を注ぐ。気泡があったらスプーンで取り除く。
手順5 加熱
4の容器にアルミホイルで蓋をして、バットに並べる。容器の半分の高さまで水を入れる。
手順6 加熱
オーブンで余熱なしで160度、40分温める。粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷やす。
手順7 盛り付け
容器の内周をバターナイフなどで添わせて、空気が入るように縁を広げながらお皿に出す。
しっとりプリンのレシピ
材料
(150cc容器 2個分)
牛乳 120cc
生クリーム 80cc
卵黄 2個
グラニュー糖 40g
(カラメル)
グラニュー糖 40g
水 大さじ1
お湯 大さじ1
手順1 カラメル作り
スタンダードプリンの手順1-3と同じ。
手順2 本体作り
鍋に牛乳と砂糖を入れ、人肌くらいに温め砂糖を溶かす。
手順3 本体作り
ボウルに卵黄と生クリームを入れ、泡立てないように混ぜる。
手順4 本体作り
2に3を少しずつ加えて混ぜ、バニラエッセンスを加える。良く混ぜたら漉しながらプリンカップに入れ、表面に溜まった泡を取る。
手順5 加熱
スタンダードプリンの手順9と同じ。
比較したいこと
・カラメルの砂糖の種類
・本体の砂糖の種類
・生クリームの有無
・フライパンとオーブン
・容器からの取り出し方
条件の割り付け
【結果】
1日目
・カラメル作り
まずざらめから。溶けたと思ってお湯を入れたら、析出してきてしまった。
上白糖の方をやってみると、色が変わるまでに意外と時間がかかることがわかった。体感、かなり長い。この時間だと、ざらめの方は全然加熱が足りていない。お湯を入れたら、今度はジュワッと音がして跳ねた。
容器にラベルをつけて、置いておく。
また、砂糖50gというのは非常に多い。もう罪深さを気にせずには食べられないかもしれない…。
・スタンダード本体作り
卵と砂糖を合わせてから混ぜてしまったが、レシピの記載通り卵を混ぜてから砂糖を入れたほうが良いのかもしれない。牛乳は、温まると、ホットミルクの香りがしてくる。
今回はバニラエッセンスなし。卵液と牛乳の混合では、少量でも均一にするのにそこそこ混ぜないといけなかったので、やはり一気に入れないほうがよさそうだった。
漉してみると、かなり卵白の断片?が残っていた。
容器に入れて、1-1,2は準備完了。
・しっとりプリン本体
似たような手順だが、生クリームが入っているので見た目から明らかに濃厚。
こちらもバニラエッセンスは無し。体感だが、ざらめは上白糖より溶けにくいのだろうか?1-3,4は、漉したらざらめが少し残っていた。スタンダードもしっとりも、分量は2カップ分でほぼピッタリ。
・加熱工程
冷蔵庫で2時間冷ました後様子を見ると、1-1だけ固まっていて、あとは緩かった。
固まっている1-1は美味しい!ちゃんとカラメルもカチカチじゃなく液体になっていて、甘苦くて美味しくなっている。固まらなかった分は、フライパンに無理矢理詰め込んでいたためキャパオーバーで加熱が足りなかったのかもということで、最度同じ工程で加熱。
再加熱後に冷蔵庫で一晩寝かせると、全て固まっていた!
1-2を指定のやり方でお皿に出してみると、高さはないがしっかり固まっているのがわかった。
ざらめのカラメルで、析出していた部分は容器の底にくっついていた。
生クリーム不使用なのとカラメルの加熱が少ないので、かなりあっさりした味だった。卵の味と、フレッシュな甘みが強い。子供はこういうのも好きかもしれない。
1-3
なめらかで卵の味もちゃんとして、さらにカラメルの苦味もあって、本物のプリンだ!という感じ。正直もう完成を感じてしまった…。
1日目まとめ
・ざらめは時間をかけて加熱する必要がある。
・使う砂糖の量はかなり多い。
・しっかり加熱、しっかり冷やすが大切。
・汚れやすいので、初心者はウェットティッシュもあるといい。
2日目
使う砂糖の量がかなり多かったことと、生クリームが結構使うし結構高いことにビビってしまって、作る数量を変えることにした。作る量は半分で、今日はざらめカラメルのかためプリンのみ。明日は、カラメルの美味しかった方の、うまくいった加熱方法にしようと思う。
毎日4個作って食べていたら、さすがに糖尿になってしまいそう…。
・カラメル作り
目を離した一瞬で焦げて、一回失敗した。ただ、昨日よりしっかり溶かすように注意したので良い色になった。それでも粒が残っていたが、これは容器に入れた時に冷えて析出するから仕方ないのか…?
昨日生クリームを入れた方が美味しかったので、3割の60mlを生クリーム、140mlを牛乳とした。生クリームは、しっとりプリンに倣って加熱せずに入れた。やはりざらめだと少し底に残っていたが、少しだけだった。これは、レシピ通り2回濾した方がいい!けっこう白身が残る。
想像以上に、綺麗にかためプリンだった!前よりカラメルもちゃんと色付いている。味は、卵感が強い。しっとりの方が美味しかったような気がするので、生クリームを増やすか、1個分の全卵を卵黄にするか…?もしくはバニラエッセンスを6滴入れたが、足りなかった?あとは毎度のことながらかなり甘いので、砂糖減らしてみようと思う。これで、濃厚さもあるかためプリンを作りたい。
3日目
2日目分の反省から、カラメルも本体も上白糖で少なめ、卵は全卵1卵黄2、生クリーム入り、バニラエッセンス増量で、かためしっとりプリンにすることにした。レシピのベースはしっとりプリンで、そこに卵を増やす形。なので、牛乳と砂糖は一緒に加熱する。焼きは安定のためオーブン。
固さもありなめらかさもあり、甘さも丁度いい!これは、完成といっていい美味しさだと思う。
【結論】
・カラメルの砂糖の種類
ざらめは加熱が難しいので、初心者の方は上白糖で!火加減かもしれないが、ざらめの方がマイルドな苦味だった気がする。(本当はグラニュー糖がいいらしい。)
・本体の砂糖の種類
正直卵味に負けてしまって違いはわからないので、扱いやすいし値段も安い上白糖でよいと思う。
・生クリームの有無
あった方が明らかに美味しい!これは、よほどあっさり好きでなければ明確だと思う。
・フライパンとオーブン
オーブンの方が、ふわふわ感が出てしまう?気がするが、安定するので初心者はオーブンかも。フライパンで蒸す方が調整は効くので、慣れたらフライパンでも。
・容器からの取り出し方
どちらでも綺麗に取れたが、周りにナイフを入れた方が簡単。温めた方がカラメルは落ちてきやすいかも。おうちだったらココット皿のまま食べても良い。
・最終レシピ
牛乳140cc、生クリーム60cc、上白糖20g、全卵1個、卵黄2個、バニラエッセンス8滴で、2回濾す。
材料の調整によって明確に味が変わって、想像以上に面白かった!
余った卵白は、あんかけチャーハンに使いました。