死生観
「死生観」この言葉を僕は最近知った。
「これとこれをやりたかったけど、今日は疲れたからまた明日以降にしよう」昔の僕はこの繰り返しで、結局何もやり遂げられずに何事も中途半端のままで終わっていた。最近ブームのプログラミングを学んでみようと思ってはすぐやめたり、簿記の教科書を買ってもそのまま教科書を本棚に飾ったままにしていたり、とにかく、すぐに先延ばしにしてしまうところがあった。一方で、僕とは正反対に1日を無駄なく過ごし、次々に目標を達成してく人たちがいることも事実である。
同じ人間なのに、いったい何が違うのだろうか。
その答えが、ようやくわかった。それは「死生観」である。死生観とはその言葉の通り、死ぬことと生きることに対しての考え方である。僕を含め先延ばしにしてしまう人たちに共通する考えはおそらく、自分はまだ死なないと思っているのに対し、1日でやりたいことをやりきる人たちの考え方は明日死ぬかもしれないから今日を必死に生きなければならないというものである。この後者の考えをもっていた有名な人は「スティーブジョブズ」である。1日1日を必死に生きていたからこそ、あんなに偉大な功績を残すことができたのだろう。
最近、寝る前に自分自身に問うようにしている。
「今日が人生最後の日だったら悔いのない生き方をしたかい?」と。