「神は死んだ」ってどこかの偉大な哲学者が言っていたけど、その言葉は嘘だと思う。だって、僕の目の前に神様が現れたからだ。神様は僕が想像したとおりの身なりをしていた。80歳くらいの白髪のおじいちゃんで、白くて長いひげを生やして、古臭い杖をもって、頭の上に黄色い輪っかみたいなのが浮かんでいる。そして神様はお決まりの一言を僕に投げかけた。 「お前の望みを一つかなえてやろう」。 本当に望みをかなえてくれるのだろうかという疑問をもつ一方、目の前にいるのはマジの神様で願いを叶えてくれる
職場に会いたくない人がいるから明日職場に行くのが嫌だな 友人の何気ない一言にとても傷ついて、落ち込んでしまう 今日達成しなければならないことがあるけれど、疲れたから明日にしよう できない自分をまわりに悟られなくて、知ったかぶりをしてしまう 挙げればきりがないほどに、僕にとっての悩みの原因となる思考が浮かび上がる。 僕は今まで、こんな考え方をもっとポジティブに変えていこうと必死になっていろんな取り組みをしてきたけど、なかなか凝り固まった自分の思考というものは変えること
薄明りでなんの変哲もない広大な空間の中に青年がぽつんと一人で座っていた。青年の目は光がなく、まるで死んだ魚のような目をしている。その空間には無数の扉が存在していた。その扉はまるで誰一人として同じ指紋を持つ人がいないように、それぞれの形、色、大きさが異なっていた。ハート形をした扉、古びてボロボロで今にも朽ち果てそうな扉、金色に光り輝く扉、花びらで覆われた扉、ブラックホールみたいに漆黒の色をした扉など、扉という言葉でひとくくりにしていいものかと感じるほどに異なっていた。青年はおも
僕の中には二人いる。それぞれを「T君」と「E君」ということにする。 僕は富山県富山市に住むごく普通の学生だ。富山県はいわゆる田舎の県に分類されるのであろう。もちろんディズニーランドやUSJはないし、公共交通機関も十分に発展しておらず、車がなければ行きたいところにもなかなか行くことができない。休日にすることといえば、友達と大型ショッピングセンターであてもなくブラブラすることが楽しみの一つである。 さて、彼らの声がきこえてきた。 T君:田舎なんて何もすることもなくて本当につまら
「死生観」この言葉を僕は最近知った。 「これとこれをやりたかったけど、今日は疲れたからまた明日以降にしよう」昔の僕はこの繰り返しで、結局何もやり遂げられずに何事も中途半端のままで終わっていた。最近ブームのプログラミングを学んでみようと思ってはすぐやめたり、簿記の教科書を買ってもそのまま教科書を本棚に飾ったままにしていたり、とにかく、すぐに先延ばしにしてしまうところがあった。一方で、僕とは正反対に1日を無駄なく過ごし、次々に目標を達成してく人たちがいることも事実である。 同
今の僕はとても幸せだ。肩の力も抜け、自然体で、人と話しても変に緊張することもない。 冒頭で「今の僕」と書いたのは、「昔の僕」は苦しんでいた。とにかく人と会うのが怖かった。なぜなら、友達の些細な言動で傷つくし、人から良く思われたくて自分が無理して相手に合わせて疲れるし、とにかく人と会うと体のエネルギーが吸い取られるように疲れてしまうからだ。家に帰って、一人になると、どっと疲れて、ベッドに倒れこむ日々だった。 いつも陽気な人をみていると、とてもうらやましかった。自分の性格に問
今日の名言「面白きことなき世を面白く、住みたるは心なりけり」高杉晋作
「時間から解放されたい」、そう思っている方は少なくないはずです。 最近、時間を有意義に使い、無駄を省こう的な考え方が浸透しすぎではないでしょうか。その証拠に、時短につがなる商品があふれています。例えば、材料をいれておくだけで料理ができるほったらかし家電、乾燥までしてくれる洗濯機、食後の食器を洗ってくれる食器洗浄機、お掃除ロボット、店舗まで買い物に行かなくても商品を届けてくれるネットショッピングなど時短に関するサービスは挙げればきりがありません。自分もその考え方の影響を受け
突然ですが、以下のような症状で苦しんでいる人はいないでしょうか。 ・目が重い、漠然とした不安感、肩こり、目覚めがすっきりしない、光がまぶしく感じる、イライラする等 私自身、大学に入ってから先に挙げたような症状で約7年間くらい苦しみました。特に苦しんだのが、「目が重い」症状です。一見たいしたことがないような症状ですが、目が重く感じるだけで人生のQOLは大幅に低下します。例えを挙げるときりがないですが、友達と面と向かって話すのがめんどくさい、人と話したくなくなる、パソコンを操
前回は信念の気づき方について解説しましたので、今回は信念を変える方法について解説したいと思います。 ズバリ結論から申しますと、信念を変えるには、理想とする信念を紙に書き出し毎日声に出して読むことです。 これだけでは納得しづらいと思いますので、なぜこの方法で信念が変わるのか解説していきます。 「信念が変われば思考も変わる 思考が変われば言葉も変わる 言葉が変われば行動も変わる 行動が変われば習慣も変わる 習慣が変われば人格も変わる 人格が変われば運命も変わる」(by ガン
同じ出来事に遭遇してもケロッとしている人もいれば、すごく落ち込んで引きづってしまう人もいますが、何故こうも人によって感じ方が変わってくるのでしょうか。 些細なことにくじけずに健康・幸せに生きるにはどうすればいいかを考えていきます。 (心身がどうしようもなく疲れてしまった方には、有効な薬が数多くありますが、薬剤師だからこそできるだけ薬の力には頼りたくありませんので、違う視点から考えていきます。薬の力を借りるのはすごく簡単なことですが、あくまで薬の作用は一時的な物で副作用もあ
今、「転職」という言葉をよく耳にする機会が多くなりました。 今回は私の人生を劇的に変えた「転職」についてお話してみたいと思います。 睡眠、食事、生活習慣、考え方など健康に与える因子は様々ですが、中でも重要なのが、自分の周りの環境です。さらに環境の中でも重要なのが「仕事」です。 なぜなら、私たちは人生の大半を仕事に費やすことになるからです。自分にあわない仕事を嫌々続けていれば、人生なんて楽しくなるはずがなく、健康にも良くないに決まっています。 ここで少し、自分の体験談を
初めまして。トマトと申します。今年32歳になり、薬剤師として働いています。趣味は読書、写真、ドラム、文章を書くこと、図画工作、温泉、映画です。 私は毎日が楽しくて仕方がありません。なぜなら、人生をかけてやりたいこと、成し遂げたいことがあるからです。でも、こんな毎日を楽しいと感じることができたのは、ここ数年前からです。それまでは他人の目を気にして、自分の意見を表に出すことはめったになく、他人に嫌われることを極度に恐れ、職場でも周りに調和することに重点を置いて生きていました。いわ